いよいよ夏本番!
一年でいちばんアツい季節がやってきました。
今年も全国書店にて「角川文庫夏フェア2025」を開催!
スタートから約1か月。おかげさまでたくさんの反響をいただいています。
本記事では、営業から届いた売上速報(集計期間:2025年6月17日~6月29日)をもとに、夏フェア対象作品の「全国売上ランキングベスト5」を発表します!
「角川文庫夏フェア2025」全国売上ランキングベスト5
第1位 宮部みゆき『青瓜不動 三島屋変調百物語九之続』
おちか、ついに母となる。宮部みゆきのライフワーク、待望の第九弾!
洒落た一品をそろえる袋物屋〈三島屋〉の次男坊・富次郎は、いっぷう変わった百物語の聞き手を務めている。「黒白の間」で語られた怪談は、決して外には漏らされない――。初代聞き手のおちかのお産が迫り、てんやわんやの三島屋を、土の匂いをまとった女が訪れた。「うりんぼ様」と呼ばれる不動明王像を連れ込んで語られたのは、行くあてのない女たちの話だった。短編「面影鬼」を特別収録した、宮部みゆき流の人情怪談!
▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322412000816/
▼シリーズ特設サイト
https://kadobun.jp/special/miyabe-miyuki/mishimaya/
第2位 小野不由美『営繕かるかや怪異譚 その参』
建物で起こる怪異を解くため、営繕屋は死者に思いを巡らせる。
怖ろしくも美しい。哀しくも愛おしい――。これぞ怪談文芸の最高峰!シリーズ第3弾。建物にまつわる怪現象を解決するため、営繕屋・尾端は死者に想いを巡らせ、家屋に宿る気持ちを鮮やかに掬いあげる。
恐怖と郷愁を精緻に描いた至極のエンターテインメント。全6編収録。
▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000550/
▼シリーズ特設サイト
https://kadobun.jp/special/ono-fuyumi/karukaya/
第3位 辻村深月『この夏の星を見る』上・下
この物語は、あなたの宝物になる。
亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。
▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
上巻:https://www.kadokawa.co.jp/product/322502000850/
下巻:https://www.kadokawa.co.jp/product/322502000849/
▼作品特設サイト
https://kadobun.jp/special/tsujimura-mizuki/kono-hoshi/
▼映像化情報
映画『この夏の星を見る』2025年7月4日(金)全国公開!
映画公式サイト:https://www.konohoshi-movie.jp/
第4位 早見和真『八月の母』
連綿と続く女たちの「鎖」を描く、著者究極の代表作
八月は、血の匂いがする――。愛媛県伊予市に生まれた越智エリカは、この街から出ていきたいと強く願っていた。男は信用できない。友人や教師でさえも、エリカを前に我を失った。スナックを営む母に囚われ、蟻地獄の中でもがくエリカは、予期せず娘を授かるが……。あの夏、あの団地の一室で何が起きたのか。嫉妬と執着、まやかしの「母性」が生み出した忌まわしい事件。その果てに煌めく一筋の光を描いた「母娘」の物語。
▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322408000654/
▼作品特設サイト
https://kadobun.jp/special/hayami-kazumasa/hachigatsu/
▼試し読み
https://kadobun.jp/trial/hachigatunohaha/eh3ibsm32hc8.html
第5位 原 浩『火喰鳥を、喰う』
全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。
信州で暮らす久喜雄司に起きた二つの出来事。ひとつは久喜家代々の墓石が、何者かによって破壊されたこと。もうひとつは、死者の日記が届いたことだった。久喜家に届けられた日記は、太平洋戦争末期に戦死した雄司の大伯父・久喜貞市の遺品で、そこには異様なほどの生への執着が記されていた。そして日記が届いた日を境に、久喜家の周辺では不可解な出来事が起こり始める。貞市と共に従軍し戦後復員した藤村の家の消失、日記を発見した新聞記者の狂乱、雄司の祖父・保の失踪。さらに日記には、誰も書いた覚えのない文章が出現していた。「ヒクイドリヲクウ ビミナリ」雄司は妻の夕里子とともに超常現象に造詣のある北斗総一郎に頼ることにするが……。 ミステリ&ホラーが見事に融合した新鋭、衝撃のデビュー作。
▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001804/
▼試し読み(全10回)
第1回:https://kadobun.jp/trial/hikuidori/cj1jsz84b3sw.html
一覧ページ:https://kadobun.jp/trial/hikuidori/
▼映像化情報
映画『火喰鳥を、喰う』2025年10月3日(金)全国公開!
映画公式サイト:https://gaga.ne.jp/hikuidori/
「角川文庫夏フェア2025」ラインナップ一覧
みなさん、夏フェアの売り場はもうご覧いただけましたか?
お店によって並べ方も飾りつけもさまざまで、見ているだけでわくわくしますよね。
本記事では売れ筋作品をピックアップしてご紹介しましたが、夏フェア対象作品は約90点。7月下旬には、追加ラインナップの出荷がスタート&新刊も登場します!
▼夏フェアラインナップ一覧
https://note.com/kadobun_note/n/n1b91c75c9d8f
▼追加ラインナップ
https://note.com/kadobun_note/n/na5abfe45fc23
▼角川文庫2025年7月の新刊
https://kadobun.jp/news/entry-121268.html
ひとたび書店に足を運べば、そこには無数の出会いが待っています。
この夏、あなたが唯一無二の一冊と出会えますように!
「角川文庫夏フェア2025」特設サイト
▼「角川文庫夏フェア2025」の特設サイトはこちら
https://kadobun.jp/special/natsu-fair/