『ドミノin上海』の発売を記念して、「小説 野性時代 3月号」では恩田陸さんを総力特集! 今回は、その中でも初公開となる「デビュー前夜 創作ノート」の一部を、カドブンで特別に公開いたします。
高校時代には毎日のようにノートをつけていたという恩田さん。その中には後の創作につながるきらめきも窺えます。
>>創作ノート①『六番目の小夜子』『ロミオとロミオは永遠に』
>>②「シャシリックの作り方」「学苑祭」
『piano』
高校生の頃はもうピアノを習っていなかったので、どんどん下手になるのを実感していた。ピアノに対して何か忸怩たる思いがあったらしい。
『書きかけのノート』
とにかく何か書く、というのが子供の頃から癖になっていて、白いノートやスケッチブックが大好きだった。ぎっしりノートを持っていて、それぞれがみんな書きかけ。小説っぽいものも書いていたけれど、みんな最初の数ページしかなくて、ほとんどが空白のままだったのだが。
▶創作ノートの続きほか、演出家の上田誠さん(ヨーロッパ企画)との創作者対談、新刊『ドミノin上海』の舞台裏、恩田陸を創ってきたもの20など、盛りだくさんの特集は 「小説 野性時代3月号」本誌でお楽しみください。