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連載

カドブン meets 本が好き! vol.61

問題児だらけの探偵社がおくる、都市伝説×アクション×ホラー!── 『唐木田探偵社の物理的対応』レビュー【本が好き!×カドブン】

カドブン meets 本が好き!

『唐木田探偵社の物理的対応』レビュー【本が好き!×カドブン】

書評でつながる読書コミュニティサイト「本が好き!」(https://www.honzuki.jp/)に寄せられた、対象のKADOKAWA作品のレビューの中から、毎月のベストレビューを発表します!
今回のベストレビューは、けんたさんの『唐木田探偵社の物理的対応』に決まりました。ありがとうございました。



映像化希望! こういう本に出合えるから読書はやめられない! ドキドキしながらも先が気になる上に、実生活でも頭から離れなくなる神本です

レビュアー:けんたさん

今までにこの手の作品を呼んだ経験がなかったのですが、献本していただき読んでみると衝撃の連発でした。

結論から言って☆5の超おすすめ本です!
ただし、想像力が豊かでホラーが苦手な方はお控えください。


お気に入りの文章2選

「もし本当に怪異が現れたらどうしよう」
答えは簡単。殴ればいいの。思い切り。

物語は茶褐色の偽の月が突然見えるようになった主人公が、
いろいろと調べていくうちにたどり着いた1つの都市伝説(怪異)から始まります。

怪異とは日本人なら誰でも知っている『トイレのはな子さん』的な都市伝説です。
この物語はその怪異が現実に襲いいかかって来るのを退治していくお話です。

アニメなどでは結解や呪文、特殊な武器で退治することが多いですが、
この物語では素手や銃剣などの物理攻撃で退治をします。

このあたりが、よくある話のようで全然違う内容で面白かったです!

「生き残るための最大のこつは『自分は死なない』と思いこむことだ」

死を覚悟するってかっこいい言葉のように聞こえますが、なんとなくしっくりこない自分がいました。
作品の中に出てくるこの言葉を読んで、死ぬ間際まで生きることを諦めなければ結果として死んでしまっても後悔することがないと感じました。

仕事柄、死と向き合っていますが、忘れないように心に刻んでおきたい言葉になりました。


実体を持った都市伝説(怪異)が人々を襲い、年間何百人が命を落とす。
その対処法が物理的攻撃…。
そんな突拍子もない設定なのに緻密な描写のおかげでイメージを持って読み進めることができます。

個人的にアニメなどの映像でも見てみたい作品です。
まだ読んだことのない方は、ぜひ手に取ってみてください。

ただし、最初にも書いた通り想像力が豊かでホラー系が苦手な方にはおすすめしません。
間違いなく夜眠れなくなります(笑)

▼けんたさんのページ【本が好き!】
https://www.honzuki.jp/user/homepage/no15832/index.html

書誌情報



唐木田探偵社の物理的対応
著者 似鳥 鶏
発売日:2023年10月20日

問題児だらけの探偵社がおくる、都市伝説×アクション×ホラー!

都市伝説が実体を持ち、人に危害を加えるようになった”新種の怪異”。
その存在は政府によって極秘として取り扱われ、“偽の月”を見ることができるごく一部の人間たちだけが認知できる。
国内の被害者が急速に増加する中、怪異に立ち向かう方法はたったひとつ――物理攻撃だった。

怪異駆除の専門業者・唐木田探偵社新入社員の〈ネズミ〉は、入社早々、同僚たちからあらゆる戦闘方法を叩き込まれ、実戦に駆り出される。
最前線の戦闘班は10年生存率25%といわれ、生き残っている現メンバーたちも、特殊な事情を抱えた問題児だらけだった。
ルール無用に襲いくる怪異に命からがら立ち向かううち、同僚たちとの間にも不思議な絆が芽生えるが、依然として怪異の被害者は指数関数的に増えるばかり。
果たしてネズミたち探偵社の面々は、怪異急増の原因を突き止められるのか――。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322304000762/
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