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【11月14日(金)全国公開】この人生は、本当は君のものだから――映画『君の顔では泣けない』ティザービジュアル&特報映像解禁!

芳根京子×髙橋海人 初共演!
15歳から30歳。15年に及ぶ 新たな“男女入れ替わり”を描いた映画『君の顔では泣けない』の公開日が2025年11月14日(金)に決定!
あわせてティザービジュアルと特報映像が解禁された。

入れ替わったまま歩んできた、ふたりの15年が切なく紡がれる――映画『君の顔では泣けない』ティザービジュアル&特報映像解禁!

2021年9月に発売され、瞬く間に話題となった君嶋彼方によるデビュー作『君の顔では泣けない』。第12回「小説 野性時代 新人賞」を受賞し、発売前に重版が決定するなど、大きな注目を集めた。

物語の始まりは、高校1年生の夏。プールに一緒に落ちたことがきっかけで、心と体が入れ替わってしまった坂平陸(さかひら・りく)と水村まなみ。これは何かの間違い、と元に戻ることを信じその方法を模索し奔走する。しかし、誰にも言えない秘密を抱えた陸とまなみは、15年経っても元には戻らなかった。人生の転機を入れ替わったまま経験していくふたり。しかし30歳の夏、まなみは「元に戻る方法がわかったかも」と陸に告げる。

主演には、『累ーかさねー』(19)、『散り椿』(19)で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、トレンドを席巻し大きな話題となったドラマ「波うららかに、めおと日和」(CX)でも主演を務め、数々の作品で芯のある演技を見せてきた芳根京子。入れ替わったことをなかなか受け入れられないまま馴染めず、不器用でありながらも誠実に生きようとする主人公・坂平陸を、揺れ動く衝動と痛みをもって演じ切った。

そして、陸と入れ替わってしまう水村まなみ役には、ドラマ「だが、情熱はある」(NTV)のほか数々の作品で注目を浴び、現在放送中のドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」(TBS)でも主演を務めるほか、10月公開の映画『おーい、応為』では自身初の時代劇に出演するなど、アーティストとしてだけでなく俳優としても進化を続ける髙橋海人。心に【まなみ=女性】である本音を隠し、うまく【陸=男性】として気丈にふるまう難しい役どころを、柔らかな眼差しと感情で体現した。

監督は『決戦は日曜日』(22)の坂下雄一郎。リアルとフィクションの境を繊細に編み、入れ替わったまま大人になっていくふたりの時間を切なく、そして瑞々しく描き出している。

ティザービジュアル



特報映像

この度、初の本編映像となる特報が到着。

▼特報映像はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=dw1YRxxD4PY

映像では、入れ替わった陸とまなみが元に戻れないまま、お互いの人生を歩む様子が印象的なスチールと共に描き出される。進学、初恋、就職、結婚、出産、そして親との別れ――。15歳から30歳までのかけがえのない15年間がエモーショナルに紡がれる。芳根演じる陸が「入れ替わったのが水村でよかった」と声をこぼすと、髙橋演じるまなみも「私もいま同じこと言おうと思ってた」と和やかに答える。

映像は、「私の顔で情けなく泣かないでくれる?」 というまなみの言葉から、溢れる涙を必死に堪えようとする陸の表情に『君の顔では泣けない』というタイトルが合わさる印象的なカットで締められる。

“この人生は、本当は君のものだから――”。

互いの人生を15年にわたって歩んできた時間や葛藤がにじむ、切なすぎる特報映像が解禁となった。

新キャストよりコメントが到着!



さらに、ふたりの15歳を演じたキャストもあわせて解禁。

陸役を演じたのは、2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションを受け、審査員特別賞を受賞し芸能界デビューとなり、「とりあえずカンパイしませんか?」(TX)でドラマ出演を果たし、フレッシュな魅力でこれからの活躍に期待が高まる、西川愛莉
西川は、本作の出演について「オーディションの結果を聞いた時は、とても嬉しかったと同時に、陸とちゃんと向き合っていけるのか、不安もありました。この映画が観てくださる皆さんにどのように届くのか、期待と緊張で一杯ですが、先が見えない不安の中、もがいて悩んで、お互いに支え合いながら成長していく2人を劇場で見守っていただけたら嬉しいです」とコメント。

そして、まなみ役を演じたのは、スターダストプロモーション所属の新人&若手俳優集団・恵比寿学園男子部”EBiDAN”の研究生である「EBiDAN NEXT NAGOYA」のメンバーとして活動し、「D&D〜医者と刑事の捜査線〜」第3話(TX)でドラマ初出演を果たした武市尚士
武市は撮影時を振り返り、「俳優として初めての現場で、緊張でドキドキが止まらなかった僕に、監督やスタッフのみなさん、そして共演者の方々がたくさんのことを教えてくださったおかげで、最後まで演じ切ることができました」と語った。西川も武市も、本作が初の映画出演となる。

ふたりが瑞々しく息を吹き込んだ高校生時代の陸とまなみにも目が離せない。

これまで辿ってきた時間、出来事、“自分”を作ってきた大切なものもすべて、入れ替わってしまったまま生きる陸とまなみ。嬉しいことも悲しいこともあった15年。でも“僕”が生きるこの人生は、本当は“君”の人生だったから、「君の顔では泣けない」――

新キャストコメント全文

西川愛莉:坂平 陸(さかひら・りく)役
※入れ替わった後の役名になります

オーディションの結果を聞いた時は、とても嬉しかったと同時に、陸とちゃんと向き合っていけるのか、不安もありました。
突然体が入れ替わり、帰る家も、話せる友達も、見える景色もすべて変わってしまった2人。
「自分のやりたいことって何だろう」「そもそも自分って誰なんだろう」
誰にも相談できない秘密を抱えながらも、「元に戻れる」という希望を信じ、進み続ける2人。
脚本や原作を読む中で、陸の悩みや葛藤、悲しみや孤独と沢山向き合っていきました。
ファンタジーな世界観でありながら、繊細で丁寧な、そして陸とまなみに寄り添ったお話です。
この映画が観てくださる皆さんにどのように届くのか、期待と緊張で一杯ですが、
先が見えない不安の中、もがいて悩んで、お互いに支え合いながら成長していく2人を劇場で見守っていただけたら嬉しいです。

<プロフィール>
2009年12月9日生まれ、大阪府出身。
2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションを受け、審査員特別賞を受賞し芸能界デビュー。
「とりあえずカンパイしませんか?」(23)でドラマ出演を果たし、その後もNHK夜ドラ「ユーミンストーリーズ」の「春よ、来い」(24)や、「おいち不思議がたり」(24)、「ゴールドサンセット」(25)へ出演。5月に公開されたユイカのMV「好きだから。(Re-Recording)」にも出演しており、フレッシュな魅力で、これからの活躍に期待が高まる女優である。

武市尚士:水村まなみ(みずむら・まなみ)役
※入れ替わった後の役名になります

水村まなみの高校生時代を演じました、武市尚士です。
小説を読んだ時から、さまざまな解釈ができて終わりのないこの物語に、引き込まれていました。そして、自分がこの作品でまなみを演じさせていただくことが決まってからクランクアップまでの間、何度も何度も脚本読み返す中で、読むたびに新たな気づきがあり、より深く考えながら演じました。
俳優として初めての現場で、緊張でドキドキが止まらなかった僕に、監督やスタッフのみなさん、そして共演者の方々がたくさんのことを教えてくださったおかげで、最後まで演じ切ることができました。いきなり始まった新しい生き方を、まなみなりに向き合い生きる姿勢に、僕自身がたくさん勇気をもらいました。
自分の人生の尊さと大切さをあらためて感じられる作品です! ぜひ、劇場でご覧ください。

<プロフィール>
2010年3月8日生まれ、愛知県出身。
スターダストプロモーション所属の新人&若手俳優集団・恵比寿学園男子部”EBiDAN”の研究生である「EBiDAN NEXT NAGOYA」のメンバーとして、CBCラジオ「酒井直斗のラジノート」やテレビ東京「DAN! DAN! EBiDAN」に出演するなど、精力的に活動中。2024年、「D&D〜医者と刑事の捜査線〜」第3話にてドラマ初出演を果たす。本作が映画初出演となり、これからの活躍が楽しみな俳優の一人である。

映画情報

映画『君の顔では泣けない』
2025年11月14日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー

芳根京子 髙橋海人
西川愛莉 武市尚士
原作:君嶋彼方『君の顔では泣けない』(角川文庫/KADOKAWA 刊)
監督・脚本:坂下雄一郎 音楽:Inyoung Park
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会
©2025「君の顔では泣けない」製作委員会
公式サイト:https://happinet-phantom.com/kiminake/
公式X(旧Twitter)/公式Instagram:@kiminake_movie   #きみなけ

書誌情報



書 名:『君の顔では泣けない』
著 者:君嶋 彼方
発売日:2024年06月13日

高校1年生の坂平陸は、ある日突然クラスメイトの水村まなみと体が入れ替わってしまう。どうやら一緒にプールに落ちたことがきっかけのようだ。突然のことに驚き、戸惑いながらも入れ替わったことはお互いだけの秘密にしようと決めた2人。しかし意外やそつなく坂平陸として立ち振る舞うまなみに対し、陸はうまく水村まなみとして振る舞えず、落ち込む日々が続く。まなみの家族との距離感、今まで話したこともなかったまなみの友達との会話、部活の顧問からのセクハラ……15年間、男子として生きてきた自分が、他人の人生を背負い女性として生きること。いつか元に戻れる日を諦めきれないまま、それでも陸は高校を卒業し上京、そして結婚、出産と、水村まなみとしての人生を歩んでいくことになる――入れ替わった後の15年を圧倒的なリアリティで描く、第12回小説野性時代新人賞受賞作!!

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322312000898/
著者特設サイト:https://kadobun.jp/special/kimijima-kanata/


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