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試し読み

「だから、死んでほしいと思ったの?」水谷君にそう訊かれた川上さんは――『僕の神さま』 発売記念特別試し読み! 第二話「夏の『自由』研究」⑥

今、最も注目される作家・芦沢央さんの新作『僕の神さま』は驚きと切なさが共存する、新境地ミステリー!
何でも謎を解決してしまう「神さま」のような小学生探偵・水谷くんと僕は、図工の時間に起きた事件をきっかけに、クラスメイトの川上さんから相談を受けますが、二人がとったある行動が、思いがけぬ結果を引き起こしてしまうことに……。
一話目とはまったく違う展開、そして予想もつかないラストには驚くこと間違いなし。
一話目をすでに読まれた方も、一話目をこれから読まれる方も、是非この二話目で、その驚きを体験してみてください。

 ◆ ◆ ◆

>>夏の『自由』研究・第1回から読む
>>前回はこちら

 え、という声が喉の奥で詰まった。
 水谷くんは、何を言っているんだろう。
 死ぬ? 誰が?
 だが、川上さんは訊き返さなかった。何の話、とも、そんなこと思うわけがない、とも言わない。
「最初から引っかかってはいたんだ」
 水谷くんが続けた。
「川上さんは、父親のパチンコ通いをやめさせたいと言ったとき、何となく店を出禁にさせる方向に話を誘導したがっているように見えた。直前に他の店を出禁になった話をして、『とにかく、お店に入ったら終わり』だと強調する──そのときは、単に過去にそういうことがあったから、同じ方法で上手くいくと思っているだけなのかもしれないと思ったけど、あの後インターネットで調べたら、この辺りにはもう一軒パチンコ屋があることがわかった。それでもまだ、可能性はいくつかあるとは思っていたけど」
「可能性?」
 僕が訊き返すと、水谷くんは僕を見た。けれどすぐに、また川上さんに向き直り、開いた手の親指を折る。
「一つ目は、もし父親がもう一軒の店に通い始めたら、そこも出禁にさせようとしているという可能性。でも、これはあまりにもリスクが高い。一度目は計画が上手くいったとしても、二度目はかなり警戒されるはずだからだ」
 水谷くんは人さし指も折った。
「二つ目は、川上さんがもう一軒のパチンコ屋の存在を知らなかったという可能性。でも、これは川上さんがこの外階段を最近までは使っていたという話から考えにくい。あのパチンコ屋は看板が古びていたし、最近新しくできた店という感じじゃなかった」
 そして三つ目、と水谷くんが中指を倒す。
「もしかしたら、このパチンコ屋までの道は目が悪い人には歩きづらいところなんじゃないかと考えたんだ。細かい段差が多いとか、信号のない横断歩道があって見通しも悪いとか、地図上ではわからない何かがあるかもしれない──でも、さっき実際に歩いてみて、特に他の道と違うところは見つからなかった」
 僕は唾を飲み込む。
 ──まさか、さっき水谷くんがそんなことを確認しながら歩いていたなんて。
「だったら、きっと川上さんのお父さんは通うようになってしまう。そして、川上さんもそれは予想できたはずだ」
 水谷くんは、折り込んでいた指をそっと開いた。
 息を吸い直し、だとすれば、と続ける。
「むしろ川上さんの狙いは、あの店を出禁にさせることじゃなくて、あの店に通えなくさせることで、もう一軒のパチンコ屋に通わせることの方にこそあったんじゃないか」
 ──もう一軒のパチンコ屋に通わせることの方にこそあった?
「もう一軒のパチンコ屋に行くためには、この外階段を使った方が格段に早い。たしかにドアの建てつけは悪いかもしれないけれど、一階の玄関から出ればこの炎天下かなり回り道をしなければならないことを考えれば外階段を選ぶだろう。──そして、外階段を使うなら、目が悪い父親は、この手すりをつかむことになる」
 水谷くんが言いながら、上から二段目の辺りの手すりを振り向いた。
 つられて僕も視線を向ける。
 一瞬、この手すりが何だというのか、と思いかけて、あれ、と引っかかった。
 ──何かがおかしい。
 僕は階段を二段上がる。
 手すりに布のようなものが巻かれている──いや、違う、これは布に描かれた手すりの絵だ。
 水谷くんが、手すりに向かって一歩踏み出した。川上さんが水谷くんを引き留めようとするように腕を伸ばす。
 けれど水谷くんは構わず、布を剥がした。
 手すりの錆や傷、影までが丹念に描き込まれた布──その下の手すりは、布ガムテープで固定されている。
「これなら、目を向けずに視界の端で見ていたら気づかないかもしれない。しかも、川上さんのお父さんは、お酒を飲んでいることが多くて目が悪い」
 視界が暗く狭くなっていく。
 もし、川上さんのお父さんが、この布に描かれた手すりを本当の手すりだと思ってつかんでしまったら──
「この高さから落ちて、しかも酔っ払っているとなれば、怪我では済まないかもしれない。下には割れた植木鉢やブロック塀があるし、当たりどころが悪ければ助からない」
 僕は、強張った首を動かして階段の脇を見下ろした。
 そこには、さっき、階段の下にいたときに見たのと同じ光景が広がっている。
「……まさか」
 絞り出した声がかすれた。
「ちょっと水谷くん」
 わざと笑いを混ぜて言うと、頬がほんの少し緩む。
「さすがにそれは考えすぎだよ。これはきっとちょっとしたいたずらで……」
「いたずら?」
「いや、たぶんお父さんも手すりのことは知ってるんだよ。危ないから使わないようにしていて、だけどこのままだと見た目が悪いから、絵が上手い川上さんに頼んで……」
「さっき、川上さんは二階の窓から外を見られまいとしていた」
 水谷くんは、僕の言葉を遮った。
「窓の外の話をしているのにカーテンを閉め、窓から離れて会話を打ち切った。そもそも、家の中の空気を少しでも涼しくするには、ただ扇風機をつけるだけじゃなくてまず窓を開ける方が自然だ。それで思ったんだ、窓の外に何か見られたくないものがあるんじゃないかって。もしお父さんに頼まれてしたことなら……」
「父親は知らないよ」
 水谷くんの言葉を止めたのは、川上さんだった。
 僕は強張った首を川上さんの方へ回す。
 川上さんは、細く長くため息をついた。
「水谷くんって、本当に何でもわかっちゃうんだね」
 川上さんの言葉が、何を意味するのかすぐには理解できない。
 何でもわかっちゃう──それはつまり、水谷くんの言ったことが本当だということなのか。
 ぐらり、と地面が傾くのを感じた。慌てて手すりとは反対側の壁に手をついたけれど、川上さんも水谷くんも動いていない。
 ふいに、リニアモーターカーを作るためにまた集まろうと言ったときに、『これが、終わったら』と噛みしめるように言った川上さんの顔が浮かんだ。
 そしてさっき、家から帰ろうとしたとき、僕たちに向かって『本当にありがとう』と口にしたときの、どこか力ない笑み。
 そう言えば、川上さんに名前を呼ばれるのはあのときが初めてだったのだ、となぜか今、そんなことに気づく。
「でも……」
 それでも僕は、往生際悪く口を開いた。
「いくらパチンコ通いがやめられないからって、それだけで殺そうとするなんて……」
「それだけじゃないよ」
 水谷くんが短く遮り、川上さんを見た。まるで、続きを話してもいいかと確認するように。
 川上さんは、何も言わなかった。けれど、水谷くんを止めるわけでもない。
 水谷くんは、それでも少し迷うようにしてから、続けた。
「川上さんは、父親から暴力を受けているんじゃないか」
 ボウリョク、という響きが漢字に上手く変換されない。
 それなのに肌が粟立って、それを自覚したことで、ようやく、暴力、という言葉が浮かんだ。
「最初に気になったのは、図工の授業中に谷野さんに水をかけられたときに、川上さんが痛みをこらえるような顔をしていたらしいっていうことだ」
 さっきからずっと川上さんから視線を外していなかった水谷くんは、いつのまにか目を伏せていた。
「姉に訊いたら、生理というのはお腹が痛かったり腰が重かったりはするけれど、水をかけられてしみるようなものではないと言っていた。もし、しみるとしたら──それは、別の怪我なんじゃないかと」
 ──別の怪我。
 それが、具体的にどういう怪我なのかはわからなかった。だけど、生理の血が漏れてしまっていると勘違いされるくらいの血が服についていたということは、かなり大きな怪我だということになりはしないか。
「それに川上さんはプールの授業を休んでいる。生理不順という可能性もあるだろうけど、それにしても一回も参加していないのは不自然だ。単にかなづちだからズル休みしているのか──それとも、水着姿になりたくないのか」
 脳裏に、あの日、川上さんが着ていた五分袖の黒いカーディガンが浮かぶ。
 こんなに暑いのに、思い返してみれば、僕は川上さんが二の腕より上を出しているところを見たことがない──
「あの血は生理のだよ」
 川上さんは平坦なトーンで言った。
「だけど、しみたのは、そのお姉さんの言う通り、別の怪我」
 そこまで言うと、けだるそうに髪をき上げる。
「変な想像されたら嫌だから言っておくけど、ただガラスの破片の上に転んで切っただけだからね」
 その言葉に、僕はびくりとする。
「ガラスの破片って……」
「あの人、まずは物に当たるんだよ。椅子を蹴り飛ばしたり、お酒の瓶を投げたり。で、それで余計にカッとなって、次は私」
 頭がぐらぐらして、言葉の意味が上手く考えられなかった。次は私──
 さっき、『一人でいるなんて、危ないよ』と言った僕に、川上さんは『よくあることだし』と答え、『カップラーメンとかたくさんあるから』と言った。
 一人で留守番をすることがよくあって、自分でも作れる食べものがあるという意味かと思っていた。
 だけど──あれは、全然違う意味だったのではないか。
 いい席が取れなかったというだけで店員を殴ったという、川上さんのお父さん。
『いつお父さんが帰ってこられるのかもわからないのに』
『どうせすぐに帰ってくるよ』
 なぜ、川上さんは警察に連れて行かれたお父さんがすぐに帰ってくると考えたのか。それは──過去にも同じようなことがあったからではないか。
 そして、夏休みはまだ始まったばかりで、これから一カ月以上続く。
 僕にとっては楽しみなそれは、川上さんにとっては給食がない日が続いてしまうということだったんじゃないか。
「手すりが壊れたのは最近?」
 水谷くんが、ほとんど穏やかとさえ言えるような声音で尋ねた。
 うん、という答えが川上さんから返ってくる。
「たぶん、こないだの台風のとき」
 台風──あのプールの日の前日。
「何かが飛んできて当たったのか、手すりが折れてグラグラになっていたの。とりあえず家にあったガムテープで留めてみたけど、こんなんじゃ体重をかけたら倒れるに決まってるって思って……それで、気づいたの。これは使えるんじゃないかって」
 川上さんの声がくぐもって聞こえる。
「最初は画用紙に水彩絵の具で描いてみたんだ。でも、どうしても質感が上手く表現できなくて、家にあった昔お母さんが使ってた油絵の具でやってみたら思った感じの質感が出て」
 お母さん──僕は気づいてしまう。
 川上さんが、一度も父親のことをお父さんとは呼ばなかったことに。
「元々はね、お母さんが絵を描く人だったの」
 川上さんの声の輪郭が、ほんのわずかに和らいだ。
「すごく上手で、私、お母さんの絵が大好きだった」
 水谷くんの手にぶら下がったままの手すりの絵を眺める。
「私がつらいことがあったときに絵を描くと、お母さんはその絵を読むみたいにじっくり見て、別の絵を描いてくれるの。大丈夫だよ、とか、言葉で言われるわけじゃないけど、お母さんの絵がそう言ってくれているのがわかった。絵の交換日記みたいって言ったら、そうだね、って笑って……」
 語尾がかすれ、そのまま口が閉ざされた。
 僕は鼻の奥に鋭い痛みを感じて、唇を噛みしめる。ここで、僕なんかが泣いちゃいけない。
「……大人に相談できないかな」
 僕の声はみっともなく震えていた。
「だって、それって虐待だよね。児童相談所に通報して……」
「無駄だよ」
 川上さんの目は、虚ろに宙を映している。
「少しの間は保護されるかもしれないけど、いつかは連れ戻される。絶対に、あの人は私を逃がさない。それで捕まえたら、引っ越すの。その児童相談所の管轄の外に」
 僕は、何も言えなかった。
 反論できる言葉なんて、何一つ持っていない。だってそもそも、どうして連れ戻されたりしてしまうのかもわからないんだから。
 周りも虐待があることがわかっていて、せっかく逃げられたというのに、何でまた連れ戻されるようなことになってしまうのか。
 だけど──そう言えば、たしかに川上さんは去年の二学期に転校してきたのだった。
 僕は、力いっぱい拳を握りしめた。
 爪が手のひらに食い込んで、痛みを感じても、なお。
 ──でも、こんな痛みなんかじゃないんだ。
 こんな、我慢できるような痛みなんかじゃない。自分がいつでも取り除けるような痛みなんかじゃない。
 川上さんを助けたい、と思った。
 また、水谷くんの家で笑ってくれたときみたいに笑ってほしい。あのときだけじゃなくて、もっとずっと──だけど、どうすれば、川上さんを助けることができるのか。
 お母さんに、という言葉が浮かんだ。
 お母さんに、どうすればいいか聞いてみる。
 また水谷くんのパソコンで調べてみる。
 思いついた考えを口にすることはできなかった。
 こんな言葉じゃ、きっと川上さんには届かない。
 誰から何を言われても、透明なシャッターを上げることがなかった川上さんが、初めて頼ってくれたのに。
 そこまで考えて、ふいに僕は不思議になる。
 どうして川上さんは、僕たちを──水谷くんを巻き込もうとしたんだろう。
 水谷くんなら、お父さんを出禁にする方法を思いついてくれそうだったから?
 でも、川上さんの狙いがその先の、お父さんを殺すことにあったのなら、わざと出禁にさせたことなんて絶対に誰にも知られちゃいけなかったはずだ。
 それで本当に川上さんのお父さんが死んでしまっていたとしたら、水谷くんみたいに頭が良くない僕でさえ、何かに気づいてしまっていたかもしれない。
 なのに、なぜ──
「写真を使おう」
 水谷くんの声で我に返った。
 顔を上げると、川上さんが怪訝そうに「写真?」と訊き返す。
 うん、と水谷くんはうなずいた。
「手すりの写真を撮って、それを実物大に調整して印刷するんだ。それで、またこうやって同じように貼れば、きっとそれでも騙せる」
 水谷くんは、何を言っているんだろう。
 それじゃあ、川上さんがやろうとしたことと変わらない。
「カメラもパソコンもプリンタも自由に使えるから、今家からカメラを持ってくれば今日中には用意できるよ」
 水谷くんは川上さんを真っ直ぐに見つめていた。
 磁石ゴトならお店の人に迷惑をかけなくて済むかもしれないと言ったときと変わらない、冷静に計画を検討しているような表情で。
「……殺しちゃダメだって言うんじゃないの」
 川上さんは、怯えたような目をしていた。
 声が微かにかすれている。
 その、信じられないものを見たような表情に、僕は、もしかして、と思った。
 川上さんは、水谷くんに止めてほしかったんじゃないか。だからこそ、わざと水谷くんを巻き込もうとしたんじゃないか。
 何でもわかっちゃう水谷くんなら、本当の狙いにも気づいてくれるかもしれない。気づいたら、止めてくれるかもしれない。
「殺していいよ」
 けれど、水谷くんはそう続けた。
「そんなやつは死んじゃえばいい」
 川上さんの目が見開かれていく。
 その視線がさまようように宙を動く。
 水谷くんの言葉の意味を、探すように。
「何言ってるの、水谷くん」
 僕はたまらず口を開いていた。
 怖かった。
 もし、このまま、またみんなで写真を撮って計画を実行しようという話になったりしたら。
 パチンコ屋を出禁にするためにゴトの仕掛けを作るのと、お父さんを殺すための罠を作るのでは、話が全然違う。
 なのに、水谷くんはそんな違いなどどこにもないような顔をしている。
 止めなければ、と思った。そんなこと、しちゃいけない。
「落ち着いてよ」
 水谷くんは落ち着いているとわかっているのに、そんな言葉を吐いていた。
「きっと他に方法があるはずだよ。まずは大人に相談した方が……」
「でも、これを使うのはダメだ」
 水谷くんが、僕の言葉を遮るように続ける。
 ハッと、川上さんが顔を上げた。
「こんなことに絵を使ったら、きっともう川上さんは絵が描けなくなる」
 川上さんの視線が、水谷くんが手にしている手すりの絵へと下りていく。
 次の瞬間だった。
 川上さんの顔が、大きく歪んだ。
 見えない力で握りつぶされたように、唇がわななき、目がきつくつむられる。
 川上さんが食いしばった歯の間から、小さな嗚咽が漏れた。けれど、それを飲み込もうとするように、川上さんが唇を噛みしめる。
 水谷くんは動かなかった。
 ただ、川上さんの絵を手にしたまま、川上さんを見ている。
 僕も動けなかった。本当は、近づきたかった。何も言えなくても、ただ、川上さんの名前を呼びたかった。
 でも、今、そんな資格は僕にはない。
 僕は、水谷くんの手の中で、風に揺らめいている川上さんの絵を見た。きっと、何日も何日もかけて、何度も描き直して、描き上げたのだろう、手すりの絵。
 その裏には、あの日のマグネットシートが貼られていた。

(この続きは本書でお楽しみください)



芦沢央『僕の神さま』詳細はこちら(KADOKAWAオフィシャルページ)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000165/

本作の発売を記念して、「芦沢央リモート読書会」の開催が決定いたしました。

オンラインイベントでは、芦沢さんが、過去作から本作に至るまでの裏話を語ってくださいます。
また、8月31日までの期間限定でサイン本付きのチケットもご用意!
詳しくはこちらご確認ください。
https://kadobun.jp/news/press-release/ct67dd4wgbcc.html


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