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連載

育休刑事シリーズ 世界最大の「不可能」 vol.5

事件解決のたびに赤ちゃんがレベルアップ!? 似鳥鶏『育休刑事』シリーズ最新短篇「世界最大の「不可能」」短期集中連載最終回

育休刑事シリーズ 世界最大の「不可能」

育児と仕事の両立に悩むすべての人へ。
2023年4月からドラマ放送も決定している『育休刑事』シリーズの最新短篇を短期集中連載! 全5話で短篇が丸ごと読める!

似鳥鶏『育休刑事』シリーズ
「世界最大の「不可能」」最終回

       5

 別に名探偵になりたいわけではないから、事件が解決しさえすれば捜査対象者に会いたいとは思わないし、まして「皆を集めてさてと言い」みたいなことをしたいとも思わない。警察官には不要な儀式だ。だが係長は「俺の功績」をしっかりアピールしておくために来い、と言ったし、姉は大学の方を休講にしてまで来たがったし、驚いたことに茶木刑事が「我々だけで詰めるとまた何か対応できない抗弁をしてくるかもしれない」と頼んできたのである。阿出川宅へは行かざるを得なかった。
 だが、茶木刑事と並んで阿出川宅のソファに座り、ローテーブルを挟んで阿出川香里と向かいあう俺は、まるで捜査の主役のようだった。俺は育休中で、トリックに気付いたのも姉なのだが。
「……簞笥にありました。この服で間違いありませんね」
 衣装簞笥を捜索する、という性質上、配慮したのだろう。青枝という名前だったらしい茶ネクタイ刑事に伴われ、女性の刑事がベビー服を一式持ってきた。水色基調のオーバーオールと白の靴下。某有名ベビー用品量販チェーン店で売っている安価な商品で、どこの家でも一着は買っていそうなものだ。女性の刑事がそれをローテーブルの上に広げ、青枝刑事と並んでソファの阿出川を見下ろす。
「この量販チェーン店で買ってきたとみられるベビー服は他にも四セット出てきましたが、服、それもアウターのみでした。この量販チェーン店ではインナーから部屋着、おもちゃ、哺乳瓶からタオル類等、あらゆるベビー用品を扱っていますが、アウター以外の商品は一つもなく、他はすべて別のブランドのものです」
 茶ネクタイの青枝刑事が言い、青ネクタイの茶木刑事が頷く。まことにややこしい。
「……なぜ服だけ、それもアウターの数着だけ価格帯の違う量販チェーン店のものだったのでしょうか。育児中なら誰もがお世話になるチェーン店……だそうですね」
 これは俺が教えた。こんな常識中の常識まで「専門家の意見」的な情報として取り扱われていることに驚くが、思い出してみると俺だって、蓮くんが生まれるまではよく知らなかった。
「ここの服があったこと自体は不自然ではない。ですが、これしかなかったことが決定的に不自然なんだそうで」茶木刑事は他人から聞いたことを自分の知識として話すのがどうしてもできないらしく、律儀にこちらを見た。「なぜ他のものは一切買っていないのですか? こちらの秋月刑事いわく、育児をするのにあの量販チェーン店に頼らない、というのがそもそも珍しいことらしいですが?」
 抱っこした蓮くんに夢中な姉とそもそも事件に興味のない蓮くんを除き、その場の全員が阿出川を見ている。視線を集めた阿出川は茶木刑事と青枝刑事、それに名前を知らない女性刑事の視線を受けても、黙ったままだった。赤ちゃんを抱いているからか手も震えていない。だが視線は細かくちらちらと揺れていた。強く動揺している人間の反応だ。突然、想定していなかった事態に直面し、頭の中は混乱して大騒ぎしているが、体は全く動かない。そういう時の表情だ。
 これは落ちるな、という予感がある。南署の三人も分かっているようで、じっと阿出川を観察している。
「それと、この人にも連絡が取れました」茶木刑事が顔写真を表示したタブレットをローテーブルに置く。「中岡泰樹さん。二十歳。学生で、ご本人は未婚ですが」
 向かいあう阿出川香里が画面を見るのを待たず、茶木刑事はタブレットに触れて次の画像を表示させる。「……彼は現在、この子の世話をしています。まあ時々のことで、本人はバイトだったと言っているんですが。市内に住む姉から頼まれ、忙しい時にこの子を半日見るかわりにいくらか小遣いをもらうということをやっていた、とのことです」
 タブレットには十ヶ月の赤ちゃんが表示されている。正面顔なので、すぐにぴんとくるほどではない。だが似ているといえば似ていた。今、ソファに座る阿出川香里が抱いている赤ちゃんと。
「……証言を得ています。中岡は赤ちゃんを『見て』はいたが、つきっきりでちゃんと見続けているわけではなかった。現場近くの室内遊び場に連れていき、ボールプールに入れると、その子は時折戻ってくるだけで、基本的に一人で遊ぶ。だから中岡はその間、傍らのベンチで携帯を見て時間を潰していたそうです。もちろんその子が泣けばすぐに気付くし、駆けつけられる。……このくらいの感覚で子供を『見て』いる親も、ああした場では多いそうですね」
 そうでなければこちらが疲れ果ててしまう。子供が小学生くらいになると、入口付近にあるマッサージチェアに座っているだけで同行しない親も多い。さすがにここまでくると危険ではないかと思うが。
 だが、それが今回の犯行を可能にした。赤ちゃんを連れての犯行は不可能。だが赤ちゃんを最大二時間、預けた痕跡もない。夫は仕事。祖父母を始めとする親戚は遠隔地で、友人ともども連絡をとった形跡なし。近所のママ友すらおらず、保育所の一時預かりやベビーシッターの利用もない。美容院など、見守り付きの託児室がある施設の利用すらもない。家や車の中に置いておくのは危険すぎる。通りすがりの人に頼むのは無理がある。それでも、「赤ちゃんを一時的に見ていてもらう」ことは可能だった。
「すり替えたんでしょ。中岡が連れていた赤ちゃんと」
 後ろから声がする。蓮くんと遊んでいるだけだった姉が口を開いていた。捜査員でない者が勝手に喋っていることになる。止めようかと思ったが、隣の茶木刑事は黙認したようだ。
「中岡が見ていた赤ちゃんは、あんたが抱いてたその子と顔が似てる。似てるっつっても系統が似てるって程度だけど、赤ちゃんの顔ってのはけっこう区別がつきにくいからね。同じ服を着ていたら、どちらがどちらか分からない」姉は抱いている蓮くんに頰ずりをして「蓮くんは一番可愛いから分かりましゅけどねー?」とのろけを挟んだ。「保育園の〇歳児クラスに入れてる友達も言ってたよ。『お迎えに行って呼んだら反応してずんずん這ってきたから抱っこしたらよその子だった』ってね。保育園でお着替えしてるから気付かないんだって」
 阿出川は動かない。腕の中の赤ちゃんが立ち上がり、肩越しにソファの背もたれに顔を近付けて嚙もうとしているが、そちらを見もしなかった。
「もう分かったでしょ。あんたは近所の室内遊び場で、中岡が連れていた赤ちゃんと自分の子供をすり替えた。中岡は目を離す時間が多かったから、ボールプールの中で二人を近付かせ、中岡の赤ちゃんの方を抱き上げて去るだけでいい。同じ服を着ていたから中岡は気付かず、預かった子供のつもりであなたの赤ちゃんを『見ていて』くれる」
 そして阿出川は中岡が連れていた赤ちゃんを抱いて出る。目撃された時、阿出川が抱いていた赤ちゃんはこちらだったのだ。もちろん服は、あらかじめ同じものを用意していた。あの量販チェーン店で扱っている服なら全国どこでも手に入るし、赤ちゃんの服は数パターンしかないから、観察を重ね、着てくる服の全パターンを把握して準備しておくこともそう難しくない。
「あなたはこうやって、自分の赤ちゃんから最大二時間、安全に離れることができた。中岡が連れていた赤ちゃんの方は車の中に置いておいた。危険だけど、それなら可能だった。自分の子供じゃないなら、その程度の危険にさらすことはできた」
 ぞっとするような話だが、車の中ならただちに危険というわけではない。他人の子供であっても焦りはしただろうが、なるべく急いで戻る、と決めたのだろう。人目のない駐車場でエンジンをかけたままにしておけば、泣き声も熱中症の危険も軽減できる。
「そうして一人になったあんたは、いとう整形外科のリハビリルームに忍び込んで職員の退勤を待ち、犯行を済ませると、中岡の赤ちゃんを連れて室内遊び場に戻った。中岡の行動パターンはすでに調べてあって、まだ帰らないはずだ、ということを知っていたんでしょう」
 そして赤ちゃんを元通りにすり替え直す。最悪、中岡が自分の赤ちゃんを連れて帰宅していても、同じ服を着ているのだ。「取り違えて連れ帰られた」と騒げばいい。室内遊び場の利用には本人確認と登録が必要だから、追跡は可能だった。
 もちろん、阿出川にとって都合よく「自分の子供とほぼ同じ外見の赤ちゃんを連れて、毎週決まった時間帯に室内遊び場に来て、しかもいつも目を離している人間」が現れる確率は低い。だからむしろ、犯行の下見ついでに寄ったか何かの時にたまたま中岡たちを見つけたことでトリックを思いついた、と考えるべきだろう。
 考えてみれば、室内遊び場の利用記録は残っているのだから、最初からそこをチェックしていれば、捜査本部もすぐトリックに気付けただろう。だがチェックされたのは「預け先」だけだったし、捜査員の大半はこうした室内遊び場という施設そのものを知らなかった。
「あんたの車を鑑定にかけさせてもらう」茶木刑事が言った。「この時期の赤ちゃんはあちこち齧るそうじゃないか。そんなふうに」
 茶木刑事が阿出川の赤ちゃんを指さす。まさにソファの背もたれをガジガジしているところだった。「中岡の赤ちゃんのDNAがほぼ確実に出るぞ」
 青枝刑事がローテーブルの上に捜索差押許可状を置いた。「もう一枚あるんですが、そちらはできれば使いたくありません。ご自分の意志でご同行いただけますか」
 阿出川は俯いたまま呟いた。「……でも、子供が」
「ご心配なく」俺は言った。「警察署には託児室がありますから。……預けておけます」
 それを聞いた阿出川は、深く溜め息をついて力を抜いた。
 犯行を暴かれて負けを認めた溜め息。そう見るのが普通だろう。だが俺には、ようやく赤ちゃんを誰かに「預けておける」と聞いて脱力したように見えた。

       6

 蓮くんが窓の方に這っていく。ちょこん、とお座りの姿勢になりカーテンを摑んでひととおりいじり、挨拶をするようにはむ、と丁寧にひと齧りする。今度は簞笥に向かって這っていく。お座りの姿勢になる。今度は襖に向かって這っていく。お座りの姿勢になる。おもちゃの鈴入りボールに向かう。
 姉がつみれ汁をすすりながら微笑む。「あれ可愛いよね」
「なんでいちいちお座りしてから方向転換するんだろうな」俺も菜の花ご飯を多めにすくって食べる。顆粒だしを混ぜ込んだのは成功だったようだ。味に奥行きが出た。
「実際やってみると分かるんだけど、ハイハイのまま方向転換するのってけっこう手間かかるんだよね。脚が短い場合、一旦お座りしちゃった方が速いの」
「なるほど。……じゃ、あれ合理的なのか」
「あ、醬油を失礼いたします。……大変おいしいです」
「茶木さん、アジの干物に醬油かけるんだね。久しぶりに見たなあその昭和ムーブ」
「親父がやってたよな」
「そ、そうですか……」
「あ、いやいや懐かしい、という話で。どうぞどうぞかけてください。大根おろし足ります?」
 姉がいつもいる以外にも石蕗係長がいたり姉の友人がいたりするので、秋月家の夕食に第三者がいるのは慣れている。一方、沙樹さんが残業でいないのも、悲しいかないつものことだ。だが南署の茶木刑事がいとう整形外科の侵入窃盗事件について報告するため、わざわざうちまで来てくれているのは変といえば変な状況だった。ちょうど夕飯の準備中にやってきたのだが、直後に姉も来襲して刺身を一品追加してくれたため恐縮で縮んでしまっており、なんだか可哀想でもある。だが俺も姉も茶木刑事も悪くない。「この時間ならむこうも都合いいだろう」などと適当なことを教えた石蕗係長が悪い。
 茶木刑事が「昭和なのか……」と思索に沈み込む様子になってしまったので話を促す。「で、阿出川ですが、執行猶予とかつきそうなんですか?」
「いや、私選弁護人はつけたそうだが、半々……よりは無理寄りだそうだ」茶木刑事はこちらを見る。「阿出川の心配をするのか」
「心配ってほどでは」なんで姉と俺でそんなに口調が変わるのだろうか。「阿出川の子供を誰が見るかが気になってるんです」
「阿出川の両親が面会に来ていた。あそこで引き取るかもしれん」
 そこがあの赤ちゃんにとっていい環境であってほしいと思うが、できることはもうなかった。
 阿出川香里は自供し、現在、公判中である。茶木刑事も言っていたが、執行猶予がつくかどうかは難しいという。子供の「安全」を願っての犯行だったこと、そもそもその動機自体が霊感商法の詐欺師に洗脳されて追い詰められた結果であること、夫が家の金を渡さず、家は裕福なのに自分自身は困窮していたこと。何より被害者に弁償し、示談が成立していることは有利に働くが、金額が四十一万円とやや大きいこと、計画的な侵入盗であること、何よりその手段として他人の赤ちゃんを車内に放置しており、これ自体が未成年者略取及び保護責任者遺棄罪を構成することが犯行の悪質性を決定付けている。収監されてしまえば赤ちゃんは母親から引き離される。その点を裁判所がちゃんと考慮してくれればいいが。
 そこまで考えて気付く。阿出川香里に「肩入れしている」ような考えは、刑事のそれとは違う。奴は「他人の子ならいい」と他人の赤ちゃんを略取して車内に放置し、元職場に侵入して何十万も盗った犯罪者なのだ。実刑を食らおうが、こちらの知ったことではない。
 それでも「親」としての俺は考えてしまう。もう一人の親で香里の配偶者であるはずなのに、「仕事」の一点張りで全く出てこなかった、阿出川香里の夫。阿出川香里は家事育児に全く助けを得られず、金も使えず家に閉じこもり、そして霊感商法に走った。夫はなぜ、存在しないかのように出てこないのか。自分の仕事だけをして、そこに閉じこもっているのか。
 だが、茶木刑事が言った。「三係の担当じゃないが、自称宗像幸蘭、本名橋本絹江の捜査も進んでいる。詐欺・恐喝で被害届も取れた。奴は逃がさん」
 阿出川に宗像幸蘭を紹介したという主婦にもすでに数百万の被害があるという。専業主婦のネットワークを使って信者を増やしていくというよくある手口で、現在「むしろこちらが本筋」とばかりに県警本部の二課が出張ってきたという。
「それと、宗像幸蘭に対する捜査資料を一部、阿出川の公判で使用していい、ということになった。阿出川が精神的にどれだけ追い詰められていたかを示す証拠になるからな。……そこまでやる必要は感じないが、情状酌量の判断に当たっては重要な資料だ」
「……あなたが上申したんですか?」
「三係の室田係長が決めた。俺は室田さんから訊かれたことに答えただけだ」
 よかった、と思う。茶木刑事を見る。相変わらず眉間に皺が寄っている。何もしていなくてもあそこに皺が出るらしい。
 とにかくこれで、俺の仕事は終わった。ようやく家事・育児に専念できる。夕飯が終わったところでちょうど足元に這ってきた蓮くんを抱き上げ、すっかりご馳走に、と姉に頭を下げている茶木刑事を玄関まで送った。
 何度も頭を下げていた茶木刑事は、ドアを開けたところで振り返り、こちらを見た。 「石蕗さんから話を聞いたが。……秋月さん。あんた、このまま復職しないつもりなのか?」
 そういえば初めて名前を呼ばれた気がする。無論、首を振る。「捜一に戻れるかは分かりません。俺の実績次第だそうで」
「なら俺からも室田さんに上げておく。あんたは戻るべきだ」茶木刑事は俺が抱いている蓮くんの頭を撫でようと手を伸ばした。「……時短の刑事、ありかもしれない」
「あえええええええええん」
 蓮くんが突然泣きだしたので驚いた。これまで誰に触られてもにこにこしていて、特に男性はすべて自分にかまってくれる存在だと信じているかのようだったのに。
 だが、「いや、すまん」と焦る茶木刑事はさておき、俺は「おおっ」と思った。これは「人見知り」だ。他人の区別がはっきりつくようになる六ヶ月から八ヶ月あたりで出てくることが多く、成長の証だと思っていたのだが(*12)、うちの蓮くんは全くないので少し心配していたのである。
「あええええええ」
「おっ、蓮くんどうした?」
「人見知り。蓮くん人生初人見知り」
「あっ、いえ、申し訳ありません。自分が」
「おおー! レベルアップ!」
「あえええええええん」
「沙樹もうすぐ帰ってくるって! 動画撮って送ろうぜ」
「また『成長に立ち会えなかった』ってへこみそうだな……」
「あええええええ」
 茶木刑事は泣く蓮くんに困惑していたようだが、俺と姉は盛り上がっていた。それにしてもうちの蓮くん、事件を解決するたびにレベルアップするがごとく成長するのはどういうことなのだろうか。子供の成長は坂道ではなく階段型で、普段と違う刺激がある時によく段を上るものではあるのだが。
 犯罪捜査がその「刺激」になっているのだとしたら、ちょっと考えなければ。

*12 まったく出ない赤ちゃんもかなりいるので、出なかったからといって何か問題があるというわけではない。

本短篇を収録した『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』は2023年4月24日発売!

書籍情報



育休刑事 (諸事情により育休延長中)
著者 似鳥 鶏
定価: 748円(本体680円+税)
発売日:2023年04月24日
★作品情報ページ:
https://www.kadokawa.co.jp/product/322211000499/

事件現場に赤ちゃん入ります! 新感覚本格ミステリ、続編が登場
捜査一課の巡査部長、事件に遭遇しましたが育休中であります! 男性刑事として初めての長期育児休業を延長中、1歳になる息子の成長で手一杯なのに、今日も事件は待ってくれない!?

【収録作品】
世界最大の「不可能」/徒歩でカーチェイス/あの人は嘘をついている/父親刑事
あとがき


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