『幽☆遊☆白書』蔵馬役でデビュー、『新世紀エヴァンゲリオン』碇シンジ役、『呪術廻戦0』乙骨憂太役ほか、数々の著名な役を務めてきた声優の緒方恵美さん。
シンガーとしても活躍する緒方さんが、コロナ禍のエンタメ業界の現状を憂え企画した「Precious Anime & Game Song Festival」(通称:プレフェス)。
そこで語られた出演者の、これまでの人生で体験してきた「苦難」と「それをどうやって乗り越えてきたか」は、聞き手の胸を打ち、また励ましてくれるエピソードでした。
ぜひその物語をもっと多くの方に届けたい、世界中のみんなに更に元気と勇気を――
大きく書き下ろしも加え、『勇気の言魂 アニソン&ゲーソンシンガーが語る苦難の乗り越え方』として一冊に結晶化しました。
フェスの出演者(本書著者)は、緒方恵美さんのほか、angela(atsukoさん・KATSUさん)、石川智晶さん、内田彩さん、川村ゆみさん、高橋洋子さん、中川翔子さん、堀江美都子さん、Liaさん。
初めて明かされるエピソードもたっぷり。
「カドブン」で特別試し読みを公開いたします。
書籍情報・著者プロフィールについての記事はこちら↓
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000012427.000007006.html
試し読み5日目は、多岐にわたる活動で人気の中川翔子さんの章から。緒方恵美さんいわく「光そのもの」だという彼女が日々考えていることは……?
『勇気の言魂』書誌ページはこちら↓
https://www.kadokawa.co.jp/product/322205001046/
『勇気の言魂』試し読み#5
chapter 4 中川翔子
Profile
1985年生まれ、東京都出身。2002年芸能界デビュー。歌手・タレント・声優・女優・イラストレーターなど、活動は多岐にわたり、多数のバラエティ番組にも出演中。
音楽活動ではコンサートツアーなどを精力的に行っており、人気アニメや映画の主題歌も担当。海外でのコンサートも数年にわたり行い、その人気・知名度は世界にも広がっている。2023年2月には自身2度目となるベストアルバム『超!しょこたん☆べすと――(°∀°)――!!』をリリース。
著書に『「死ぬんじゃねーぞ!!」いじめられている君はゼッタイ悪くない』。
2020年より開設したYouTubeチャンネル「中川翔子の『ヲ』」は登録者95万人を超え、大盛況となっている。
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中川翔子さんと、私。 緒方恵美
「コロナ禍だからこそ、光が必要」――そう思い続けてきました。
そんな中で、出会った時から思ったのが彼女です。
中川翔子さんは、光そのものだと。
中川翔子さん。〝しょこたん〟と最初に出会ったのは、いつだったか――
思い出そうと頑張ったんですが、何が最初だったかがもう判別つかない。
それほど日々、彼女が発信するものに触れて。言葉に触れて。
いろいろなことを思ってきたのだと、改めて思いました。
彼女のラジオやTV番組に出させてもらったり。
「全エヴァンゲリオン大投票」等、普通の番組で一緒に出させてもらったり。
その度にホッとする。「翔子ちゃんがいる」って思えるから。
(このパートのつづきは、『勇気の言魂』書籍でお楽しみください)
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中川翔子が語る、あのときの苦難と、乗り越え方。
神様がくれた「またね」
中川翔子:私も多分もともとは、一人でいるのが大好きというタイプです。大好きなアニメソングを歌ってみたいというような色々な夢はあったんですけれど、つい落ち込む自分に押しつぶされたりしていました。
けれども、「もう駄目だ!」ってやめそうになったときに、私の「神様」である漫画家の楳図かずおさんと偶然お会いできる機会がありました。そのとき、先生が何気なく最後に「またね」って言ってくださった。もう本当に落ち込んでいた時期だったので、その「またね」の3文字に物凄く救われたんです。
実は、もうこの機会を記念に、楽しい思いをさせていただけたから芸能界を辞めようと思っていたくらいだったんですけれど、いただいたのが「またね」。「またね」ってことは、辞めなければ、死ななければ、生きていけば、また会えるのかなって。
すごく神様の言葉に救われた。
それでここまで来られたと思いますので、私も今、イベントなどで子どもたちに会うときは必ず「バイバイ」ではなく「またね」という言葉を大切にしています。
「生きててよかった」をいっぱい作る
中川:そして、落ち込んだときは、新しい夢を一個二個三個と、無理矢理にでも作って乗っけるようにしようっていうふうに、楳図先生の「またね」の日から思うようになりました。
今日も一個夢を持ってきたんですけれども、発表してもよろしいですか。
(このパートのつづきは、『勇気の言魂』書籍でお楽しみください)
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(After talk)
人間にはバイオリズムがある。
だから良い時もあるし悪い時もある。それは理解しているつもりでした。
でも、こと、その波の大きさにおいて――芸能界という場所は、様々な仕事の中でも、最もその落差の激しい業種のひとつであるのではないかと思います。
例えばオーディション。
指名オーディション(あなたに受けてほしいと名指しでくるオーディション)が来ました、と聞いたらテンションが上がりますが、結果がダメだと凹みます。大なり小なり。一時は目に留めて(求めて)もらったのに、と。
単純なうまいヘタだけじゃなく、他の役とのバランスだったり戦略だったり、方向性の微妙な差だったり、場合によってもろもろの理由があるのですが、あ、これ、もしかしたらと思ったものほど、何がダメだったんだろうとか、もうちょっとこうできていたらよかったのかとか、考えてしまいがち。
10人受けたら9人は落ち、100人受けたら99人が落ちる……つまりは落ちる方が圧倒的大多数で、ほとんど落ちるのだから仕方ないし、割り切り方ももう覚えたのに、なかなか慣れはしないのです。
だって、こう言われているのと同じですから。
「おまえは要らない」「必要ない」――と。
オーディションを受けては落ち受けては落ち、アップダウンが激しい期間が続くと心身ともに疲れます。それ以外にも、今日は最高だったと思える仕事をした翌日に、このまま消えたいと思うようなことが起こるのは日常茶飯事。だからみんな、なんとかしてそのダメージを軽減できるよう、メンタルをととのえる術を自分なりに探す。……だから。
翔子ちゃんのお話を、聞いて。
(このパートのつづきは、『勇気の言魂』書籍でお楽しみください)
*明日は、石川智晶さんの章の試し読みを公開します。
作品紹介
勇気の言魂 アニソン&ゲーソンシンガーが語る苦難の乗り越え方
企画・監修・著:緒方 恵美
著者:angela / 石川 智晶 / 内田 彩 / 川村 ゆみ / 高橋 洋子 / 中川 翔子 / 堀江 美都子 / Lia
定価: 1,650円(本体1,500円+税)
発売日:2023年03月31日
世界中のみんなに元気と勇気を―― 困難を乗り越えるための魂の言葉
世界中のみんなに元気と勇気を――
一流のアニソン・ゲーソンシンガーたちによる、困難を乗り越えるための魂の言葉
『幽☆遊☆白書』蔵馬役でデビュー、『新世紀エヴァンゲリオン』碇シンジ役、『呪術廻戦0』乙骨憂太役ほか、数々の著名な役を務めてきた、デビュー30周年を迎えた声優・緒方恵美。
シンガーとしても活躍する緒方が、コロナ禍のエンタメ業界の現状を憂え、「世界中に元気と勇気を届けたい」と企画した「Precious Anime & Game Song Festival」はクラウドファンディングで費用を集め大成功。2022年3月27日に開催、特別編集版が期間限定で全世界無料配信された。
「本物を届ける」という方針のもと一流のアニソン&ゲーソンシンガーが集結したフェスとなったが、届けられた歌声のみならず、ライブMC&パンフレットで語られた、出演者がこれまでの人生で体験してきた「苦難」と「それをどうやって乗り越えてきたか」は、聞き手の胸を打ち、また励ましてくれるエピソードだった。
ぜひそれらの物語をもっと多くの方に届けたい、世界のみんなに更に元気と勇気を――
「奇跡と希望の音楽フェス」の「魂の言葉」が一冊に結晶化!
書き下ろし原稿、貴重なライブ写真も収録。
【出演】緒方恵美、angela、石川智晶、内田彩、川村ゆみ、高橋洋子、中川翔子、堀江美都子、Lia
※各人パートは、緒方恵美による各章プロローグ「○○さんと、私。」、フェスでのトークおよびパンフレット寄稿をもとにした内容に加筆修正をした「○○が語る、あのときの苦難と、乗り越え方。」、緒方恵美による書き下ろし「After talk」で構成。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322205001046/
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