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角川文庫キャラホラ通信

【キャラホラ通信5月号】『山神よろず相談所』刊行記念 梨沙インタビュー

角川文庫キャラホラ通信

「華鬼」シリーズや「鍵屋甘味処」シリーズで大人気の作家・梨沙さん。最新作『山神よろず相談所』の魅力についてたっぷりお話をうかがいました!


――『山神よろず相談所』では兄たちに溺愛される主人公という、結を取り巻く環境がうらやましいですが……。本作が生まれたきっかけは?

梨沙:イケメンに囲まれた愛されヒロインが書きたくて。いわゆる逆ハーレムですね。全力で大事にしてくれる人、乱暴にかわいがってくれる人、そっと見守ってくれる人、恥じらいつつそばにいてくれる人、そして、ちゃらんぽらんだけど抜群の包容力を持つ人。バラエティ豊かなイケメンたちをそろえてみました!

本作には、ちょっと疲れているとき手に取って、ほっこりニマニマしてもらえたらなあ、という願望と欲望を詰め込んでいます。


――確かにイケメンは女子のビタミン剤ですね! 新刊の読みどころを教えてください。

梨沙:なんでも屋である『山神よろず相談所』に舞い込む依頼と、それを解決しようと奔走する兄妹です。
自分捜しの神様に、家出少女の捜索、姉とその恋人を別れさせようとする妹など、少し訳ありな依頼人たちとどうやってかかわっていくか。妹に甘いお兄ちゃんたちとともに楽しんでいただけると嬉しいです。



――個性豊かなキャラクターたちがそろっているなかで、特にお気に入りのキャラクターは誰ですか?

梨沙:それぞれに裏があるお兄ちゃんたちもお気に入りなのですが、ここはあえて本作のヒロイン、結を推します。結はごくごく普通の女子高生の皮をかぶった台風の目で、歩けばことごとくトラブルに巻き込まれるという変わり種です。その一方で、人と人を結びつけ、山神家の人たちを“家族”にした特別な少女でもあります。


――結自身と、兄たちの秘密も読みどころのひとつです。結がずっと身に着けているパズルのピースを使ったネックレスにも意味があるんですよね! 今回、パズルをモチーフに、「家族の絆」を書かれていると思いますが、今後、書きたいお話はどんなものでしょうか。

梨沙:日常にひそむ、不思議でじんわりあったかなお話を書きたいです。あとは竜や妖精、魔法が世界を統べる本格的なファンタジーとか、登場人物全員が変な趣味を持つサスペンスとか! 主人公だけがそれについていけず、ずっと「えぇ……」ってドン引きしてる謎展開を思い描き、機会があれば書いてみたいと狙っています。


――最後に、読者に一言メッセージをお願いします。

梨沙:わいわい賑やかな『山神よろず相談所』は、家族の絆をメインテーマに据えています。先に述べたように、疲れているときに手に取ってほっと一息つけるお話を目指しました。

家族ってなんだろう? どんな形をしているんだろう? いろんな形で、いろんな関わりで、それぞれが“今”を生きていると思います。山神家を通し、「家族」と正面から向き合っている人たちと出会っていただけたら嬉しいです。


――ありがとうございました。



梨沙『山神よろず相談所』詳細はこちら(KADOKAWAオフィシャルページ)
https://www.kadokawa.co.jp/product/321905000452/


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