昨年の応募総数が15,000作品に迫り、受賞作はなんと108作品!
(※大賞、特別賞、CW漫画賞、短編賞、佳作などすべて含む)
いまや名実ともに日本最大の小説新人賞となったカクヨムWeb小説コンテスト、通称カクヨムコンが12月1日から始まり、開始からひと月足らずで、すでに長編・短編あわせて9300作品以上が投稿されるなど、かつてない活況を呈しています。今回はホラー部門も新設されて、角川文庫編集部、角川文庫キャラクター文芸編集部、角川ホラー文庫編集部、文芸単行本編集部、と文芸系だけでも4部署が選考に加わり、WEB小説ならではのホラー作品に、期待が寄せられています。
読者と編集者で受賞作を決めるコンテスト
選考委員の作家による選考ではなく、ユーザーと編集者が受賞作を選ぶ、というのも既存の文学賞と一線を画すカクヨムコンの特徴。実際に、既存のルートからは生まれなかっただろう作品が次々とベストセラーになっています。
今回実際に選考にあたる文芸単行本セクションの編集長も、
「読者に近い視点で小説を書けることが、カクヨムユーザーの強みです。
「読むこと」と「書くこと」が両端にあって一方通行だったこれまでの構図に対して、カクヨムでは「読むこと」と「書くこと」が互いに作用し高めあっているように思えます。
実際、カクヨムに掲載されてバズった芦花公園さんの『ほねがらみ』は既存の文学賞ではなかなか掬いあげられなかった、Web小説特有の新しい作品の生まれかたでした。他社に一歩先を越されてしまい、たいへん悔しい思いをしましたが、続いてホラー文庫で刊行した民俗学カルトホラー『異端の祝祭』、こちらもたいへん好調で、Web発ホラー小説の新しい流れの勢いを感じます。こうした新しい場から、「こんなホラーもアリですよね」と思わせる、従来のホラー小説観をくつがえすような斬新な小説が生まれることを期待しています。
と語ります。
メディアミックス化のチャンスも
また、カクヨムコンの社内選考に今回から加わる映画・映像化賞のプロデューサー、タテスクコミックの編集者などからも、ぜひホラージャンルからヒットを出したい、という熱視線とメッセージが寄せられており、他の部門以上に、メディアミックス化のチャンスを秘めたお得なジャンルでもあるのです。
オカルト、ミステリー、スプラッター、サイコパス、学園ものからファンタジーまで。魅力的なキャラクターが登場する“恐怖”の物語を、お待ちしています。
第7回カクヨムWeb小説コンテストの応募要項はコチラ
(https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_novel_007/detail)
カクヨムWeb小説短編賞2021の応募要項はコチラ
(https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short_2021/detail)