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角川文庫キャラホラ通信

【キャラホラ通信4月号】『仙文閣の稀書目録』刊行記念 三川みりインタビュー

角川文庫キャラホラ通信

「シュガーアップル・フェアリーテイル」や「一華後宮料理帖」、「ここは神楽坂西洋館」など沢山のシリーズを執筆し、大人気の作家・三川みりさん。最新作『仙文閣の稀書目録』について、作品への思い入れや創作秘話などをうかがってきました。


――三川さんは中華ファンタジーも多く書かれていますが、この作品を書こうと思ったきっかけを教えてください。

三川:きっかけは図書館が登場するお話を書くために、図書館取材をさせていただいたことでした。司書さんの話をうかがい「世の中に、こんなにも本を愛してくれている方々がいるのだ」と改めて感動しました。現代の図書館が登場するお話は書かせてもらえたのですが、もっと図書館の話を書きたくなり。さらに、どうせ書くなら好きなファンタジー世界の物語にしたいと思い、この物語になりました。


――図書館への強い思いから生まれた物語なのですね! 一番書きたかった部分はどこですか?

三川:描写としては仙文閣という巨大書庫の姿。テーマとしては「本は、必要な人には生きる糧になる」ということ。そのテーマが内に含むのが「生きるのには希望が必要」ということです。



――特にお気に入りのキャラクターはいますか? その理由も教えてください。

三川:文杏と麗考がセットで好きです。なんとなく師弟関係なのに対等に喧嘩する感じが、書いていて面白かったので。ケンカップル(師弟バージョン)の会話をもっと書けたら良かったなと思います。


――三川さんにとって、本はどういう存在ですか?

三川:唯一にして最大の楽しみです。心の支えになるときもあります。


――最後に、読者に一言メッセージをお願いします。

三川:今は誰も予想し得なかった大変な事態の真っ只中。この状況下でも、本の多様性や、書店様を護ろうとしてくれている、本が大好きな方々の存在に胸が熱くなりました。こんなときに「本を護る」ことをテーマにした本を出版してもらえるのは、とても有り難いです。本が好きな方に、少しでも、明るく楽しい読書の時間を過ごしてもらえるお役にこの本が立てたら良いなと、心から思います。



三川みり仙文閣の稀書目録』詳細はこちら(KADOKAWAオフィシャルページ)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322001000187/


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