KADOKAWAは、 2020年2月21日(金)に、『老後の資金がありません』の著者・垣谷美雨さんの最新小説『うちの父が運転をやめません』(https://www.kadokawa.co.jp/product/321811000204/)を発売いたしました。
『老後の資金がありません』 など社会問題を扱った小説でヒットを飛ばす垣谷美雨さん。その最新作『うちの父が運転をやめません』は「高齢ドライバー」がテーマの意欲作です。
父親に免許返納の説得を試みるも失敗。
そうはいっても引き下がるわけには……。
田舎と都会、親と子――落としどころは見つかるのか⁉
本作の刊行を記念し、「カドブン」では垣谷氏のインタビューを公開しております。
◆最新作は「高齢ドライバー」をテーマにした意欲作。垣谷美雨さん『うちの父が運転をやめません』刊行記念インタビュー
https://kadobun.jp/feature/interview/cbyi3kcpm7wc.html
親の運転をきっかけに家族が新たな一歩を踏み出す、感動長編小説をぜひお楽しみください。
『うちの父が運転をやめません』について
■あらすじ
「また高齢ドライバーの事故かよ」。猪狩雅志はテレビニュースに目を向けた。そして気づく。「 78 歳っていえば……」。雅志の父親も同じ歳になるのだ。「うちの親父に限って」とは思うものの、妻の歩美と話しているうちに不安になってきた。それもあって夏に息子の息吹と帰省したとき、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、あえなも不首尾に。通販の利用や都会暮らしのトライアル、様々な提案をするがいずれも失敗。そのうち、雅志自身も自分の将来が気になり出して……。果たして父は運転をやめるのか、雅志の出した答えとは? 心温まる家族小説!
■書誌情報
発売:2020年2月21日(金) ※電子書籍同日配信予定
定価:本体1600+税
装画:樋口たつ乃
装丁:坂詰佳苗
頁数:312頁
体裁:四六判並製
ISBN:9784041079706
発行:株式会社KADOKAWA
詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/321811000204/
※本作は書き下ろしです。
【著者紹介】 垣谷美雨(かきや・みう)
1959(昭和 34 )年、兵庫県生まれ。明治大学文学部卒。 2005 (平成 17 )年、「竜巻ガール」で小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。結婚難、高齢化と介護、住宅の老朽化などの社会問題や、現実に有り得たかもしれない世界を題材にした小説で知られる。著書に 『リセット』『結婚相手は抽選で』『七十歳死亡法案、可決』『夫のカノジョ』『あなたの人生、片づけます』『老後の資金がありません』『女たちの避難所』『夫の墓には入りません』『姑の遺品整理は、迷惑です』『うちの子が結婚しないので』 などがある。