2018年3月26日(月)現地時間14時30分、イタリアで開催中のボローニャブックフェア会場にてIBBY(国際児童図書評議会)の記者会見が行われ、2018年の国際アンデルセン賞・作家賞に『魔女の宅急便』の著者・角野栄子さんが選ばれました。
国際アンデルセン賞は、世界の児童図書の発展向上を目指して設立されたIBBYが主催する賞。子どもの本に長年貢献してきた作家の業績に対し2年ごとに贈られ、「児童文学のノーベル賞」と言われます。
作家賞は、日本人では1994年にまどみちおさん、2014年に上橋菜穂子さんが受賞。角野栄子さんは三人目の受賞となります。
■角野栄子(かどの・えいこ)

撮影:馬場わかな
1935年東京深川生まれ。83歳。児童文学作家。『魔女の宅急便』『ナーダという名の少女』など、数多くの作品を生み出してきた。『魔女の宅急便』は数々のメディアに描かれ、『トンネルの森 1945』は著者の戦争体験を元に描かれ、評価が高い。サンケイ児童出版文化賞、路傍の石文学賞、旺文社児童文学賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞など受賞多数。紫綬褒章に続き、2014年旭日小綬章受賞。著作は400点近くあり、今も精力的に執筆活動を続ける。
■KADOKAWAから刊行している主な作品(刊行年)
『新装版 魔女の宅急便』〈1〉~〈6〉(いずれも2015年)

https://www.kadokawa.co.jp/product/321502000242/

https://www.kadokawa.co.jp/product/321502000243/

https://www.kadokawa.co.jp/product/321502000247/

https://www.kadokawa.co.jp/product/321502000246/

https://www.kadokawa.co.jp/product/321502000245/

https://www.kadokawa.co.jp/product/321502000244/
『アイとサムの街』(2014年)

https://www.kadokawa.co.jp/product/321309000118/
『ズボン船長さんの話』(2014年)

https://www.kadokawa.co.jp/product/321309000120/
『ラスト ラン』(2014年)

https://www.kadokawa.co.jp/product/321309000122/
『ナーダという名の少女』(2016年)

https://www.kadokawa.co.jp/product/321603000025/
『ごちそうびっくり箱』(2014年)

https://www.kadokawa.co.jp/product/321408000084/
『ラスト ラン』(2014年)

https://www.kadokawa.co.jp/product/321310000019/
『トンネルの森 1945』(2015年)

https://www.kadokawa.co.jp/product/301412001099/
『角野栄子の毎日 いろいろ』(2017年)
