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角川文庫キャラ文通信

【キャラホラ通信7月号】『モノノケ杜の百鬼夜行』刊行記念 蒼月海里インタビュー

角川文庫キャラ文通信

「幽落町おばけ駄菓子屋」シリーズや「華舞鬼町おばけ写真館」シリーズで大人気の作家・蒼月海里さん。待望の最新刊『モノノケ杜の百鬼夜行』についてうかがいました!


――まずは、本作が生まれたきっかけを教えてください。

蒼月:『この世ならざる者が見えて、妖怪と共存している男の子の話』を書きたかった、というのがきっかけです。
主人公が高校生なのは、十代の読者さまにも読んで欲しい、という気持ちからです。


――この物語の読みどころはどこですか?

蒼月:メインキャラクターの一華と潤は、両者とも『見える』体質の高校生なのですが、一華は妖怪と共存していて人間に馴染めず、潤は妖怪を避けて人間に馴染もうとしているんですよね。二人とも異なる生き辛さを持っているんです。
そんな二人が出会った時、どんな物語が生まれるかを楽しんで頂けますと幸いです。



――特にお気に入りのキャラクターはいますか? その理由も教えてください。

蒼月:優劣はつけ難いですね。みんなお気に入りです。
猫とムササビの妖怪が登場するので、モフモフ好きな方はチェックしてみてくださいね。


――シリーズの今後の展開を教えてください。

蒼月:一華と潤の関係性や、一華の周りに漂う不穏な影に、進展があるかもしれませんね!


――最後に、読者に一言メッセージをお願いします。

蒼月:「幽落町おばけ駄菓子屋」と「華舞鬼町おばけ写真館」とは少し違う、浮世に住まう妖怪達と、彼らと生きる人々のお話を楽しんで頂けますと幸いです!



蒼月海里『モノノケ杜の百鬼夜行』詳細はこちら(KADOKAWAオフィシャルページ)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322004000163/


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