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レビュー

この世に起こることは偶然、それとも必然? 身近な実例で確率論を考える入門書『確率のはなし』

【カドブンレビュー】


カドブンを訪れてくれている皆様こんにちは。
新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします!
というわけで、新年1冊目のレビューですね。
今回はなんとなんと『確率のはなし』。確率論の本を読んでみました。

地球に知的地球外生命体がやってきた時、彼らとの「共通言語」は何か?
倫理観や価値観、知性や興味の向くベクトルは違うかもしれないけど、宇宙船を建造し宇宙を旅する種が「数学」を理解しないわけはありません。
数学こそが宇宙の共通言語なのではないか、なんて話を読んだことがあります。
しかも自分は完全に文系の人間です。
だから、(と、ここでいきなり飛躍しますが)数学にはなんともいえない憧れがあって、こういう本を見ると、つい読みたくなっちゃうんです。

さてさて。
昭和46年には小学校、47年からは中学校の学習指導要領が改定され「確率」や「集合」が取り入れられました。本書はそれを教える先生、学ぶ生徒、そしてそのご両親に向けて分かりやすく「確率とはなにか」を解説する入門書となります。
コインを3枚投げて全て表が出る確率は何分の1か(8分の1)なんて基本的なところから始まり、1つのグループに2人の同じ誕生日の人がいる確率が99.4%になるのに必要な人数は(60人)、そして最後には、選挙の出口調査に使われたり、投資をしている方にはお馴染みの、期待値やリスクから標準偏差を割り出す「大数の法則」まで、たくさんの数式を使ってじっくりと分かりやすく、説明してくれています。

数式やその証明が多いのでハードルが低いとは言えませんが、「期待値」や「標準偏差」など言葉の意味が分かったこと、この世の中を支配する「確率」に触れられたこと、そして久しぶりに数式に頭をひねるのがなんとも刺激的でした。
本書を読めば、下の数式を理解出来るようになるかもしれませんよ!

興味のある方は是非チャレンジを!

>>矢野健太郎『確率のはなし』


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