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“イヤミスの女王”湊かなえによる禁断の衝撃作『人間標本』がPrime Videoにて実写ドラマ化&待望の文庫化決定!

湊かなえが贈る禁断のミステリーサスペンス『人間標本』。
著者の原点回帰にして最高到達点として話題を呼んだ本作が、Prime Videoにて実写ドラマ化! 2025年12月19日(金)より、全5話構成で一挙配信予定です。

さらに、ドラマの配信開始に先立って『人間標本』の文庫版が登場! 2025年11月下旬、角川文庫より発売されることが決定しました。続報にご期待ください!

実写ドラマ『人間標本』について

『人間標本』は、『告白』『母性』『ユートピア』など数々の衝撃作を世に放ち続けるベストセラー作家・湊かなえさんが、デビュー15周年を記念して書き下ろした同名小説を原作とする実写ドラマです。

“イヤミスの女王”と呼ばれる湊さんが、10年来温めてきた【親の子殺し】というセンセーショナルなテーマに正面から挑んだ本作は、蝶の研究者である榊史朗教授が、息子・榊至を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたと衝撃の告白から始まる、禁断のミステリーサスペンス。湊さん自身も「本当にイヤな物語」「一番面白い作品が書けた」と自負し、発売当初から“湊かなえの真骨頂”として大きな話題を集めました。

主演・西島秀俊×現代劇ドラマ初出演・市川染五郎、“親子役”で初共演!

穏やかな表情で狂気の犯行を独白するミステリアスな主人公、榊史朗(さかき しろう)役には、西島秀俊さん。数多の国際的評価を受けた「ドライブ・マイ・カー」(21)をはじめ、国内外の話題作に出演しキャリアを重ねる西島さんは、本作の主演を務めるにあたり、「この企画を知った時、是非参加したいと思いました。今回初めてご一緒する廣木監督、そして素晴らしいスタッフ・キャストの皆さんとともに、映像化という挑戦の中で模索を重ね、完成に向けて進んでいます」と新たな決意を語ります。

その息子、榊至(さかき いたる)役には、今年20歳を迎えたばかりの“歌舞伎界のプリンス”との異名をとる市川染五郎さん。本作が現代劇ドラマ初出演となり、西島さんと“親子役”で初共演を果たした市川さんは、「(湊かなえ先生の)世界観を廣木監督始め、映像界の職人達が実体化させる、その中に存在させていただけたことがとても刺激的でした。また、西島さん始めキャストの皆さまとも、新鮮な時間を過ごさせていただきました」と意気込みを語ります。

原作・湊かなえ×監督・廣木隆一、『母性』に続き2度目のタッグ!

本作のメガホンを取るのは、大ヒットを記録した『余命1ヶ月の花嫁』(09)や、第46回日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した『月の満ち欠け』(22)など、複雑な心理描写を巧みに映像化してきた名匠・廣木隆一監督。
『母性』(2022)以来2度目のタッグとなる湊さんと廣木さんは、「映像化を強く望み、最高のかたちで願いが叶いました。この作品が皆さまの目にどのように映り、どのような感情を抱かせるのか、楽しみにしています」(湊さん)、「原作を読んだとき、その深いテーマに圧倒されながらも、湊かなえ先生の鋭い人間洞察と蝶をモチーフにした美しい世界観に強く惹きつけられました」(廣木さん)、とそれぞれ喜びを語っています。

蝶に魅せられた榊史朗は、なぜ息子を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたのか。その狂気の犯行の真相は複数の視点によって新たな真実へと姿を変えていく……。

耽美と狂気の世界観が融合し、禁断の物語が交錯する極上のミステリーサスペンス。Amazon MGMスタジオ製作の新ドラマ『人間標本』は、2025年12月19日(金)よりプライム会員向けに世界配信されます。

ドラマ概要

タイトル:『人間標本』
配信開始日:2025年12月19日(金)より世界配信開始
話数: 全5話 ※一挙配信
出演: 西島秀俊 市川染五郎 他
原作: 湊かなえ 「人間標本」(KADOKAWA)
監督:廣木隆一
製作:Amazon MGMスタジオ
(C)2025 Amazon Content Services LLC or its Affiliates
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。
※作品の視聴には会員登録が必要です(Amazonプライムについて詳しくは amazon.co.jp/prime へ)。

原作小説『人間標本』について


KADOKAWA単行本版の書影


内容紹介

人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな

蝶が恋しい。蝶のことだけを考えながら生きていきたい。蝶の目に映る世界を欲した私は、ある日天啓を受ける。あの美しい少年たちは蝶なのだ。その輝きは標本になっても色あせることはない。五体目の標本が完成した時には大きな達成感を得たが、再び飢餓感が膨れ上がる。今こそ最高傑作を完成させるべきだ。果たしてそれは誰の標本か。――幼い時からその成長を目に焼き付けてきた息子の姿もまた、蝶として私の目に映ったのだった。

“イヤミスの女王”湊かなえが、デビュー15周年を記念して書き下ろした、“親の子殺し”という禁断のテーマを扱った衝撃の物語。

▼単行本版 作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322306000662/
※文庫版は2025年11月下旬、角川文庫より発売予定です。続報にご期待ください!

作品特設サイト&試し読み

▼作品特設サイトはこちら
https://kadobun.jp/special/minato-kanae/ningen-hyouhon/
▼特設サイト内で、単行本版の試し読みを一部特別公開中!
https://kadobun.jp/special/minato-kanae/ningen-hyouhon/syuki.html


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