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特集

【2025年最新版】染井為人の全作品をご紹介!

デビュー作『悪い夏』が映画化&25万部突破となり、注目度急上昇中の作家・染井為人。
本記事では、『黒い糸』の文庫化を記念して、染井為人作品をすべてご紹介!
恐い。悪い。だけど、目が離せない。一度読み始めたら、止められなくなること間違いなしの作品ばかり。さあ、あなたも一緒に染井ワールドを覗いてみませんか?

染井為人 全作品一覧

●KADOKAWAの作品
 ●【最新作】黒い糸(2023年8月 KADOKAWA単行本) ⇒ 2025年8月 角川文庫)
 ●悪い夏(2017年9月 KADOKAWA単行本 ⇒ 2020年9月 角川文庫)
 ●正義の申し子(2018年7月 KADOKAWA単行本 ⇒ 2021年8月 角川文庫)
 ●震える天秤(2019年8月 KADOKAWA単行本 ⇒2022年8月 角川文庫)

●そのほかの作品
 ●正体(2020年1月 光文社単行本 ⇒ 2022年1月 光文社文庫)
 ●海神(2021年10月 光文社単行本 ⇒ 2024年2月 光文社文庫)
 ●鎮魂(2022年5月 双葉社単行本 ⇒ 2024年5月 双葉文庫)
 ●滅茶苦茶(2023年5月 講談社単行本 ⇒ 2024年8月 講談社文庫)
 ●歌舞伎町ララバイ(2025年3月 双葉社単行本)

KADOKAWAの作品

【最新作】 『黒い糸』(角川文庫)



化け物は、誰だ? 人間が決して逃れられない不条理とタブーに挑む、戦慄のダークサスペンス

結婚アドバイザーを務めるシングルマザーの亜紀は、
クレーマー会員とトラブルを起こして以来、悪質な嫌がらせに苦しんでいた。
息子が通う小学校ではクラスメイトが誘拐される。
担任の祐介は対応に追われる中、
クラスの秀才・莉世から推理を聞かされる――「あの女ならやりかねない」。
その後莉世も何者かに襲われ意識不明に。

亜紀と祐介を追い詰める異常犯罪の数々。
街に潜む“化け物”は一体誰なのか?

『悪い夏』の鬼才が現代社会の不条理とタブーに真っ向から挑む、戦慄ダークサスペンス。

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322503000697/
試し読み ⇒ https://kadobun.jp/trial/kuroiito/entry-123913.html

【担当編集より】
染井さんの小説はいつも、読み始めたら止められません。どんなに怖いもの、見たくないものがあっても。
本作は著者初のホラーサスペンス、ですがお化けや幽霊の話ではありません。
主人公の彼と彼女はちょっとツイてない。ちょっとの不運、だったはずが瞬く間に大きく膨らんで、気が付けば日本中を騒然とさせる大事件の渦中にいます。
怖いけどやめられない、続きが知りたい。
加速するスリルと恐怖の先に何があるのか、読んでお確かめください。

『悪い夏』(角川文庫)



25万部突破&映画化決定! 闇に引きずりこまれるケースワーカー。戦慄のノワールサスペンス

26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、ケースの女性に肉体関係を迫っていると知った守は、真相を確かめようと女性の家を訪ねる。しかし、その出会いをきっかけに普通の世界から足を踏み外して――。生活保護を不正受給する小悪党、貧困にあえぐシングルマザー、東京進出を目論む地方ヤクザ。加速する負の連鎖が、守を凄絶な悲劇へ叩き堕とす! 第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作。

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322005000370/

【担当編集より】
個人的な話ですが私はこの小説が大好きで、いつか染井さんの担当をしたいと希望していました。念願叶って『黒い糸』の編集をさせてもらっています。
『悪い夏』の感想で、登場人物がみんな悪人だというものをよく見かけます。帯にもそう書いてあるんですが、果たしてそうなんだろうか。悪人と善人の境目ってなんなのだろう。うっかり気を抜いたら、誰でも落ちる可能性のある落とし穴が、実は近くにあるのかもしれない。そんなことを考えてしまう、容赦ないサスペンス小説です。

『正義の申し子』(角川文庫)



告発系ユーチューバーの出来心から燃え広がる大騒動!

現実では引きこもりながら正義のユーチューバー“ジョン”として活躍する青年・純。悪徳請求業者に電話をかけ、相手をおちょくったところ大好評。キャラの濃い関西弁男を懲らしめた動画は爆発的に再生数を伸ばす。味をしめたジョンは、男とリアルに会って対決し、それも配信しようと画策する。一方、請求業者の鉄平もジョンを捕まえようと動き始めた。2人が顔を合わせた時、半グレや女子高生をも巻き込む大事件に発展する!

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322103000567/

【担当編集より】
まさしく「読むジェットコースター」! 告発系YouTuberと悪徳請求業者の2人によって引き起こされる大騒動が、痺れるような緊張感をもちつつもコミカルに描かれます。「愉快痛快な物語が読みたい!」という方にはオススメの1冊です! 救いのないドタバタ劇を読み進めるうちにどんどん楽しくなってくる一方で、沁みるラストも超魅力。感情を振り回されすぎて、読後は放心すること間違いなし。

『震える天秤』(角川文庫)



高齢ドライバーによる死亡事故、それは本当に〈老いの宿命〉だったのか?

高齢男性の運転する軽トラックがコンビニに突っ込み、店員を轢き殺す大事故が発生。
アクセルとブレーキを踏み違えたという加害者の老人は認知症を疑われている。
事故を取材するライターの俊藤律は、加害者が住んでいた奇妙な風習の残る村・埜ヶ谷村を訪ねるが……。
「この村はおかしい。皆で何かを隠している」。
関係者や村の過去を探る取材の末に、律は衝撃の真相に辿り着く――。
横溝賞出身作家が放つ迫真の社会派ミステリ!

詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322201000354/

【担当編集より】
染井作品の魅力の一つは、普段は見向きもされないような「知られざる裏の事情」をとことん描き出すところにあります。「高齢ドライバー」をテーマに扱った『震える天秤』は、その魅力の真骨頂ともいえる作品。現代社会では高齢者の免許返納を推奨する声が年々高まり、応じない高齢者を批判する声すら見聞きしますが、その実態の裏側には……。染井氏は物語の中で、この問題の本質にまで切り込みます。本を読み終えた後、世界の見え方がきっと変わっているはずです。

そのほかの作品

『正体』(光文社文庫)



罪もない一家を惨殺した死刑囚はなぜ脱獄したのか!?

埼玉で二歳の子を含む一家三人を惨殺し、死刑判決を受けている少年死刑囚が脱獄した! 東京オリンピック施設の工事現場、スキー場の旅館の住み込みバイト、新興宗教の説教会、人手不足に喘ぐグループホーム……。様々な場所で潜伏生活を送りながら捜査の手を逃れ、必死に逃亡を続ける彼の目的は? その逃避行の日々とは? 映像化で話題沸騰の注目作!

(光文社オフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://books.kobunsha.com/book/b10128667.html

『海神』(光文社文庫)



復興に向けて歩み出した島は、ふたたび混乱の渦に……。

東日本大震災で被災した三陸沖の天ノ島に現れた復興支援のプロ・遠田政吉。行政の支援も届かない地獄で救助、遺体捜索などに奔走し、救世主として信望を得るが、のちに復興支援金の横領疑惑が発覚する。島出身の新聞記者、菊地一朗が疑惑の解明のため 遠田の過去を探り始めると、そこにはおぞましい闇が――。エンタメ界再注目の著者が放つ骨太の社会派ミステリー!

(光文社オフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://books.kobunsha.com/book/b10125430.html

『鎮魂』(双葉文庫)


(C)染井為人/双葉社


「都会の闇」に斬り込む傑作社会派サスペンス。

世間を騒がせている半グレ集団「凶徒聯合」のメンバーが殺された。警察は暴力団や半グレ同士の抗争と見て捜査をはじめるが、それを嘲笑うかのように次々にメンバーが殺害されていく。疑心暗鬼になっていくメンバーたち。そして、犯人を持ち上げるSNSの住民たち。意外すぎる犯人と絡まり合う人間関係が驚愕を誘う、今大注目の著者による社会派サスペンスの傑作。

(双葉社オフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.futabasha.co.jp/book/97845755275200000000

『滅茶苦茶』(講談社文庫)



予測不能の展開、予想外の読後感
中毒者続出の絶叫系転落ミステリー!

三十代シングルライフを謳歌する美世子は、不穏な恋にのめりこむ。県内一の進学校に通う礼央は、元級友の不良と再会する。三人の子持ちの茂一は、ラブホテルの経営不振に喘ぐ。孤独と欲望を抱える彼らの人生が交わるとき、崖っぷちに向かって運命は転がりはじめる。

(講談社オフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000387810

『歌舞伎町ララバイ』(双葉社)


(C)染井為人/双葉社


社会派サスペンスの新鋭が描く衝撃の復讐劇。

中学卒業と同時に親元から飛び出し歌舞伎町にたどり着いた15歳の少女・七瀬。わずか15年の人生で絶望を味わい、すべてをあきらめている七瀬にとって、歌舞伎町は唯一、心を安らげる場所だった。トー横広場で仲間とダベり、危ないバイトに手を出していくうち、歌舞伎町の闇社会や家出少女たちを食い物にしようとする大人たちとも関わっていく。そして事件は起きた――。

(双葉社オフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.futabasha.co.jp/book/97845752480670000000

プロフィール

染井為人(そめい・ためひと)
1983年生まれ、千葉県出身。2017年、『悪い夏』で第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し、デビュー。生活保護の不正受給を扱った受賞作は、新時代の社会派ミステリとして話題を呼んだ。その他の著作に『正義の申し子』『震える天秤』『黒い糸』『正体』『海神』『鎮魂』『滅茶苦茶』『歌舞伎町ララバイ』などがある。

染井為人特設サイトはこちら ⇒ https://kadobun.jp/special/somei-tamehito


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