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特集

担当編集者が語る、眞邊明人『28歳フリーターが総理大臣と総選挙で戦ってみた』を読むべき3つの理由

政治小説の新たな書き手によるノンストップ政界エンタメ、『28歳フリーターが総理大臣と総選挙で戦ってみた』のおすすめポイントをご紹介

『ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら』の大ヒットで注目を集める眞邊明人さん。政治家のスピーチ指導も手掛ける新鋭による、政界エンタメ小説『28歳フリーターが総理大臣と総選挙で戦ってみた』。インパクトのあるタイトルですが、一体どんな作品なのか? 政治小説好きに是非とも読んでほしい本作、担当編集者が3つのおすすめポイントをご紹介します!

1、「政治ド素人」だが、真っすぐで魅力的な主人公!

28歳フリーターこと主人公の冬也は、政治家になりたかったわけではなく、周囲に担ぎ出される形で衆議院議員解散総選挙に出馬することに。政治家という職業に対する執着がないため、打算やしがらみもなく、真っすぐに政治と向き合い、そして怒ります。彼の行動は政界の常識からは外れたものですが、その真っすぐさが魅力的で、思わず期待したくなるはず。そんな冬也はやがて、国民の誰もがあっと驚くようなことをしでかします。彼を待ち受ける運命やいかに――。

2、百戦錬磨の大物政治家たちのひりつくような駆け引き

政治小説の醍醐味の一つである、政界ならではの生々しい駆け引きや心理戦。本作でも百戦錬磨の重鎮たちが、若く国民人気のある冬也を利用しようと様々な謀略を巡らせます。一見すると笑顔での会話も、その実は探り合いであり騙し合い。冬也を使ってライバルを出し抜く機会を虎視眈々と狙っています。喰うか喰われるかのひりひりとした緊張感と臨場感に、引き込まれること間違いなしです!

3、政治家の演説指導も手掛ける著者による、グッとくる名台詞の数々

著者の眞邊さんは政治家のスピーチ指導も手がけており、そのため作中の台詞や演説には心を震わせる言葉がたくさん出てきます。担当編集の印象に残った台詞を一つ、ご紹介します。

「(前略)政治家は決めたことをやり通さねばならん。それは難しいことだ。私も何度も初心を曲げてしまったことがある。そのたびに己を傷つけた。己を己で傷つけるより、信じた道を進んで他人に傷つけられる方がよい。それが政治を志す者の心意気だ」

ハッとさせられるものや、自身の生き方について考えさせられるものも。是非お気に入りの台詞を見つけてみてください。


このほかにもネタバレになってしまうので書くのを泣く泣く断念した激推しポイントが盛りだくさん。少しでも気になった方は、是非お手に取ってみていただけたら嬉しいです。
政治系YouTuberのKAZUYAさんによる本作のレビューと、紹介動画もあわせてご覧ください!



https://youtu.be/CmWCNsHVF9Y

『28歳フリーターが総理大臣と総選挙で戦ってみた』について



28歳フリーターが総理大臣と総選挙で戦ってみた
著者 眞邊 明人
定価: 1,760円 (本体1,600円+税)
発売日:2023年03月27日

政治ド素人が、腐った永田町を斬る!
30代を目前にフラフラしていた大河冬也は、政治系ユーチューバーとして人気を獲得し、与党幹事長代理・真坂尊に対談を申し込む。すると、冬也のカリスマ性に注目した、尊の秘書で息子の喬太郎から、尊が旗揚げした新党の候補者として衆議院解散総選挙に出馬するよう説得される。幼なじみの仲間の後押しもあり立候補を決意した冬也は、ユーチューバーならではの斬新なアイディアを掲げ若者を中心に国民的人気を博すが、地位や権力にしがみつく老兵たちの争いに巻き込まれていく。

詳細ページ:https://www.kadokawa.co.jp/product/322111000528/
amazonページはこちら

著者プロフィール

眞邊明人(まなべ・あきひと)
1968年生まれ。同志社大学文学部卒。大日本印刷、吉本興業勤務を経て、2002年に独立。エンタテインメント事業と教育事業を展開する株式会社先駆舎(現・センクシャ)の経営責任者に就任する。2019年7月には日テレHRアカデミアの理事に就任。演出家としてテレビ番組のプロデュースの他、演劇、ロック、ダンス、プロレスを融合した「魔界」の脚本、総合演出をつとめる。21年3月に刊行した初小説『ビジネス小説 もしも徳川家康が総理大臣になったら』がベストセラーに。22年11月に2作目となる『ビジネス小説 もしも彼女が関ヶ原を戦ったら』を上梓。

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