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特集

【作品情報まとめ】安壇美緒『イオラと地上に散らばる光』

2025年11月18日(火)発売予定!
安壇美緒『イオラと地上に散らばる光』(KADOKAWA)の最新情報を随時更新してお届けします。

NEWS

2025/10/15 書影解禁&著者インタビュー公開!

安壇美緒『イオラと地上に散らばる光』作品紹介



あらすじ

読んでしまったらもう傍観者ではいられない。衝撃と共感の事件小説
ワンオペ育児で追い詰められた母親が夫の上司を刺した。彼女は赤ん坊を抱っこ紐で帯同したまま犯行に及んだという。事件を取り上げたWEB記事をきっかけに、SNS上ではイオラ擁護派と否定派の論争が起こり――

▼作品詳細(KADOKAWAオフィシャルサイト)はこちら
https://www.kadokawa.co.jp/product/322501001202/

本作を知るための4つのキーワード

【イオラ】
物語の中心にいる人物の名前です。フルネームは萩尾威愛羅(はぎおいおら)。我が子を胸に抱いた状態で夫の上司を刺すという異常な事件を起こした犯人。彼女はなぜそんな行動に至ったのか?
この謎を追うのではなく、事件とは直接関係のない人々の日常を読んでいるうちに「真相を理解させられる」のが今作の最大の魅力!
研ぎ澄まされた文章に心を削られる快感と衝撃、その身で確かめてください。
【光】
「発信は、光」
この一文で本作は始まります。
光とは、あなたが持っているスマホのことです。
この光をどんな風に使うかを問う物語です。
【炎上】
SNS、やってますか?
そこで毎日のように繰り広げられる炎上をどんな風に見てますか?
強い言葉の応酬とレスバトル、次の日には忘れ去られ、別の話題に火が点いて……これって自然発生的なものなのでしょうか?
なぜ炎上が起こるのか、その仕組みに踏み込みます。
【暴力のバトン】
暴力っていうものは基本的に上から下へ流れていく(中略)どんどんどんどん、弱い人に向かってバトンが渡されて
作中の人物によって語られる、この暴力と支配の構造。
自分も無意識に受け取った暴力を弱いほうに渡していないか?そんな危惧が頭を過り続けます。

著者紹介

プロフィール

安壇 美緒(あだん・みお)
1986年、北海道生まれ。2017年に「天龍院亜希子の日記」で小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。2023年には『ラブカは静かに弓を持つ』で第25回大藪春彦賞を受賞し、本屋大賞の第2位になった。ほかの作品に北海道の女子校を舞台にした『金木犀とメテオラ』がある。

読者のみなさまへのメッセージ



スペシャルコンテンツ

刊行前特別インタビュー

刊行に先立って、著者の安壇美緒さんにインタビュー!
執筆の経緯や、物語を組み立てていく過程、作中の登場人物たちについてなど、さまざまな角度から本作について伺いました。

▼ 記事はこちら
https://kadobun.jp/feature/interview/dnpohwz92k0s.html



編集部SNSでも最新情報をお届け!

本作の情報は、KADOKAWA文芸編集部のXアカウント(@kadokawashoseki)でも随時発信予定です。
ハッシュタグ「#イオラ」をつけて投稿しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。


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