「カドブン」で2018年に掲載された記事の中から、最も読まれた記事TOP10をランキング形式で紹介します!
10位 【評者:岸田繁】「オトコのカラダはキモチいい」ことをみんな別に知らなくてもいいけどコレは楽しい本だ
「くるり」の岸田繁さんが角川文庫の作品を書評する「ダ・ヴィンチ」誌上での人気企画。岸田さんの的確な書評×『オトコのカラダはキモチいい』という書名のインパクトもあって、多くの方に読まれました。
9位 いよいよ現実的になってきた消費税UPを経済コミック『#キミ金』がリアルに読み解く!
各所で話題沸騰の経済マンガ『キミのお金はどこに消えるのか』。
笑いながら経済のキモがわかると評判になり、早くも5刷を突破しているこの作品。
税率引き上げが現実味を帯びてきたこともあり、「消費税」を扱った第8話の試し読みに注目が集まりました。
「執筆のきっかけを描いた初回をまるっと公開!」や著者の井上純一さんのインタビュー記事なども併せてお楽しみください。
8位 辻村深月『きのうの影踏み』の冒頭を『文豪ストレイドッグス』の朝霧カフカ&春河35がコミカライズ!
角川文庫では、創刊70周年記念として角川文庫の人気作品の冒頭を著名漫画家がコミカライズするという企画を実施中。
なかでも「文豪ストレイドッグス」シリーズでおなじみの朝霧カフカ&春河35のお二人による辻村深月さんの『きのうの影踏み』のコミカライズは秀逸です!
今年の成人の日に、20歳が一番読んだ小説第1位(「honto」集計)を獲得した住野よるさんの『青くて痛くて脆い』。本作の試し読みも大変人気がありました。
青春の煌めきと残酷さを描いた、”喪失”のその先の物語。
住野さんご自身も「今までを塗り替える最高傑作」と仰る新境地です!
6位 超難問クイズ『東大王』の魅力とは? ウワサの4人組を直撃!#1
難しいけど面白い! と話題のクイズ番組『東大王』(TBS系、水曜夜7時放送中。※一部地域を除く)。
そんな『東大王』の公式本第2弾発売を記念して、話題沸騰中の東大王チーム4名に直撃インタビュー。第1回は、クールでシャイなキャラクターも大人気のリーダー・水上颯さん。第2回・鈴木光さん、第3回・鶴崎修功さん、第4回・伊沢拓司さんと各回すべて大人気の読み物となりました。
5位 【映画公開記念!原作小説試し読み】森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』①
昨夏、アニメ映画化されて再び話題となった森見登美彦さんの『ペンギン・ハイウェイ』。小説の冒頭がそのまま映画のオープニングにも使われたこともあって、本作の試し読みもたくさんの方に注目されました。
小学4年生のぼくが住む郊外の町に突然ペンギンたちが現れた。
この事件の謎を研究することにした僕は――。
同じく、ファミリーで楽しめるアニメ映画として、昨夏日本中の話題をさらった細田守監督の『未来のミライ』。その原作小説の4日間連続試し読みも好評を博しました。
映画とは違う感動を味わってください。
3位 【12・21発売】冲方丁最新歴史小説『麒麟児』13日連続試し読み 第1回
昨年末に刊行された、冲方丁さんの5年振りの歴史長編小説『麒麟児』。カドブンでは異例の13日間連続、4万字(紙本換算で82ページ!)の試し読みを行い、SNSやネットニュースなどで大きく話題になりました。
本作で冲方氏が描くのは、勝海舟と西郷隆盛。幕末最大の転換点「江戸無血開城」を命を賭して成し遂げた二人の“麒麟児”を描く、著者渾身の歴史長編です。
2位 山田孝之×菅田将暉W主演ドラマ『dele』 小説試し読み①
昨年7月クールにテレビ朝日系で放映されたドラマ「dele」は、山田孝之×菅田将暉のW主演&ハイクオリティな映像と展開で回を追うごとに人気もウナギのぼり。第56回ギャラクシー賞の上期入賞が決定しています。
カドブンでは、その小説版『dele』と『dele2』の試し読みをそれぞれ3日連続、5日連続で行いました。小説の著者は、ドラマ原案と3話分の脚本を担当したベストセラー作家の本多孝好さん。
ドラマとは異なるオリジナルストーリーということもあり、たくさんの方に読んでいただきました!
1位 ナガノ『ねこくま、めしくま』/【連載】極上の一章
栄えある第一位は、「極上の一章」コーナーからの入賞です。「極上の一章」とは「この一章を読んでもらえれば、買わせる自信あり!」という一章(一部分)を担当編集者がセレクト。その作品への熱い思いも込めてお薦めさせて頂くという企画。
ナガノさんの『ねこくま、めしくま』は、2匹の猫との暮らしと美味しい食べものを通して、小さな幸せに気がつかせてくれるイラストエッセイ。思わず「ふふ」と笑ってしまう小さな幸せがたくさん詰まっている作品です。
こちらの作品を紹介した記事が、2018年間でもっとも読まれた記事となりました!
さて、今年はどんな記事が人気となるでしょうか。
みなさんの本との出会いのお手伝いができますよう、編集部一同、力を尽くしていきたいと思います。
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