今年も全国高等学校野球選手権大会――通称「夏の甲子園」の季節がやってきました!
全国の高校球児たちが繰り広げる熱い戦いに、心を打たれる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな甲子園を題材にした角川文庫作品をカドブン編集部が厳選!
胸が熱くなるような1冊に、きっと出会えるはずです。
角川文庫の「甲子園小説」おすすめ4選
あさの あつこ『敗者たちの季節』
「敗者のままで、終われるものか」甲子園出場をかけ闘う少年たちの最後の夏
夏の甲子園地方大会、決勝戦9回の攻防。あと、一人打ち取れば延長にもつれ込む……と、その瞬間、サヨナラホームラン。敗者となった海藤高校の投手直登は、試合後も悔しさから立ち直れないでいた。そこに、思わぬ報せが届く。優勝した東祥学園が、出場を辞退したというのだ。繰り上がり甲子園出場が決まるが、それはどちらのチームにとっても重い結果だった。「敗者のままでは、終われないんだ!」少年たちの熱い思いに、思わず胸が高鳴る、著者真骨頂の青春野球小説!
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あさの あつこ『晩夏のプレイボール』
あさのあつこが「夏の甲子園」を描く、野球小説の新たな傑作。
「野球っておもしろいんだ」――甲子園常連の強豪高校でなくても、自分の夢を友に託すことになっても、女の子であっても、いくつになっても、関係ない……野球を愛する者、それぞれの夏の甲子園を描く短編集。
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/200912000573/
横関 大『マシュマロ・ナイン』
平均体重100キロオーバー!? 元相撲部球児が打って、投げて、食べる!
プロ野球選手の小尾は、身に覚えのないドーピング疑惑で球界を追われた。――それから3年、私立高校の臨時体育教員として働く小尾は、校長から野球部の監督就任を要請される。断っても甲子園に行けなくても馘……。退路を断たれて仕方なく引き受けたが、その野球部は、不祥事から無期限活動停止になった相撲部の部員だけで創られたものだった。並外れた体重と食欲を持つが野球はド素人。前代未聞のナインが、アツい夏に挑む!
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赤澤 竜也『白球ガールズ』
『吹部!』著者が描く、熱血女子高校生野球エンターテインメント!
女の子はでられない――。甲子園を夢見てきた青山由佳は、硬式への思いが断ち切れず女子硬式野球部のある花ヶ丘学園高校へ転校する。しかし、早々に理事長代理と対立。「春の一勝」を部の存続条件にチーム作りに動きだすが、集まったのは個人主義、外国人留学生、ヤンキー……と超個性的な面々ばかり。男子野球部には幼馴染みで天敵の石田もいた! 果たして由佳は野球を続けていけるのか!? 熱血女子高校生野球エンタメ!
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321608000244/