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特集

“サッカー”だから描けた物語がある。「サッカー小説5選」

感動とともに新年を迎えよう!2022年の初読書におすすめの本

お正月といえば――サッカーです!!
なぜなら、天皇杯(JFA全日本サッカー選手権大会)決勝戦と全国高校サッカー選手権大会があるから!!!
※お正月といえば駅伝!という方はこちらをどうぞ。
毎年、優勝を目指してシノギを削る選手たちの勇姿に感動をもらっている人も多いのではないでしょうか。私もそのひとりです。
日本全国のプロアマクラブによるトーナメントである天皇杯、全国の高校サッカー部が参加する全国高校サッカー選手権大会のいずれも、頂点に立てるのはただ1チームのみ。試合後のピッチには、必ず勝者と敗者がいます。
さらに言えば、各チームでピッチに立てるのはわずか11人だけ。ピッチに立てないまま大会を終える人、仲間の想いを背負って戦い涙を呑む人、そして、勝利の美酒に酔いしれ歓喜の雄たけびを上げる人――真剣勝負のピッチの内外で、様々なドラマが生まれています。
ひとつのボールを追いかける“サッカー”というスポーツが生み出す人間ドラマを、小説でも堪能してみませんか。
読者の心を揺さぶる、おすすめの「サッカー小説」を5作ご紹介します。

勝者と敗者、仲間とライバルが生み出す感動の人間ドラマ。「サッカー小説5選」

はらだみずき『高校サッカーボーイズU-16』(角川文庫刊)



無名の高校生16歳、リアル青春サッカー小説。

2011年、高校生になった武井遼介は、関東の強豪サッカー部に入部する。東日本大震災から1ヶ月、普通にサッカーができる現状に葛藤を抱きながら、遼介は新入部員約50名でスタートした部活に励む――。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321809000183/

綾崎隼『レッドスワンの絶命 赤羽高校サッカー部』(メディアワークス文庫刊)



恋愛小説の名手が送る新時代の青春サッカー小説、開幕!

私立赤羽高等学校サッカー部『レッドスワン』。新潟屈指の名門は崩壊の危機に瀕し、選手生命を絶たれた少年、高槻優雅は為す術なくその惨状を見守っていた。しかし、チームが廃部寸前に追い込まれたその時、救世主が現れる。新指揮官に就任した舞原世怜奈は、優雅をパートナーに選ぶと、凝り固まってしまった名門の意識を根底から変えていく。誰よりも〈知性〉を使って勝利を目指す。新監督が掲げた方針を胸に。『絶命』の運命を覆すため、少年たちの最後の闘いが今、幕を開ける。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321803001721/

伊坂幸太郎『PK』(講談社文庫刊)



彼は信じている。時を超えて、勇気は伝染する、と――

人は時折、勇気を試される。落下する子供を、間一髪で抱きとめた男。その姿に鼓舞された少年は、年月を経て、今度は自分が試される場面に立つ。勇気と臆病が連鎖し、絡み合って歴史は作られ、小さな決断がドミノを倒すきっかけをつくる。三つの物語を繋ぐものは何か。読み解いた先に、ある世界が浮かび上がる。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

津村記久子 『ディス・イズ・ザ・デイ』(朝日文庫)



「こういう話をしてるとさ、どんな気持ちでも生きていけるんじゃないかって思うよね」

22のチーム、22の人生――サッカー国内2部リーグ22チームの22人のファンたちは、それぞれの思いを抱いて今季最終試合のザ・デイ、「その日」に向かう。職場の人間関係に悩む会社員、別々のチームを応援することになった家族、憧れの先輩に近づきたい男子高生、両親の離婚で十数年ぶりに再会した孫と祖母など、ごく普通の人たちのかけがえのない人生を、サッカーを通してエモーショナルに描き出した、一話完結の連作小説集。

(あらすじ:朝日新聞出版HPより引用)

小宮良之『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫刊)



青春爽快サッカー小説、開幕!

小6のゆうは、キッカーズのエースストライカー。同級生の蓮としげピーと共に練習に励んでいた。ゆうは亡き父からの言葉を胸に仲間との衝突、チームの崩壊などを経験しながら、大人への道を歩んでいく――。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321707000545/

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