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特集

物語の世界にどっぷり浸かろう! 「年末年始に読みたい小説5選」

除夜の鐘を聞きながら。初日の出を待ちながら。年越しにおすすめの本をご紹介。

もういくつ寝ると――年末年始のお休み!
長く続くお休みは、たっぷり本を読む大チャンス、です。
なんとなく手を出せずにいた大人気シリーズや文学賞受賞作、読み応えがありそうなミステリや冒険ファンタジーなど、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
今回は、物語の世界にどっぷり浸かりたい!というときにぜひお読みいただきたい名作ばかりを5つ、ご紹介します。

まとまったお休みには、読み応えたっぷりな小説を!「年末年始に読みたい小説5選」

伊坂幸太郎『マリアビートル』(角川文庫刊)



物騒な奴らが再びやってきた! ノンストップエンターテインメント

酒浸りの元殺し屋「木村」。狡猾な中学生「王子」。腕利きの二人組「蜜柑」「檸檬」。運の悪い殺し屋「七尾」。物騒な奴らを乗せた新幹線は疾走する! 『グラスホッパー』に続く、殺し屋たちの狂想曲。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321302000007/

深緑野分『この本を盗む者は』(KADOKAWA刊)



本の魔力と魅力を詰め込んだ、空想の宝箱!

書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は巨大な書庫「御倉館」の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、父の代わりに館を訪れていた深冬は残されたメッセージを目にする。
“この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる”
本の呪いが発動し、街は侵食されるように物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り世界が元に戻らないと知った深冬は、探偵が銃を手に陰謀に挑む話や、銀色の巨大な獣を巡る話など、様々な本の世界を冒険していく。やがて彼女自身にも変化が訪れて――。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321912000257/

澤村御影『准教授・高槻彰良の推察 民俗学かく語りき』(角川文庫刊)



怪異を収集する准教授×孤独な大学生の民俗学ミステリ

「怪異は、現象と解釈によって成り立つんだよ、深町くん」
人の嘘がわかる耳を持ち、それゆえに孤独になってしまった大学生・深町尚哉。
なんとなく受講した「民俗学2」のイケメン准教授・高槻になぜか気に入られ、
怪異に出会うとついテンションが上がってしまう彼の「常識担当」として助手をすることに。
親しくなるにつれて尚哉は、高槻の瞳が時々夜空のような青色に変わることや超記憶能力を持っていることなどを知る。
実は高槻もまた、幼い頃に奇妙な体験をしていたのだ……。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321807000219/

澤村伊智『ぼぎわんが、来る』(角川ホラー文庫刊)



全選考委員が絶賛した第22回日本ホラー小説大賞受賞作!

幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。
それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。
その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか?
愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。
真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか……。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321709000366/

太田愛『幻夏』(角川文庫刊)



23年前の夏、失踪した親友は何を求め、何を失ったのか――

「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」毎日が黄金に輝いていたあの夏、同級生に何が起こったのか――少女失踪事件を捜査する刑事・相馬は、現場で奇妙な印を発見し、23年前の苦い記憶を蘇らせる。台風一過の翌日、川岸にランドセルを置いたまま、親友だった同級生は消えた。流木に不思議な印を残して……。少年はどこに消えたのか? 印の意味は? やがて相馬の前に恐るべき罪が浮上してくる。司法の信を問う傑作ミステリー。日本推理作家協会賞候補作。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321704000329/

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