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特集

警察小説アンソロジー『警官の道』刊行記念! 「次世代ミステリ作家の必読7選」

次世代ミステリ作家による豪華警察小説アンソロジー『警官の道
参戦した7人は、呉勝浩、下村敦史、長浦京、中山七里、葉真中顕、深町秋生、柚月裕子
各々がベストセラーや文学賞受賞作、映像化原作を抱え、これからのミステリ&警察小説ジャンルを牽引する作家が勢揃いしました。
7人7色の警察小説短編アンソロジー『警官の道』はもちろん逃さずお読みいただくとして、それぞれの作家の必読作品を1冊ずつ、ご紹介させていただきます。
アンソロジー『警官の道』と合わせて、ぜひ次世代ミステリ作家たちの単著にも、手を伸ばしてみてくださいね。

ベストセラー! 映像化原作! 文学賞受賞作! 「次世代ミステリ作家の必読7選」

呉 勝浩『スワン』(KADOKAWA刊)



第73回日本推理作家協会賞&第41回吉川英治文学新人賞受賞! 10年代ミステリ最後の衝撃!

首都圏の巨大ショッピングモール「スワン」で起きたテロ事件。死者二十一名、重軽傷者十七名を出した前代未聞の悲劇の渦中で、犯人と接しながら、高校生のいずみは事件を生き延びた。しかし、取り戻したはずの平穏な日々は、同じく事件に遭遇し、大けがをして入院中の同級生・小梢の告発によって乱される。次に誰を殺すか、いずみが犯人に指名させられたこと。そしてそのことでいずみが生きながらえたという事実が、週刊誌に暴露されたのだ。被害者から一転、非難の的となったいずみ。
そんななか、彼女のもとに一通の招待状が届く。集まったのは、事件に巻き込まれ、生き残った五人の関係者。目的は事件の中の一つの「死」の真相を明らかにすること。彼らが抱える秘密とは? そして隠された真実とは。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321905000425/

下村敦史『コープス・ハント』(KADOKAWA刊)



美貌の連続猟奇殺人犯が、死刑確定後に明かした衝撃の事実とは!?

連続猟奇殺人犯の衝撃の告白――それは自身の犯行の模倣犯を殺し、遺体を思い出の場所に隠したというものだった。事件の真相を追う女刑事と遺体捜しをする少年達が出会うとき、驚愕の真実が明らかになる!

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000103/

長浦 京『アンダードッグス』(KADOKAWA刊)



世界に、牙を剥け。2020年大本命の超弩級ミステリー巨編! 第164回直木賞候補作

「君の選択肢に『No』はない。『Si(はい)』でなければ『morte(死)』だ」――1996年末、元官僚の証券マン・古葉慶太は、顧客の大富豪・マッシモからある計画を託される。それは、中国返還直前の香港から密かに運び出される国家機密を強奪せよというものだった。かつて政争に巻き込まれ失脚した古葉は、逆襲の機会とばかりに香港へ飛ぶ。だが、彼を待っていたのは、国籍もバラバラな“負け犬”仲間たちと、計画を狙う米露英中、各国情報機関だった――。裏切るか、見破るか。策謀の渦巻く香港を“負け犬”たちが駆け抜ける!

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321910000695/

中山七里『切り裂きジャックの告白 刑事犬養隼人』(角川文庫刊)



映像化原作シリーズ第1作! 「どんでん返しの帝王」が放つ、衝撃の社会派ミステリ!

臓器が奇麗にくり抜かれた遺体が発見された。やがてテレビ局に犯人から声明文が届く。いったい犯人の狙いは何か。さらに第二の事件が起こり・・・・・・。警視庁捜査一課の犬養が捜査に乗り出す!

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321405000117/

葉真中顕『灼熱』(新潮社刊)



分断が加速する現代に問う、圧倒的巨篇。

沖縄生まれの勇と、日系二世のトキオ。一九三四年、日本から最も遠いブラジルで出会った二人は、かけがえのない友となるが……。第二次世界大戦後、異郷の地で日本移民を二分し、多数の死者を出した「勝ち負け抗争」。共に助け合ってきた人々を駆り立てた熱の正体とは。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

深町秋生『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(角川文庫刊)



2022年映画化決定! 警察小説を超えた問題作!

東京のやくざ組織・東鞘会に所属する兼高昭吾は、弟分の室岡と沖縄に飛び、ターゲットの喜納修三を殺害した。その夜、一人になった兼高は激しく嘔吐する。実は兼高は警視庁組対部に所属する潜入捜査官だったのだ。後継者問題をめぐり、東鞘会では血で血を洗う抗争が続いており、喜納殺害はその一環だった。兼高の最終任務は東鞘会会長である十朱の殺害。十朱は警視庁を揺るがす、ある“秘密”を握っていた。ボディガード役に抜擢された兼高は、身分が明かされた瞬間に死が迫る中、十朱への接近を図るが……。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322001000194/

柚月裕子『孤狼の血』(角川文庫刊)



第69回日本推理作家協会賞受賞作。映画「孤狼の血」原作。

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく――。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321607000223/

作品紹介『警官の道』



警官の道
著者 呉 勝浩
著者 下村 敦史
著者 長浦 京
著者 中山 七里
著者 葉真中 顕
著者 深町 秋生
著者 柚月 裕子
定価: 1,870円(本体1,700円+税)
発売日:2021年12月20日

警官で生きるとは? 豪華警察小説アンソロジー
「組織で生きる者の矜恃」
オール書き下ろし新作
次世代ミステリー作家たちの警察小説アンソロジー
「孤狼の血」スピンオフ、「刑事犬養」シリーズ新作収録
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322108000255/
amazonページはこちら

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