インタビュー
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超難問クイズ『東大王』の魅力とは? ウワサの4人組を直撃!#2
撮影:阿部 岳人
難しいけど面白い!と話題のクイズ番組『東大王』(TBS系、水曜夜7時放送中。※一部地域を除く)。
そんな『東大王』の公式本第2弾発売を記念して、話題沸騰中の東大王チーム4名に直撃インタビュー。第2回は、東大王チームの紅一点・鈴木光さんが登場です。
>>インタビュー第1回 水上颯さん
── : 『東大王』公式本の第2弾が完成しました。本の制作中から皆さんには原稿チェックをしていただいたりしましたが、出来上がっていく本を見ていて、いかがでしたか?
鈴木: 今回、第1弾とはまた全然違う雰囲気になりましたよね! 第1弾もクイズ本として楽しかったんですけど、今回はより明るい雰囲気になっていて、趣が変わったというか、すごくめくっていて目が楽しいなと思いました。すごく写真が増えましたよね? 今の私たちの雰囲気が自然に出ている感じもしますし、こうして見ていてもつい笑顔になってしまいますね。
── : 東大王の皆さんの人気がどんどん上がってきているので、皆さんの密着ページが増えまして。かといってクイズも減らしたくないよねということで、もうギューギューに詰め込んだ本になりました(笑)。
鈴木: (P20からの「撮影裏側コレクション」を見ながら)このページ、面白いですね! こんなふうに撮影の裏側も載せたりするんだなって。すごく新鮮です。
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── : アイドルの方を取り上げる雑誌とかでは、オフショットって定番の人気企画なんですよ。
鈴木: なるほど、そうなんですね。この写真(P22の、鈴木さんを男性3人が後ろから覗き込むようなシュールな構図)とか、懐かしいなって(笑)。この撮影のときどうしても笑ってしまって、NG集と言ったら何ですけど、こういうちょっと違う角度から取った写真も楽しいですね。
── : ではその流れで、光さんのお気に入りの写真を1枚選んでいただけますでしょうか? ご自身が写ってない写真でも大丈夫です。
鈴木: 私、一番最初のこの写真(「Q」という大きなオブジェから4人が顔をのぞかせている写真)がすごく好きです! これ、撮影してるときのことをすごくよく覚えていまして。このオブジェ、すごく軽かったじゃないですか。それで、4人で持ち上げてみたり、下ろしてみたり、ちょっと遊ぶような感じで、みんな思いのままあれこれ動いていたと思うんですけれど。その中でこうギュッと固まってる感じが、自然な感じが伝わるなと思いました。この写真すごく好きですね。
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── : 本当に、皆さん一人一人がカメラに慣れてきたのか撮影も楽しんでくださってましたよね。4人がさらに打ち解けてるなというのも、撮影中にすごく感じました。
鈴木: あっ、そうかもしれないですね! たぶん前回は私が、レギュラーになってわりとすぐの撮影だったので……。
── : 光さんがレギュラーに正式加入されたのが11月の放送で、12月から1月にかけて第1弾の取材をさせていただいたので、2カ月めくらいのときですね。
鈴木: そうですよね。そのときも、もちろんすごく優しく、たくさん声を掛けていただいて、仲良くしていただいていたんですけど。今の方が私の方からたくさんしゃべるようになったと思いますし、自然と写真にも表れてるのかなと思います。接する上で、私の中の緊張がなくなったのかなと思います。
── : 分かります。以前は一歩引いてお兄ちゃんたちを立てるような感じだった光さんが、今回の取材中は、水上(颯)さんに軽いツッコミを入れている瞬間もあったり……(笑)。
鈴木: 失礼にならない範囲で……(笑)。この本のインタビューの中でも触れられていると思うんですが、MCの方に「みんなは仲がいいんですか?」って私が尋ねられたことがありまして。そのときに、「友達って呼んでいいのだろうか?」という葛藤が自分の中であったんですね。本当に尊敬している先輩たちなので、仲はいいんだけれど、「友達」って呼ぶのは厚かましいんじゃないかなって思っていたというか…。そのときに「友達になっていいですか?」って思わず尋ねたら、逆に皆さんに「えっ今さら!?」と驚かれてしまって(笑)。そんな時期も経て、だんだんと打ち解けてきたのかなと思いました。
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── : 4人のチームワークが見られるのも番組の魅力の一つだと思うのですが、その面は確実に第2弾の本の方がパワーアップして表れていますよね。
鈴木: 私、インスタグラムを始めたんですが、そこのコメントに『東大王』の本の感想を書いていただくことがすごく多いんです。今回は第2弾の表紙が公開されたときに、第1弾と、オビの雰囲気がけっこう違うので、すごく反響をいただきまして。「第1弾の本も楽しかったけど、第2弾はさらに表紙が楽しそう、発売が楽しみです!」(※取材は発売前)というコメントを沢山いただきました。ファンの皆さんにすごく喜んでいただいている本なのかなって思いますね。
── : 確かに、第2弾の表紙の写真を公開したときに、オビに写っている4人の写真が非常に好評でした。「光ちゃんが水上くんの肩に手を置いてる!」とピンポイントな感想を送ってくださった読者の方もいたりして。
鈴木: これ、撮影をするときに、体重を掛けたら申し訳ないなと思って、最初はずっと普通に後列に立っていたんですよね。でもカメラマンの方に、私と鶴崎(修功)さんでちょっと前のお二人に触ってみるというか、「肩に手を置いてみて、もっとギュッと寄って」って指示をいただいて。「重かったら申し訳ないな」と思いつつ、おそるおそる撮った写真なんですけれど、この写真について聞かれることがすごく多くて…(笑)。「仲がいいんですね」って言っていただいたり、一方では、「お付き合いしてるんですか?」なんてビックリする質問をいただいたりもしまして(笑)。
── : こちらのリクエストでギュッと固まっていただいたのに、失礼しました!
鈴木: いえいえそんな、気にしないでください!(笑) でもやっぱり、こうギュッとなって、みんなで笑顔でいる写真って、自然と表情も柔らかくなっていいなぁと思います。第1弾のときは、みんなでこうガッツポーズをして仁王立ちをしている写真でしたよね。あれはあれで強そうな感じでいいなと気に入っていたんですけど、今回は2列になって撮っていただいたので、物理的にも距離が縮まって、素敵な写真だなと私も思いました。
── : 最後に、番組の視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
鈴木: 私がレギュラー出演させていただくようになってちょうど1年と少しが経ったんですけれど、その間に『東大王』の中で出されるクイズの形式もたくさん変わってきて、どんどん新しい形式のクイズが増えてきていて。そこがまず私たち自身も楽しいですし、見ている皆さんにも楽しんでいただきたいですね。それに、私自身も番組の空気に打ち解けてきたので、収録のときにも調和を取るような動きができてきたなと思ったりもします。私たちの関係性も変わってきて、それがクイズの戦い方に表れていると思うので、視聴者の皆さんにはぜひそんなところも楽しんでいただけたらと思います。
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── : 確かに、チームワークが試されるような新たなステージも増えてきましたね。
鈴木: はい。少し前から始まった形式で、漢字1文字でヒントを出すクイズがあるんですけれど、あのクイズのときは本当に、伊沢(拓司)さん水上さん鶴崎さんの配慮をすごく感じるんですよ。例えば前回の放送だと、「コンビニエンスストア」という答えを予想する問題で、「便利」の「便」という字だったり、すごく分かりやすいヒントを出してくださって。それってやっぱり、私は漢字をそのまま英訳するヒントが一番分かりやすいだろうと、たぶん配慮してくださったんだと思うんですね。お互いにお互いのことを分かるようになったからこそ、上手に相手につなげられるように、互いにボールを投げ合えるようになってきたんじゃないかなと思うので、そんなところもぜひ楽しんでいただけたらと思います。
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