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特集

春、爛漫! 人生を彩る「草花小説5選」

草花たちが葉をいっぱいに広げ、鮮やかな花を開かせる季節になりました。

道で見つけたシロイヌナズナ。初めて植えたポーチュラカ。あの子にもらったユッカ・エレファンティペス。喜んだり憂いたり、感動したり悲しんだり、恐れたり愛したり、いろいろな感情に振り回される私たちの隣で、いつも静かに息づく草花たち。

今回ご紹介するのは、草花の魅力や独特の存在感を織り込んだ5つのおすすめ小説です。

物語のなかの草花は、あなたのどんな気持ちの隣にいますか?

すべての気持ちに寄り添う草花たち。
おすすめの「草花小説5選」

窪美澄『水やりはいつも深夜だけど』(角川文庫刊)



ごく普通の家庭の生々しい現実を強烈にえぐり出した、 珠玉の連作集。

『ふがいない僕は空を見た』『よるのふくらみ』の実力派が贈る、珠玉の連作集
セレブママとしてブログを更新しながら周囲の評価に怯える主婦。
仕事が忙しく子育てに参加できず、妻や義理の両親からうとまれる夫。
自分の娘の発達障害を疑い、自己嫌悪に陥る主婦。
出産を経て変貌した妻に違和感を覚え、若い女に傾いてしまう男。
父の再婚により突然やってきた義母に戸惑う、高一女子。
文庫化に際し、オリジナル短編、一編追加収録。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321612000244/

三浦しをん『愛なき世界(上)』(中公文庫刊)



一途で変わり者ばかりの研究室を舞台に、愛とさびしさが共鳴する傑作長篇。

恋愛・生殖に興味ゼロの院生・本村紗英に、洋食屋の見習い・藤丸陽太が恋をした。

(あらすじ:中央公論新社オフィシャルHPより引用)

恒川光太郎『白昼夢の森の少女』(角川文庫刊)



恐怖と哀しみがまじりあう、恒川光太郎を味わう短編集。

異才が10年の間に書き紡いだ、危うい魅力に満ちた11の白昼夢。人間の身体を侵食していく植物が町を覆い尽くしたその先とは(「白昼夢の森の少女」)。巨大な船に乗り込んだ者は、歳をとらず、時空を超えて永遠に旅をするという(「銀の船」)。この作家の想像力に限界は無い。恐怖と歓喜、自由と哀切―小説の魅力が詰まった傑作短編集。文庫書き下ろしの掌編「ある春の目隠し」も特別収録!

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322202000832/

朝井まかて『先生のお庭番』(徳間文庫刊)



土と草花を通して人のぬくもりを描いた、感動の職人小説にして成長小説。

舞台は長崎の出島。15歳で修行中の庭師・熊吉はオランダ商館への奉公を命じられた。仕える相手はシーボルト。なんと更地に薬草園を作れという。熊吉はそれでも工夫を重ねて見事な薬草園を仕上げ、シーボルトと妻のお滝の信頼を得てゆく。四季折々の草花に魅入られたシーボルトは、熊吉に日本の自然の豊かさについて説き、どこの国でも同じだと思っていた熊吉は驚かされる。

(あらすじ:徳間書店オフィシャルHPより引用)

千早茜『ガーデン』(文春文庫刊)



他人との距離を保ち、植物を溺愛する男

放っておいて欲しい。それが僕が他人に求める唯一のこと――
ファッション誌編集者の羽野は、花と緑を偏愛する独身男性。帰国子女だが、そのことをことさらに言われるのを嫌い、隠している。女性にはもてはやされるが、深い関係を築くことはない。
羽野と、彼をとりまく女性たちとの関係性を描きながら、著者がテーマとしてきた「異質」であることに正面から取り組んだ意欲作。
匂い立つ植物の描写、そして、それぞれに異なる顔を見せる女性たち。美しく強き生物に囲まれた主人公は、どのような人生を選び取るのか――。

(あらすじ:文藝春秋オフィシャルHPより引用)

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