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【ブックガイド】天才、変人、クセモノ揃い! ドリーム・チーム本7選
団体行動って、お好きですか?
と、こう書いただけでこわい4文字。団! 体! 行! 動!
本読みはだいたいそういうところある、と勝手に思っているのですが、本心では人恋しいくせに「みんないっしょ」の圧に耐えられず、逃げて逃げて逃げちゃう。でも、
気の合う、いや、気が合わなくてもいい。最高の仲間たちとチームを組んで何かに立ち向かえたらいいな、と妄想だけは繰り広げたりするのです。でもやっぱり、自分自身の団体行動は来世まで無理。せめて素敵なフィクションで、チーム欲を満たそう……そのうちいつか、自分に似た誰かと、ヘロヘロながら手を取り合える一抹の可能性を信じつつ。
加藤実秋さんの作品に登場する人々には、毎回、それぞれのカッコ良さと、いい具合に凸凹した人間関係、そして(ここ大事)基本的に孤独を知っている者同士だけが持つことのできる信頼をベースにしたチーム感があります。そんな加藤さんの新シリーズ<リーガル・ピース!>から、最強忍者バトル、闇社会のドリーム・チームから漫画読みの聖典など、最強チーム満載でお送りするブックガイドです。
おすすめの「ドリーム・チーム本7選」
加藤実秋『リーガル・ピース! その和解、請け負います』(角川文庫)
そのトラブル、最強チームにお任せあれ! 新感覚リーガル・エンターテインメント始動!
裁判せずにあなたのトラブル、解決します――。
上司の収賄疑惑が原因で退職に追い込まれた明日花は、“和解の達人”と呼ばれる弁護士・津原と出会う。終始薄い笑みを絶やさず掴みどころのない彼の周りには、一流の専門知識を持ちつつもクセが強すぎる仲間が集まっていた。賄賂の真相を知るため津原に依頼した明日花だが、個性的な仲間も巻き込み事件は思わぬ展開に……。
「それってどっちが正しいの?」「世の中、白か黒かじゃない。グレーな答えが人を幸せにすることもある」。最強チームが織りなす、新感覚のリーガル・エンターテインメント開幕!
(KADOKAWAオフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322409000518/
山田風太郎『甲賀忍法帖 山田風太郎ベストコレクション』(角川文庫)
エンタテインメントの歴史にそびえ立つ記念碑的傑作!
400年来の宿敵として対立してきた伊賀と甲賀の忍者たちが、秘術の限りを尽くして繰り広げる地獄絵巻。壮絶な死闘の果てに漂う哀しい慕情とは……風太郎忍法帖の記念碑的作品!
(KADOKAWAオフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/201002000107/
金城一紀『レヴォリューション No.3』(角川文庫)
君たち、世界を変えてみたくはないか? ゾンビーズ・シリーズ第1弾!
オチコボレ高校に通う「僕たち」は、三年生を迎えた今年、とある作戦に頭を悩ませていた。厳重な監視のうえ、強面のヤツらまでもががっちりガードする、お嬢様女子高の文化祭への突入が、その課題だ。
(KADOKAWAオフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/200706000257/
西尾維新『ネコソギラジカル(上) 十三階段』(講談社文庫)
全ての終わりは――まだ始まったばかりだ。
「戯言シリーズ」最終章!
始まりがあれば終わりがある、それは確かに真理ではあるのだろうが、しかしとは言え、終わりがあるから始まりもあったはずだなどと考えるのはあまりに短絡的だ。どころか事実はまるで逆で、大抵の事象は始まる前から既に終了し切っていて、開かれずともお開きだ。真理をあえて真理として語らず、事実をあえて事実として語らず、黙することの美徳を誰よりも心得ている誠実な正直者、つまりこのぼくは、9月、ある階段を昇ることになる。《十三階段》。それは奇野頼知(きのらいち)であり、またノイズであり、あるいは絵本園樹(えもとそのき)であり、そして澪標高海(みおつくしたかみ)と澪標深空(みおつくしみそら)だった。だが、その階段を昇った先でぼくを待ち構えている終わりの終わりは、あまりに荒唐無稽で、あまりに懐かしく――
(講談社オフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000204996
石田衣良『池袋ウエストゲートパーク』(文春文庫)
ミステリーの「いま」を読みたければ、池袋を読め。
刺す少年、消えた少女、潰し合うギャング団。今夜も転がり込むトラブルを退屈しのぎに池袋を駆け抜けろ!躍動する青春ミステリー。
(文藝春秋オフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167174033
佐藤究『テスカトリポカ』(角川文庫)
心臓を鷲掴みにされ、魂ごと持っていかれる究極のクライムノベル!
メキシコで麻薬密売組織の抗争があり、組織を牛耳るカサソラ四兄弟のうち三人は殺された。生き残った三男のバルミロは、追手から逃れて海を渡りインドネシアのジャカルタに潜伏、その地の裏社会で麻薬により身を持ち崩した日本人医師・末永と出会う。バルミロと末永は日本に渡り、川崎でならず者たちを集めて「心臓密売」ビジネスを立ち上げる。一方、麻薬組織から逃れて日本にやってきたメキシコ人の母と日本人の父の間に生まれた少年コシモは公的な教育をほとんど受けないまま育ち、重大事件を起こして少年院へと送られる。やがて、アステカの神々に導かれるように、バルミロとコシモは邂逅する。
(KADOKAWAオフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322310000720/
一条ゆかり『有閑倶楽部 1』(集英社文庫)コミック版
少女漫画の、元祖ドリーム・チームエンタメは不滅の輝き!
聖プレジデント学園の生徒会6人組…ご存じ“有閑倶楽部”。アクション担当・悠理と魅録、頭脳担当・野梨子と清四郎、お色気担当・可憐と美童。無敵で過激な面々が巻き起こす、痛快アクション・コメディ!!
(集英社オフィシャルサイトより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=4-08-617601-7
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