KADOKAWA文芸編集部の9月の新刊!
KADOKAWA文芸編集部がお届けする9月の文芸単行本新刊が揃いました。
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三上延『百鬼園事件帖』(9月1日)
〈ビブリア古書堂〉シリーズ著者がおくる文豪×怪異×ミステリー!
舞台は昭和初頭の神楽坂。影の薄さに悩む大学生・甘木は、行きつけのカフェーで偏屈教授の内田榮造先生と親しくなる。何事にも妙なこだわりを持ち、屁理屈と借金の大名人である先生は、内田百間という作家でもあり、夏目漱石や芥川龍之介とも交流があったらしい。
先生と行動をともにするうち、甘木は徐々に常識では説明のつかない怪現象に巻き込まれるようになる。持ち前の観察眼で颯爽と事件を解決していく先生だが、それには何か切実な目的があるようで……。
偏屈作家と平凡学生のコンビが、怪異と謎を解き明かす。
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322207001160/
長濱ねる『たゆたう 特装版』(9月1日発売)
タレント・長濱ねるが、その日常をありのままに綴った初のエッセイ集
2020年9月より約3年にわたり『ダ・ヴィンチ』にて連載をしてきたエッセイがついに書籍化。
アイドルとしての活動を経て、ソロタレントとして新たなスタートをした長濱ねるが、21歳から24歳までの心の機微を一人の人間として綴った初のエッセイ集。
『ダ・ヴィンチ』掲載のエッセイを改稿、厳選したものに加え、書き下ろしのエッセイや今回のために撮り下ろした本人の写真、ベストセラー作家・西加奈子さん、クリープハイプ・尾崎世界観さんとの対談も収録した特別豪華版。
文庫版も同時発売。
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322306000034/
試し読みはこちら ⇒ https://kadobun.jp/trial/tayutau/entry-77854.html
伊坂幸太郎『777 トリプルセブン』(9月21日発売)
そのホテルを訪れたのは、逃走中の不幸な彼女と、不運な殺し屋。そして――
累計300万部突破、殺し屋シリーズ書き下ろし最新作
『マリアビートル』から数年後、物騒な奴らは何度でも!
やることなすことツキに見放されている殺し屋・七尾。通称「天道虫」と呼ばれる彼が請け負ったのは、超高級ホテルの一室にプレゼントを届けるという「簡単かつ安全な仕事」のはずだった――。時を同じくして、そのホテルには驚異的な記憶力を備えた女性・紙野結花が身を潜めていた。彼女を狙って、非合法な裏の仕事を生業にする人間たちが集まってくる……。
そのホテルには、物騒な奴らが群れをなす!
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322305000745/
試し読みはこちら ⇒ https://kadobun.jp/trial/777tripleseven/entry-75744.html
特設サイトはこちら ⇒ https://kadobun.jp/special/isaka-kotaro/koroshiya/
オリジナルグッズはこちら ⇒ https://kadobun.jp/special/isaka-kotaro/koroshiya-goods/
伊坂幸太郎おすすめ作品17選はこちら ⇒ https://kadobun.jp/feature/readings/entry-47513.html
メンヘラ大学生『君に選ばれたい人生だった』(9月26日発売)
Saucy Dogの楽曲から生まれた、共感必至の連作短編集!
多くの共感を呼ぶバンドの楽曲を素に、SNSで人気のメンヘラ大学生が、独自の解釈で物語を紡ぎました。
◆収録短篇
「あぁ、もう。」
「煙」
「シンデレラボーイ」
「ナイトクロージング」
「ノンフィクション」
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001854/
試し読みはこちら ⇒ https://kadobun.jp/trial/kimini_aamou/entry-77219.html
白井智之『エレファントヘッド』(9月26日発売)
本格ミステリ大賞受賞の鬼才が仕掛ける、空前絶後の推理迷宮。
精神科医の象山は家族を愛している。だが彼は知っていた。どんなに幸せな家族も、たった一つの小さな亀裂から崩壊してしまうことを――。やがて謎の薬を手に入れたことで、彼は人知を超えた殺人事件に巻き込まれていく。
謎もトリックも展開もすべてネタバレ禁止!
前代未聞のストーリー、尋常ならざる伏線の数々。
多重解決ミステリの極限!
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322306000038/
原浩『蜘蛛の牢より落つるもの』(9月26日発売)
取り憑くものは、怨霊か悪意か。 『火喰鳥を、喰う』の衝撃ふたたび!
フリーライターの指谷は、オカルト系情報誌『月刊ダミアン』の依頼で21年前に起こった事件の調査記事を書くことに。
六河原村キャンプ場集団生き埋め死事件――キャンプ場に掘られた穴から複数の人間の死体が見つかったもので、集団自殺とされているが不可解な点が多い。
事件の数年後にダムが建設され、現場の村が今では水底に沈んでいるという状況や、村に伝わる「比丘尼」の逸話、そして事件の生き残りである少年の「知らない女性が穴を掘るよう指示した」という証言から、オカルト好きの間では「比丘尼の怨霊」によるものと囁かれ、伝説的な事件となっている。
事件関係者に話を聞くことになった指谷は、現地調査も兼ねて六河原ダム湖の近くでキャンプをすることに。テントの中で取材準備を進める指谷だが、夜が更けるにつれて湖のまわりには異様な気配が――
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322306000299/
試し読みはこちら ⇒ https://kadobun.jp/trial/kumonorouyori/entry-77614.html
木下昌輝『剣、花に殉ず』(9月26日発売)
宮本武蔵、最大のライバル、彼の名は雲林院弥四郎!
塚原卜伝に始まる鹿島新当流兵法、その奥義「一の太刀」の伝承者・松軒を父に持つ、雲林院弥四郎。自分独自の「剣」を求める彼は、関ケ原合戦の九州戦線・石垣原の戦いで宮本武蔵と宿命的な出会いを果たし、天啓を得た! やがて江戸に出た弥四郎は、小姓の光をはじめ、剣の道の極みを志す友垣と交わり高みを目指す。しかし、足利義輝の落胤を称する新当流の達人・道鑑が立ちふさがる……!
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322304001096/