2025年3月22日に発売予定の角川文庫キャラクター文芸の新刊ラインナップをご紹介します（※地域により発売日が前後する場合があります。ご了承ください）。
今月は春にぴったりなミステリ&ファンタジーが満開！ 注目の新作として、祈月すいさんのカクヨムコン受賞作『采月宮の入れ替わり妃』が登場です。大人気シリーズからは、桑原水菜さんの遺跡発掘ミステリ『遺跡発掘師は笑わない イクパスイの泪』、澤村御影さんの民俗学ミステリ『准教授・高槻彰良の推察EX3』、尾道理子さんの王宮アジアンファンタジー『皇帝の薬膳妃 白銀の奇跡と明かされる真実』が刊行！ 他にも、朝田小夏さんの『男装の華は後宮を駆ける 三 紅焔の花嫁』、卯月みかさんの『帝都の鬼は永遠を契る』、竹村優希さんの『祓屋天霧の後継者 降霊術と幻の狐』など目白押し。今月も超豪華なラインナップをお見逃しなく!!
角川文庫キャラクター文芸2025年3月の新刊紹介
朝田小夏『男装の華は後宮を駆ける 三 紅焔の花嫁』
中秋の宴の翌朝、丹桂舞い散る宮苑で高齢の女官の遺体が発見された。怨恨が疑われるが、その体から黒虎王（こくこおう）の印（しるし）が見つかり、国家を脅かした事件との関係が浮上する。
芙蓉（ふよう）は再び皇太后の文使いに任命され、蒼君（そうくん）とこの事件を調査することに。徐々に真実に迫る2人だったが、そんな折、第二皇子が刺殺される。
一方、芙蓉には河南王（かなんおう）との縁談が進んでいて……。
お互いに身分を隠した2人の恋の行方は!?
中華風謎解き&恋物語、完結編！
詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000893/
シリーズ一覧：https://kadobun.jp/character-novels/character-novels-series/dansounohana/
卯月みか『帝都の鬼は永遠 を契る』
明治時代、異能を持つ美しき鬼と人は敵対していた。鬼を狩る役目を担う陰陽師の桜羽(おとは)も彼らを憎んでいたが、自身の過去の真実を知る中で鬼の頭領の焰良（ほむら）に惹かれ、想いを伝え合った。
その1年後。桜羽は彼と婚約し、甘い日々を過ごしていたが、ある迷いから結婚に踏み切れずにいた。そんな折、京から鬼の青年、旭緋（あさひ）が訪ねてくる。
鬼の立場を一気に好転させたいという彼は、焰良に過激な提案を持ちかけて……。
大波瀾の第2巻！
詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000894/
シリーズ一覧：https://kadobun.jp/character-novels/character-novels-series/teitonooni/
尾道理子『皇帝の薬膳妃 白銀の奇跡と明かされる真実』
自身の生い立ちの秘密を探るため白虎（びやつこ）の地へ赴いた董胡（とうこ） は、真実を知る白龍（はくりゆう）らしき人物の手がかりを摑む。そこでその人物が時折現れるという山房に、白虎の隣国・其那國（きなこく）から来たルカ、ナティアの姉妹らとともに向かうことに。
一方、其那國の不穏な政変を知った黎司（れいし）は、董胡達を守るため尊武（そんぶ）を白虎へ派遣する。黎司が心配を募らせる中、ついに董胡のもとに“マゴイ”の魔の手が!?
秘められた董胡の過去が明かされる激動の第9弾！
詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000897/
シリーズ一覧：https://kadobun.jp/character-novels/character-novels-series/yakuzenhi/
祈月すい『采月宮 の入れ替わり妃』
下級門兵の青年・梓春（ししゅん）は、勤務帰りに刺客に襲われ意識を失う。
目を覚ますと、後宮の妃・采妃（さいひ）になっていた！
どうやら毒によって倒れた采妃と、魂が入れ替わったらしい。
戸惑いつつも、元の体が気になる梓春は宮を抜け出す。
そして後宮の庭で出会ったのは、見目麗しい青年・桜煌（おうこう）。
彼に気に入られるものの、なんと彼は皇帝だった。
彼の助けも借りつつ、梓春は自分と采妃を狙った犯人の調査を始め……。
入れ替わり後宮謎解き物語！
詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000890/
桑原水菜『遺跡発掘師は笑わない イクパスイの泪』
無量（むりよう）たちは北海道の遺跡からアイヌの祭祀具「イクパスイ」を発見する。
しかし、姿形の一致するものを地元住民が所有している事実が明らかに。それは土方歳三（ひじかたとしぞう）が、戊辰（ぼしん）戦争時に必要とした〈龕灯（がんどう）と蠟燭（ろうそく）〉の担保として、地元の一族に預けたと伝わる漆塗りの工芸品。
一致の謎を探るべく無量たちは調査を続ける。
一方、江差（えさし）沖で発見された謎の沈没船に〈龕灯と蠟燭〉を積んだという記録が――。
大人気遺跡発掘ミステリ第20弾。
詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322410001722/
シリーズ一覧：https://kadobun.jp/character-novels/character-novels-series/iseki/
澤村御影『准教授・高槻彰良の推察EX3』
ゼミ合宿の写真を見ながら、
尚哉は写真にまつわる高槻の講義と、
ある絵についての依頼を思い出す。
それは女子校の美術部にある絵で、
「絵から抜け出した女を見ると呪われる」らしい。
高槻は早速調査に向かうと言い出すが……。
ほか、ゼミ合宿の裏側で起きていた、沙絵（さえ）、そして難波（なんば）のお話や、
イギリス時代の渉（わたる）と高槻の
「妖精が入っている箱」についての切ない秘密、
佐々倉（ささくら）の誕生日祝いなど、
謎と思い出がいっぱいの番外編！
詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322410001724/
シリーズ一覧：https://kadobun.jp/character-novels/character-novels-series/takatuki/
竹村優希『祓屋天霧の後継者 降霊術と幻の狐』
悪霊祓いの名門「天霧屋（あまぎりや）」。現当主の孫である三善天馬（みよしてんま）は、その後継者の座を、謎多き天才祓師の真琴（まこと）と争っている。
破天荒で伝統を軽んじる彼女の言動に振り回される天馬だが、高い能力を持つ真琴と行動することで、祓師としての成長を感じていた。
同じく後継候補で門下生の慶士（けいじ）が姿を見せず気がかりな中、二人は極秘の依頼を請ける。それは時折人格が変わる、降霊術が趣味のある令嬢に憑いたと思（おぼ）しき悪霊の除霊で……？
詳細：https://www.kadokawa.co.jp/product/322411000891/
シリーズ一覧：https://kadobun.jp/character-novels/character-novels-series/haraiyaamagiri/
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