背筋が凍る怪異にミステリの要素を巧みなバランスで組み込んだ作風で注目される作家・大島清昭さん。2023年7月に刊行された本作の舞台は、「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで貸し出された一軒家。「怖すぎる」、「タイトルに偽りなし」、さらには「読んでいて気持ち良い」とまで言われる惜しみない恐怖の詰め合わせが、SNSでも話題になっています。恐怖にひとたび出会ったら、それを上回る恐怖が次々と襲い来るジェットコースター級の恐怖体験。随所に挿入される、屋敷で起きた数々の怪事件を綴ったルポタージュのリアルな手触り。ホラーになじみのない方にはその入り口として、ホラー&怪談マニアの方には恐怖欲を満たす一冊として、ぜひ手に取っていただきたい作品です。
そんな本作の冒頭を、朝日ホラーコミック大賞(Nemuki+部門)を受賞したマンガ家・北原順一さんがコミカライズ! 作品のぞわりとする空気とインパクト絶大なイラストをお楽しみください。
『最恐の幽霊屋敷』紹介マンガ(マンガ:北原順一)
屋敷を訪れた人々に、何が起きたのか。
調査を始めた獏田が目にしたものは――。
続きは書籍でお楽しみください。
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https://kadobun.jp/trial/saikyonoyureiyashiki/entry-67707.html
書籍紹介
最恐の幽霊屋敷
著者 大島 清昭
発売日:2023年07月21日
転落が止まらない、 ジェットコースター級の事故物件ホラー長篇!
「最恐の幽霊屋敷」という触れ込みで、貸し出されている一軒家がある――。
幽霊を信じない探偵・獏田夢久(ばくたゆめひさ)は、屋敷で相次ぐ不審死の調査を頼まれる。婚約者との新生活を始めた女性、オカルト雑誌の取材で訪れたライターと霊能者、心霊番組のロケをおこなうディレクターと元アイドル、新作のアイデアを求める映画監督とホラー作家。滞在した者たちが直面した、想像を絶する恐怖の数々と、屋敷における怪異の歴史を綴ったルポ。そのなかに、謎を解く手掛かりはあるのか?
幾多の怪異と死の果てで、獏田を待ち受けるものとは――。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322212001341/
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