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特集

翔田寛「船橋署刑事課・香山亮介」シリーズ紹介! 2023年最新作『知能犯』まで完全網羅!

2023年10月24日、最新作『知能犯』の発売日を迎えた「船橋署刑事課・こうやまりょうすけ」シリーズ。
江戸川乱歩賞受賞作家・しょうかんが手掛ける、千葉県警船橋署を舞台とした警察小説です。
どの巻から読んでもお楽しみいただけますが、「一から読みたい!」「全作網羅したい!」という方もきっといるはず。
そこで本記事では、「船橋署刑事課・香山亮介」シリーズを刊行順に全作まとめてご紹介! 読み応え抜群の社会派ヒューマンミステリー。あなたはどの巻が気になりますか?

翔田寛「船橋署刑事課・香山亮介」シリーズ紹介(2023年最新版)

主人公は千葉県警船橋署刑事課に勤める巡査部長・香山亮介。
現在、最新作『知能犯』まで計4冊が刊行されており、2021年8月には1作目『冤罪犯』が、2022年8月には2作目『黙秘犯』が、小泉孝太郎さん主演でテレビドラマ化され話題を呼びました。

★最新作を今すぐチェックしたい方はこちらから

シリーズ一覧

【1】冤罪犯(角川文庫)



発売日:2019年07月24日(初出:2017年08月31日 KADOKAWA単行本)
この真相は、見抜けない。

幼女の遺体が休耕地で発見された。船橋署刑事課主任・香山亮介は、ブルーシートをかけられた遺体の様子が、7年前の田宮事件と酷似していることに疑念を抱く。事件は、犯人とされた男が無実を訴えたまま拘置支所内で自殺して終わったはずだった。香山は模倣犯を疑うが、真犯人による再犯の可能性を示す“あるもの”により、事態が急展開し……。刑事の執念が過去に隠された思いもよらぬ真相を暴く、圧巻の誘拐ミステリー!

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/321812000071/
書評①鶴岡エイジ(単行本刊行時):https://kadobun.jp/reviews/review/114.html
書評②村上貴史(単行本刊行時):https://kadobun.jp/reviews/review/116.html
書評③伊奈利(文庫刊行時):https://kadobun.jp/reviews/review/789.html
文庫解説:https://kadobun.jp/reviews/bunko/5hawkxkwdc00.html

【2】黙秘犯(角川文庫)



発売日:2021年08月24日(初出:2019年08月29日 KADOKAWA単行本)
その沈黙は、何を背負うのか。慟哭のヒューマンミステリ。

「ここまで証拠が揃っていながら、なぜ黙秘するんだ」。船橋市の住宅街で起きた大学生撲殺事件は、目撃証言や指紋からすぐに前科のある板前の男が容疑者として浮上する。逮捕後も男が事件について完全に口を噤む一方、別の事件との奇妙な繋がりが次々と判明していく。彼が隠しているものとは一体何か――。船橋署の香山刑事らは事件の真相を追って男の過去に迫っていく。頑なな沈黙に隠された衝撃の真相に心震えるミステリ。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322104000294/
書評 村上貴史(単行本刊行時):https://kadobun.jp/reviews/review/83nfy1oz2e4g.html

【3】時効犯(角川文庫)



発売日:2022年06月10日(文庫書き下ろし)
幻の絵に秘められた衝撃の真相とは。圧巻の美術ミステリ!

船橋署の香山刑事は、管内のマンションで起きた不可解な転落死を捜査していた。亡くなったのは大学で美術史を教える非常勤講師の女性。香山は、彼女が大物画家・門脇修太郎の未発表作品を研究していたと知る。その門脇は、25年前の強盗殺人事件で不幸な死を遂げ、犯人が見つからないまま時効を迎えていた。すべての作品が高く評価されていた門脇がたった一枚だけ世間に発表しなかった理由、そして過去と現在をつなぐものとは……。幻の絵が孕む謎に香山が挑む、美しくも壮絶な美術ミステリ。

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322202000843/

【4】知能犯(角川文庫)



発売日:2023年10月24日(文庫書き下ろし)
その男に近付いてはいけない――。シリーズ史上最凶の敵に香山が挑む!

西船橋駅近くで起きた傷害致死事件。現行犯逮捕された犯人は連行中のパトカー内で急死した。船橋署の香山刑事らは衝動的な犯行と見て裏付け捜査を進めていたが、酒が飲めないはずの犯人の事件直前の飲酒や凶器の出所、犯行現場への移動時間のずれなど、不可解な点が次々と明らかになる。さらに事件の半年ほど前、犯人に急接近した謎の男がいたようで……。事件の裏に隠された悪意に香山が執念で挑む、戦慄のヒューマンミステリ!

詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322303000881/

著者プロフィール

翔田 寛(しょうだ・かん)
1958年東京都生まれ。2000年「影踏み鬼」で第22回小説推理新人賞を受賞し、デビュー。01年「奈落闇恋乃道行」で第54回日本推理作家協会賞(短編部門)候補となる。08年『誘拐児』で第54回江戸川乱歩賞受賞。14年「墓石の呼ぶ声」で第67回日本推理作家協会賞(短編部門)候補に。17年『真犯人』で第19回大藪春彦賞候補になり、18年にWOWOWで連続ドラマ化。他の著書に『人さらい』『左遷捜査 法の壁』『左遷捜査2 迷宮入り事件』『冤罪犯』『黙秘犯』『時効犯』『知能犯』など多数。


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