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特集

没後90年 今こそ読みたい角川文庫の宮沢賢治7選

2023年9月21日に没後90年を迎えた宮沢賢治。
37年の生涯を終えるまでに生み出された作品の数々は、時代を超えて今も愛されています。

角川文庫では没後90年を記念して、宮沢賢治の既刊7作品を特別デザインの帯で展開中。
本記事では、その対象作品をまとめてご紹介します。
秋の夜長に、明かりを灯して。色褪せない名作を堪能してみませんか。

※帯の展開状況は書店により異なります。

今こそ読みたい角川文庫の宮沢賢治7選

『銀河鉄道の夜』



漁に出たまま不在がちの父と病がちな母を持つジョバンニは、暮らしを支えるため、学校が終わると働きに出ていた。そんな彼にカムパネルラだけが優しかった。ある夜二人は、銀河鉄道に乗り幻想の旅に出た――

【収録作品】「おきなぐさ」「双子の星」「貝の火」「よだかの星」「四又の百合」「ひかりの素足」「十力の金剛石」「銀河鉄道の夜」

詳細はこちら:https://www.kadokawa.co.jp/product/199999104003/

『注文の多い料理店』



二人の紳士が訪れた山奥の料理店「山猫軒」。扉を開けると、「当軒は注文の多い料理店です」の注意書きが(表題作「注文の多い料理店」)。岩手県花巻の畑や森、その神秘のなかで育まれた九つの物語からなる童話集を、当時の挿絵付きで。

【収録作品】
「どんぐりと山猫」「狼森と笊森、盗森」「注文の多い料理店」「烏の北斗七星」「水仙月の四日」「山男の四月」「かしわばやしの夜」「月夜のでんしんばしら」「鹿踊りのはじまり」

詳細はこちら:https://www.kadokawa.co.jp/product/199999104001/

『新編 宮沢賢治詩集』



亡くなった妹トシを悼む慟哭を綴った「永訣の朝」。自然の中で懊悩し、信仰と修羅にひき裂かれた賢治のほとばしる絶唱。名詩集『春と修羅』の他、ノート、手帳に書き留められた膨大な詩を厳選収録。

詳細はこちら:https://www.kadokawa.co.jp/product/199999104005/

『イーハトーボ農学校の春』



訪れた春の暖かい陽射しのなかで、歓びにあふれ、農作業を謳歌する農学生たちを描く表題作をはじめ、賢治の農学校教師時代の生活や、農学生時代の思い出から生まれた作品を集めた短篇集。

【収録作品】
「或る農学生の日誌」「台川」「イーハトーボ農学校の春」「イギリス海岸」「耕耘部の時計」「みじかい木ぺん」「種山ケ原」「十月の末」「谷」「二人の役人」「鳥をとるやなぎ」「さいかち淵」

詳細はこちら:https://www.kadokawa.co.jp/product/199999104011/

『セロ弾きのゴーシュ』



楽団のお荷物のセロ弾き、ゴーシュ。彼のもとに夜ごと動物たちが訪れ、楽器を弾くように促す。鼠たちはゴーシュのセロで病気が治るという。表題作の他、「オツベルと象」「グスコーブドリの伝記」等11作収録。

【収録作品】「雪渡り」「やまなし」「氷河鼠の毛皮」「シグナルとシグナレス」「オツベルと象」「ざしき童子のはなし」「寓話猫の事務所」「北守将軍と三人兄弟の医者」「グスコーブドリの伝記」「朝に就ての童話的構図」「セロ弾きのゴーシュ」

詳細はこちら:https://www.kadokawa.co.jp/product/199999104002/

『風の又三郎』



谷川の岸にある小学校に転校してきたひとりの少年。その周りにはいつも不思議な風が巻き起こっていた――落ち着かない気持ちに襲われながら、少年にひかれてゆく子供たち。表題作他九編を収録。

【収録作品】「風の又三郎」「とっこべとら子」「祭の晩」「なめとこ山の熊」「土神ときつね」「気のいい火山弾」「化物丁場」「ガドルフの百合」「マグノリアの木」

詳細はこちら:https://www.kadokawa.co.jp/product/199999104009/

『蛙のゴム靴』



カン蛙が履いているゴム靴がうらやましくてたまらないブン蛙とベン蛙。あこがれのルラ蛙がゴム靴に興味を示し、カン蛙と婚約することになったのを知った二匹はカン蛙に嫉妬し――(表題作「蛙のゴム靴」)。
ほか、洋傘直しの男がうつくしい森をあるき、すももやひばりと語り合う幻想的な物語「チュウリップの幻術」や、山に遊びに行った少年が子猿たちにかつぎあげられ、不思議な大男と出会う「さるのこしかけ」など、生きものたちへの讃歌ともいうべき珠玉の26話を収録。

【収録作品】「まなづるとダァリヤ」「いちょうの実」「ひのきとひなげし」「チュウリップの幻術」「黒ぶどう」「ツェねずみ」「鳥箱先生とフウねずみ」「クンねずみ」「畑のへり」「カイロ団長」「蛙のゴム靴」「月夜のけだもの」「洞熊学校を卒業した三人」「林の底」「二十六夜」「気のいい火山弾」「マリヴロンと少女」「二人の役人」「谷」「鳥をとるやなぎ」「十月の末」「さるのこしかけ」「タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった」「よく利く薬とえらい薬」「革トランク」「車」

詳細はこちら:https://www.kadokawa.co.jp/product/321810000911/


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