2022年に出会う、イマドキの恋模様。おすすめ恋愛小説最新版
最近、恋愛小説を読みましたか?
大スクリーンで見る恋愛映画も、胸をときめかせる恋愛マンガも、ネットで見る恋愛リアリティー番組も素敵です。
でも、文字で追うからこそ心に迫ってきたり、胸が張り裂けそうになる物語もありますよね。
はじめて知る感情や忘れられなくなるストーリーが、恋愛小説には詰まっているのです。
いまの時代を生きる作家たちが、現代の空気感を持ち込んで書いた最新恋愛小説、読みたくありませんか。
令和に刊行されたおすすめの「恋愛小説」を5作、ご紹介します。
疲れた心に、恋愛のときめきや切なさを。「令和に刊行された恋愛小説5選」
蝉谷めぐ実『おんなの女房』(KADOKAWA刊)
『化け者心中』で文学賞三冠。新鋭が綴る、エモーショナルな時代小説。
ときは文政、ところは江戸。武家の娘・志乃は、歌舞伎を知らないままに役者のもとへ嫁ぐ。夫となった喜多村燕弥は、江戸三座のひとつ、森田座で評判の女形。家でも女としてふるまう、女よりも美しい燕弥を前に、志乃は尻を落ち着ける場所がわからない。私はなぜこの人に求められたのか――。芝居にすべてを注ぐ燕弥の隣で、志乃はわが身の、そして燕弥との生き方に思いをめぐらす。女房とは、女とは、己とはいったい何なのか。いびつな夫婦の、唯一無二の恋物語が幕を開ける。
(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322102000165/
島本理生『2020年の恋人たち』(中央公論新社刊)
直木賞受賞後長篇第一作。
ワインバーを営んでいた母が、突然の事故死。落ち着く間もなく、店を引き継ぐかどうか、前原葵は選択を迫られる。同棲しているのに会話がない恋人の港、母の店の常連客だった幸村、店を手伝ってもらうことになった松尾、試飲会で知り合った瀬名、そして……。楽しいときもあった。助けられたことも。だけどもう、いらない。めまぐるしく変化する日常と関係性のなかで、葵が選んだものと選ばなかったもの――。
奥田亜希子『求めよ、さらば』(KADOKAWA刊)
あなたの「愛」は、本当にあなたが感じたものですか? 令和最強の恋愛小説
翻訳家として働く辻原志織は、三十四歳。五年の交際を経て、結婚をした夫の誠太は、友人から「理想の旦那」と言われ、
夫婦生活は安定した温かさに満ちていた。ただひとつ、二人の間に子どもがいないことをのぞいては。あるとき、志織は誠太のSNSに送られた衝撃的な投稿を見つける。
自分の人生に奥さんを利用しているんですね。こんなのは本当の愛じゃないです。
二週間後、夫は失踪した。残された手紙には「自分は志織にひどいことをした、裏切り者だ」と書かれていて――。
(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322008000195/
住野よる『この気持ちもいつか忘れる』(新潮社刊)
小説×音楽の境界を超える、新感覚コラボ!
退屈な日常に絶望する高校生のカヤの前に現れた、まばゆい光。それは爪と目しか見えない異世界の少女との出会いだった。真夜中の邂逅を重ねるうち、互いの世界に不思議なシンクロがあることに気づき、二人は実験を始める――。最注目の著者が描く、魂を焦がす恋の物語。
(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
汐見夏衛『ないものねだりの君に光の花束を』(KADOKAWA刊)
永遠の脇役である私と、眩しすぎる彼の、人生を変える青春物語。
すべてにおいて普通で個性がないこと(永遠の脇役)がコンプレックスの高校生・影子。
同じクラスには影子とは違い、すべてにおいて特別で〈永遠の主人公〉な真昼という同級生がいた。
彼は大人気アイドルグループのメンバーで、学校でも人気者。
そこにいるだけで目立つ彼は、影子とは別世界すぎて同じクラスなのにほとんど話したことがなかった。
だが、ひょんなことがきっかけで一緒に図書委員をすることになり、真昼の陰の部分を知ることに……。
(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/321910000671/
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