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特集

『1と0と加藤シゲアキ』のすべて

加藤シゲアキ作家生活10周年記念本『1と0と加藤シゲアキ』徹底解説

2022年9月30日に満を持して発売された加藤シゲアキ作家生活10周年記念本『1と0と加藤シゲアキ』。インタビュー、作品競作、対談、作品解説などなど、盛りだくさんな内容が収録された本作を徹底解説します。
(「小説 野性時代 特別編集2022年冬号」より転載)

こだわり抜いた造本

ブックデザインは祖父江慎+コズフィッシュ。“未来の本”をコンセプトに、こだわり抜いた造本となりました。

◎判型
片手で持ちやすいサイズ感を目指し、単行本の通常サイズ(四六判正寸)では横128ミリの寸法を、横120ミリと短めに。


◎本文用紙
32ページごとに、白系とクリーム系の本文用紙を交互に使用するミルフィーユ構造。スピンもこの本のコンセプトに合わせて「白と黒」の2本。
◎表紙
七色に輝く特殊な資材を採用。さらに、使用するインクの数を通常よりも増やすことにより、七色に輝く面と輝かない面を作り出し、かつてない表現を実現。
◎カバー
主張の強い表紙とは対照的に、タイトルも帯に隠れる場所に配置した真っ白なカバー。天地(上下の長さ)を188ミリよりも短い180ミリにすることで、カバー上部からは七色に輝く表紙がはみ出す構造に。


超豪華ラインアップ

9月30日の発売まで、4段階に分けて情報解禁を行った本作。新情報が明かされるたびに「こんなに豪華でいいの?」「416ページに収まるわけない」「まだ内容紹介に "and more" の表記があるのがこわい」という声がSNSをにぎわせました。
そんな贅沢な記念本の全貌を、7つに分けてご紹介します。

1​ 競作「渋谷と○○」

責任編集・加藤シゲアキが熱望した8人の作家が作品を寄稿。リクエストした内容はただひとつ、テーマを「渋谷と〇〇」とすること。加藤シゲアキ自身の作品も含め、9作すべて書き下ろし、計200ページ超の豪華競作となりました。
同じテーマから生まれた9つの珠玉の作品をぜひ読み比べて下さい。

《参加作家・タイトル》
恩田陸   「渋谷と御守 続・新D坂の殺人事件」(短編小説)
加藤シゲアキ「渋谷と一と〇と」(短編小説)
最果タヒ  「渋谷と恋」(詩)
珠川こおり 「渋谷と廃墟」(短編小説)
中村文則  「渋谷とビジネスホテル」(短編小説)
羽田圭介  「渋谷と彼の地」(短編小説)
深緑野分  「渋谷とデートプラン」(短編小説)
堀本裕樹  「渋谷と『ピンクとグレー』」(俳句)
又吉直樹  「渋谷とネガフィルム」(短編小説)

2 2.5万字インタビュー

作家生活10周年を迎えた加藤シゲアキに、10年の振り返りから未来への展望まで語ってもらう超ロングインタビューを実施。インタビューの所要時間は実に7時間。
テーマは①10年の作家生活の振り返り、②戯曲「染、色」について、③ショートフィルム『渋谷と1と0と』について、④これからの展望、の4つ。ここでしか読めないエピソード満載です。

3 ″創作"対談

作家でありアイドルであり脚本家であり、本書の企画で映像監督にも挑戦した加藤シゲアキ。自身のリクエストにより、文芸・映画・舞台の各界の第一人者との対談が実現。それぞれのジャンルでの創作論を中心に熱く語り合いました。
《対談相手》
白石和彌(映画監督)
前川知大(劇作家)
又吉直樹(お笑い芸人)

4 10周年振り返り

加藤シゲアキの作家生活10周年を5つの企画で振り返ります。
①これまでの著作刊行時のインタビューや過去の対談を再録
②『ピンクとグレー』から最新の雑誌連載までを網羅する「全作品解説」
③作家とアイドルの境界線を紐解く「ライブパフォーマンス解説」
④書店店頭からの声を収録した「書店員座談会」
⑤『ピンクとグレー』刊行以降の「作家活動年表」

5 戯曲「染、色」書籍初収録

『傘をもたない蟻たちは』に収録された短編「染色」を原作として、加藤シゲアキ本人が戯曲化して2021年に上演された舞台「染、色」。岸田國士戯曲賞にもノミネートされた戯曲「染、色」を、書籍初収録。

6 原作・脚本・監督・主演 加藤シゲアキ ショートフィルム『渋谷と1と0と』

自ら脚本を書き、自ら演じ、自ら監督し、自ら原作短編を書く。加藤シゲアキにしかできない一人四役の衝撃企画『渋谷と1と0と』。
制作秘話インタビューとともに、
①原作短編「渋谷と一と〇と」
②映像脚本「渋谷と1と0と」
③ショートフィルム『渋谷と1と0と』撮影現場レポート
を収録。撮影現場レポートには、撮影時のオフショットもたっぷり収録されています。

「ショートフィルム『渋谷と1と0と』」はコチラ↓


https://www.youtube.com/watch?v=xCKepf9uMaE&t=10s

7《1と0と》撮り下ろしグラビア

責任編集の加藤シゲアキ、ブックデザイナーの祖父江慎、ビジュアルディレクターの成田久が打合せを重ねて完成した撮り下ろしグラビア。「1と0」「黒と白」のコンセプトを中心に据え、撮影してみるまでどんな写真になるか予想できない手法で、作家生活「10」周年にふさわしいグラビアを撮影、収録しました。

著者プロフィール

加藤シゲアキ(かとう しげあき)
1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒。NEWS のメンバーとして活動しながら、2012年1月に『ピンクとグレー』で作家デビュー。以降『閃光スクランブル』、『Burn.‐バーン‐』、『傘をもたない蟻たちは』、『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』 とヒット作を生み出し続け、20年3月には初のエッセイ集『できることならスティードで』を刊行。20年刊行の『オルタネート』で、21年に第164回直木三十五賞候補、第42回吉川英治文学新人賞受賞、第18回本屋大賞第8位、第8回高校生直木賞受賞。アイドルと作家の両立が話題を呼んでいる。

作品紹介



1と0と加藤シゲアキ
文・編 加藤 シゲアキ
定価: 1,980円(本体1,800円+税)
発売日:2022年09月30日

加藤シゲアキ責任編集! 豪華クリエイター陣と共演するスペシャルブック
◆収録内容
・競作「渋谷と○○」 (恩田陸、最果タヒ、珠川こおり、中村文則、羽田圭介、深緑野分、堀本裕樹、又吉直樹)
・対談 (白石和彌、前川知大、又吉直樹)
・インタビュー&対談再録
・戯曲「染、色」
・小説「渋谷と一と〇と」
・脚本「渋谷と1と0と」
・ショートフィルム『渋谷と1と0と』撮影現場レポート
・10年の作家生活を振り返る2.5万字超ロングインタビュー
・《1と0と》撮り下ろしグラビア
・『ピンクとグレー』から最新の雑誌連載までを網羅する全著作ガイド
・作家とアイドルの境界線を紐解く、ライブパフォーマンス解説
・書店店頭から10年を見届けてきた書店員座談会
and more...
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322112000476/
amazonページはこちら

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