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特集

【ミステリ小説おすすめ30選】"絶対に外さない"名作をカドブン編集部が紹介

ある事件や出来事の真相に迫る過程を楽しむ、ミステリ小説。その歴史は19世紀までさかのぼり、"文学史上初のミステリ"といわれるエドガー・アラン・ポーによる『モルグ街の殺人』が誕生して以来、世界各国でさまざま作品が生み出され、時代とともにジャンルや設定も多様化してきました。

小説の王道ジャンルともいえるミステリですが、作者もタイトルも聞いたことはあるけど、実際に読んだことがある作品は少なかったり、あるいは、星の数ほどある作品の中から、どの作品を読めばいいのか迷ってしまうという人もいるのではないでしょうか。

そこで、今回はカドブン編集部が、”絶対に外さない”というミステリ小説を厳選。ミステリになじみがない方へのおすすめ作品や、小説好きにぜひ紹介したい国内外の作品をご紹介します。

カドブン編集部
KADOKAWA発の文芸作品を中心に、本の紹介をするWEBマガジン。小説家のインタビューや対談、イチオシ作品を深掘りする特設ページ、プロフェッショナルによる書評や新人作家発掘の連載など、毎日コンテンツを配信中。

初心者におすすめのミステリ小説10選

はじめに、ミステリになじみがない方におすすめしたいミステリ小説をご紹介。映像化された話題作や長年多くのファンから愛されている作品が多く並びます。読みやすい作品ばかりなので、今まであまりミステリ小説を読んでこなかった人や、中学生・高校生といった学生の方もぜひ手に取ってみてください。

1、綾辻行人『Another』(KADOKAWA刊)



『十角館の殺人』(講談社刊)で鮮やかなデビューを飾り、400万部を超える大ヒット「館シリーズ」を生み出した綾辻行人さん。『Another』は、とある中学校に転校してきた生徒が不可思議な現象に巻き込まれるという、ホラー要素のある学園ミステリー。2006年から連載が始まり、2020年には待望の続編『Another 2001』が刊行されました。

「長年日本の新本格派ミステリーを牽引してきた綾辻さんが手掛ける『Another』は、2010年にコミカライズ、さらには2012年にアニメ化・ドラマ化の両方がなされた超大人気作です。日本を代表するミステリ作家のひとりである綾辻さんの作品は、ミステリの入門としてはぴったりと言えるでしょう」(カドブン編集者D)

名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。

夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた! この”世界”ではいったい何が起きているのか!?

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/201106000725/

2、米澤穂信『氷菓』(KADOKAWA刊)



2012年にTVアニメ化され、いまも人気を集める〈古典部〉シリーズの1作目『氷菓』。著者の米澤穂信さんといえば、最近では『黒牢城』(KADOKAWA刊)で第166回直木賞を受賞したことが記憶に新しいところ。同作は、そんな米澤さんのデビュー作になります。

「舞台はとある普通の高校。人が死なない「日常の謎」と呼ばれるミステリを楽しむことができます。ミステリは殺人を巡るものだけではない! 登場人物たちの会話を楽しみながら”謎”を味わいたい人に、こんなに最適な作品はありません。直木賞受賞作『黒牢城』にまでつながる、ミステリを愛する著者の原点でもある一作です」(カドブン編集者U)

大人気シリーズ第一弾! 瑞々しくもビターな青春ミステリ!

何事にも積極的に関わらないことをモットーとする奉太郎は、高校入学と同時に、姉の命令で古典部に入部させられる。
さらに、そこで出会った好奇心少女・えるの一言で、彼女の伯父が関わったという三十三年前の事件の真相を推理することになり――。
米澤穂信、清冽なデビュー作!

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/200108000110/

3、東川篤哉『謎解きはディナーのあとで』(小学館刊)



中村佑介さんのみずみずしく可愛い表紙イラストが特徴的な同作。2011年に本屋大賞を受賞し、同年にドラマ化、続いて2013年にはオリジナルストーリーでの映画化もされた超人気作品です。

「本格ミステリでありながらも、主人公の麗子とその執事である影山の面白おかしい掛け合いがなんとも魅力的で、一度読み始めればぐいぐいと物語に引き込まれてしまうこと請け合いです」(カドブン編集者H)

毒舌執事が華麗に事件を解決!

「失礼ながら、お嬢様の目は節穴でございますか?」
令嬢刑事(デカ)と毒舌執事が難事件に挑戦!ユーモアたっぷりの本格ミステリ、ここに登場!

国立署の新米刑事、宝生麗子は世界的に有名な『宝生グループ』のお嬢様。
『風祭モータース』の御曹司である風祭警部の下で、数々の事件に奮闘中だ。
大豪邸に帰ると、地味なパンツスーツからドレスに着替えてディナーを楽しむ麗子だが、難解な事件にぶちあたるたびに、その一部始終を相談する相手は“執事兼運転手”の影山。
「お嬢様の目は節穴でございますか?」
暴言すれすれの毒舌で麗子の推理力のなさを指摘しつつも、影山は鮮やかに謎を解き明かしていく――
書き下ろしショートショート収録!
2011年本屋大賞受賞、2011年 年間ベストセラー1位の大人気ミステリ!
櫻井翔&北川景子のW主演でドラマ化され、2013年には同キャストで映画化!

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

4、アガサ・クリスティ『そして誰もいなくなった』(早川書房ほか刊)



世界に存在する全てのミステリの中で最も多く販売されたといわれる、もはや伝説的な小説です。また、米澤穂信さんの『インシテミル』(文藝春秋刊)など多くの作品にオマージュされているほど、多くの小説家に影響を与えた作品でもあります。2017年には仲間由紀恵さんを主演として、国内ドラマ化も果たしています。

「ミステリを読んだことがないという人ですら、そのタイトルを聞いたことがあるのではないでしょうか。同作の魅力は何といっても、アガサさんによる緻密な心理描写です。閉ざされた孤島の中追い詰められていく、8人の男女の手に汗握る恐怖を、あなたも味わってみませんか」(カドブン編集者H)

世界のミステリ界に大きな影響を与えた歴史的名著

その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな十人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが一人ずつ殺されてゆく! 強烈なサスペンスに彩られた最高傑作! 新訳決定版!

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

5、辻村深月『冷たい校舎の時は止まる』(講談社刊)



直木賞、吉川英治文学新人賞、本屋大賞など、あらゆる著名な文学賞を総なめにしている人気作家・辻村深月さんのデビュー作です。同作は第31回メフィスト賞を受賞、2008年からはコミカライズもされるなど、人気を博しました。

「学園を舞台とした同作は、ミステリとしての要素だけではなく、未完成で傷つきやすい高校生たちの交錯する関係をも楽しむことができます。あまりに切ない物語の結末が、胸を打つこと間違いなし!」(カドブン編集者Y)

メフィスト賞を受賞した学園ミステリ

雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2ヵ月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。第31回メフィスト賞受賞作。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

6、赤川次郎『三毛猫ホームズの推理』(KADOKAWA刊)



1984年に1作目が出版されて以来、40年近く続いている超ご長寿ミステリで、累計3億万部以上を売り上げる大人気シリーズです。2007年にはコミカライズ、これまで3度ドラマ化がされるなど、長年にわたり読者に愛されてきました。

「赤川次郎さんの代表作ともいえる「三毛猫ホームズ」シリーズの第1作。猫が主役という異色の設定と、赤川さんの持ち味である軽妙な語り口で、普段ミステリを読まない方でも作品の魅力に引きずり込まれてしまいます」(カドブン編集者H)

独身刑事と猫の名推理を描く長寿ミステリシリーズ

時々物思いにふける癖のあるユニークな猫、ホームズ。血、アルコール、女性と三拍子そろってニガテな独身刑事、片山。二人のまわりには事件がいっぱい。三毛猫シリーズの記念すべき第一弾。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/199999149781/

7、今村昌弘『屍人荘の殺人』(東京創元社刊)



第27回鮎川哲也賞、第18回本格ミステリ大賞など、多くの著名な賞を受賞した圧巻のミステリ小説です。いずれの賞も、歴代の受賞者はその後の国内のミステリ界をけん引する作家ばかり。その後もヒット作を連発する、いま大注目のミステリ作家・今村昌弘さんによるデビュー作です。

「緻密な本格推理と個性的な登場人物たちが魅力のこちらの作品は、ミステリ界に”特殊設定ミステリブーム”を巻き起こしました。パニックホラー好きの方に一押しの一冊です!」(カドブン編集者H)

ミステリ界の数々の賞を受賞した衝撃的デビュー作

神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通う探偵少女、剣崎比留子とともに曰くつきの映画研究部の夏合宿に参加することに。合宿初日の夜、彼らは想像だにしなかった事態に遭遇し、宿泊先の紫湛荘に立て籠りを余儀なくされる。全員が死ぬか生きるかの極限状況のもと、映研の一人が密室で惨殺死体となって発見されるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。――たった一時間半で世界は一変した。究極の絶望の淵で、探偵たちは生き残り謎を解き明かせるのか?! 予測不可能な奇想と破格の謎解きが見事に融合する、第27回鮎川哲也賞受賞作。/解説=有栖川有栖

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

8、三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(KADOKAWA刊)



2012年に本屋大賞にノミネート、2017年には映画化もされました。人見知りの古書店主・栞子が、お客さんが持ち込む古本にまつわる謎を解いていく"古書ミステリ"。2022年3月には第3弾が刊行されました。

「1話ごとに古書を中心として謎が展開しており、その元ネタを知っているとついほくそ笑んでしまいます。知らない作品が出てくると、つい買って読むこともしばしば。日常ミステリでありながら、同時に読書における水先案内人にもなってくれる作品です。格調高い古典とミステリの世界に、どっぷりと浸かってみませんか」(カドブン編集者H)

古い本には人の秘密が詰まっています──大ヒット古書ミステリ

鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。
だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。
これは“古書と秘密”の物語。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/201101000190/

9、新川帆立『元彼の遺言状』(宝島社刊)



「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状から始まるこの作品。2020年に選考委員満場一致で『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、シリーズ累計は80万部を突破。2022年には綾瀬はるかさん主演でドラマ化されるなど、人気を博しています。

「元カレの遺産を求めて奔走する敏腕弁護士麗子のパワフルな活躍ぶりがスカッと爽快です。新川さんご本人も現役弁護士で、作中に出てくる法律用語はどれもためになるものばかりです」(カドブン編集者T)

金に目がない女性弁護士が活躍する”遺産相続ミステリ”

本年度の第19回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、金に目がない凄腕女性弁護士が活躍する、遺産相続ミステリー! 「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残して、大手製薬会社の御曹司・森川栄治が亡くなった。学生時代に彼と3か月だけ交際していた弁護士の剣持麗子は、犯人候補に名乗り出た栄治の友人の代理人として、森川家の主催する「犯人選考会」に参加することとなった。数百億円とも言われる財産の分け前を獲得するべく、麗子は自らの依頼人を犯人に仕立て上げようと奔走する。一方、麗子は元カノの一人としても軽井沢の屋敷を譲り受けることになっていた。ところが、避暑地を訪れて手続きを行なったその晩、くだんの遺書が保管されていた金庫が盗まれ、栄治の顧問弁護士であった町弁が何者かによって殺害されてしまう――。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)

10、歌野晶午『密室殺人ゲーム 王手飛車取り』(講談社刊)



日本推理作家協会賞などを受賞し、本格ミステリ作家として高い評価を受ける歌野さん。「密室殺人ゲーム」シリーズ1作目の『―王手飛車取り』は第8回本格ミステリ大賞、2作目の『―2.0』は第10回本格ミステリ大賞を受賞。同シリーズでは"歌野ワールド"を最大限に味わうことができます。

「殺人マニアたちの繰り広げる殺人推理ゲームのトリックは圧巻! パズルや数独を解くかのような精妙なロジックを味わえます。短編収録という形態なので、この本一冊でいくつものミステリを楽しむことができるのも魅力です」(カドブン編集者D)

密室で繰り広げられる”殺人ゲーム”の行方は―?

※『密室殺人ゲーム王手飛車取り』より

“頭狂人”“044APD”“aXe(アクス)”“ザンギャ君”“伴道全教授”。奇妙なニックネームの5人が、ネット上で殺人推理ゲームの出題をしあう。ただし、ここで語られる殺人はすべて、出題者の手で実行ずみの現実に起きた殺人なのである…。リアル殺人ゲームの行き着く先は!? 歌野本格の粋を心して堪能せよ。

(あらすじ:BOOK☆WALKERより引用)


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