『ビッグイシュー日本版』の人気連載をまとめた単行本『社会の中で居場所をつくる 自閉症の僕が生きていく風景(対話篇・往復書簡)』(ビッグイシュー日本)がこのたび角川文庫になりました! 新タイトル『東田くん、どう思う?』は山登氏がたびたび手紙の中で呼びかける言葉。時に繰り出される東田くんからの衝撃の回答や刺激的な質問に、山登先生も負けじとジャブを返す――という、まさに読み応えたっぷりの書簡集です。
カドブンでは文庫版特別付録の対談を、写真つきで特別公開! 久しぶりの再会。お互いの近況や、昨今の障害に関する話題をたっぷり語ってくださいました。
(司会・構成/編集部)
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――久しぶりに再会された印象はいかがですか。
東田 先生はまったくお変わりなく、お元気そうで良かったです。おわり。

山登 ありがとうございます。東田くん、めがねを変えましたか?

東田 するどいです。おわり。

山登 僕も前はこのめがねじゃなかったんだ。老眼がどんどん進みましてね(笑)。二年おきに作りかえる始末です。
東田 お仕事はお忙しいのですか。おわり。

山登 東田くんと前に会った時からそんなに変わっていないです。特別仕事は増えていません。東田くんは毎日、執筆活動をしているんですか。次の本の予定とかは? 「絆創膏日記」をウェブ連載されてもいますよね。

東田 (この本を)文庫化することと、今は僕のブログを毎日更新しています。先生のお仕事についてお聞きしても良いですか。おわり。

山登 仕事というのは?
東田 外来の患者さんの疾患の割合は、最近変わってきたのでしょうか。大人の発達障害が増えてきたと言われて、それなりに時間が経ちました。「あしたごみすていく!」。
(編集部注. 頭に浮かんだ言葉が、東田さんの口から飛び出したようだ)

書籍

『東田くん、どう思う? 自閉症者と精神科医の往復書簡』

東田 直樹 山登 敬之

定価 691円(本体640円+税)

発売日:2019年02月23日

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