「戦都の陰陽師」「妖草師」シリーズなどで人気の時代小説作家・武内涼さん。待望の新作『暗殺者、野風』は、強大な敵に立ち向かう美しき少女暗殺者の姿を描いた戦国エンターテインメントです。
その刊行を記念して、学生時代の恩師である文芸評論家・早稲田大学教授の高橋敏夫さんとの対談が実現! 新作のこと、武内作品の魅力からデビュー前の秘蔵エピソードまで、楽しい話題が次々と飛び出した師弟対談をお楽しみください。
高橋 敏夫                                         武内 涼

高橋 敏夫        武内 涼

高橋:武内さんとはかれこれ十五年以上のお付き合いになりますね。

武内:もうそんなに経つんですね。早稲田大学の文学部で講義を拝聴し、卒論指導をしていただいて以来のご縁です。先生の指導を受けていた研究室の光景をよく覚えていますよ。

高橋:武内さんが卒論のテーマに選んだのが「忍者小説の系譜」。これまで数え切れないくらい卒論指導をしてきたけど、忍者をテーマに選んだ学生は武内さんが初めてです。この先も出てこないんじゃないかな。

武内:僕は子供の頃から忍者が大好きで、映画監督になって時代劇を撮るのが夢だったんです。そのためには忍者の歴史をしっかり知ることが必要だと思って、卒論の前半では実在した忍者の歴史、後半では忍者小説の系譜をたどりました。今思えばかなりの枚数があったと思います。

書籍

『暗殺者、野風』

武内 涼

定価 1728円(本体1600円+税)

発売日:2017年6月1日

ネット書店で購入する

    書籍

    『本の旅人』2017年6月号

    角川書店編集部

    定価 100円(本体93円+税)

    発売日:2017年05月27日

    ネット書店で購入する