新書『江夏の21球』刊行を記念した「今こそ山際淳司を読み直す」。次々と飛び出す「鉄人」衣笠祥雄さんから見た山際さんと江夏さんのエピソード。野球に対して考えていることの方向性が合っていたからこそうまくやれていたという江夏さんと衣笠さんは、「江夏の21球」についてどんな感想を抱いたのでしょうか? そして、「江夏の21球」にも描かれていなかった優勝決定直後の江夏さんの言葉とは? 山際さんの子息である犬塚星司さんと、衣笠さんによる対談の後編です。
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野球のシステムが変わり、駆け引きの比重が軽くなった

犬塚:江夏さんのノートのお話をうかがって、野球における駆け引きの大切さが身にしみました。

衣笠:昔はそうだったよ。ピッチャーは中3日で先発しなくてはならなかったから、いかに1球で打たせるかということをずっと考えている。リリーフがいないときにできるだけ球数を少なくするために、どういう配球で投げたらこのバッターは手を出してくれるかが大切だった。少ない球で多くの人数をアウトにとる。それがピッチャーの究極だよ。今は違ってきたけれど。

書籍

『江夏の21球』

山際 淳司

定価 907円(本体840円+税)

発売日:2017年07月10日

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