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書誌情報



  • あいつらが来ると、人が死ぬ。 辻村深月、初の本格ホラーミステリ長編!

    闇祓

    • 著者 辻村深月
    • 発売日 2021年10月29日
    • 定価 1870円(本体1700円 + 税)

    「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」
    クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。
    しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。
    唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。
    ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。
    身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。一気読みエンタテインメント!

    「うちのクラスの転校生は何かがおかしい――」
    クラスになじめない転校生・要に、親切に接する委員長・澪。
    しかし、そんな彼女に要は不審な態度で迫る。
    唐突に「今日、家に行っていい?」と尋ねたり、家の周りに出没したり……。
    ヤバい行動を繰り返す要に恐怖を覚えた澪は憧れの先輩・神原に助けを求めるが――。
    身近にある名前を持たない悪意が増殖し、迫ってくる。一気読みエンタテインメント!



著者コメント




著者プロフィール


辻村深月(つじむら・みづき)

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影踏み』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』など著書多数。


ヤミハラとは?


ヤミ-ハラ【闇ハラ】闇ハラスメントの略。
ヤミ-ハラスメント【闇ハラスメント】精神・心が闇の状態にあることから生ずる、自分の事情や思いなどを一方的に相手に押しつけ、不快にさせる言動・行為。本人が意図する、しないにかかわらず、相手が不快に思い、自身の尊厳を傷つけられたり、脅威を感じた場合はこれにあたる。やみハラスメント。闇ハラ。ヤミハラ。




登場人物紹介


†高校†


みお

千葉県内の私立高校・三峯学園に通う二年生。祖母、両親、弟の雫と5 人暮らし。


かなめ

詰襟姿の転校生。澪に対して不審な態度で迫ってくる。


花果

はなか

澪の親友。バレー部に所属している。


沙穂

さほ

澪の親友。恋愛話が大好き。


神原一太

かんばら・いった

澪の陸上部の先輩で、憧れの存在。


†団地†


三木島梨津

みきしま・りつ

フリーアナウンサー。サワタリ団地515 号室の住人。


雄基

ゆうき

梨津の夫。団地内で飛び降り自殺に遭遇する。


奏人

かなと

梨津のひとり息子。小学一年生。


かおり

学校ボランティア・読み聞かせ委員会に所属する女性。


沢渡博美

さわたり・ひろみ

サワタリ団地最上階701 号の住人。


沢渡恭平

さわたり・きょうへい

デザイナー。サワタリ団地のリノベーションデザインを手掛ける。


沢渡朝陽

さわたり・あさひ

小学六年生の児童会長。


†会社†


鈴井俊哉

すずい・としや

ヨツミヤフーズ営業二課の社員。入社三年目。


丸山睦美

まるやま・むつみ

営業二課主任、鈴井の先輩。小学生の子供がいる。


佐藤課長

さとうかちょう

営業二課の課長。部下に対する言動が時に厳し過ぎることも。


ジンさん

五十代の男性。中途採用され営業二課に所属している。


†小学校†


草太

そうた

区立楠道小学校に通う五年生。


虎之介

とらのすけ

両親は弁護士。勉強ができるが粗暴な一面も。


早智子

さちこ

草太の母親。


二子

にこ

転校生の男子。班長として虎之介の世話を焼いているらしいが……。



著者インタビュー







対談・書評










  • 作品の幅を広げ進化し続ける作家。大切な人との絆を感じる傑作短篇

    きのうの影踏み

    • 著者 辻村 深月
    • 発売日 2018年08月24日
    • 定価 616円(本体560円+税)
    • (角川文庫)

    日常に忍び寄る少しの違和感や背筋の凍る恐怖譚から、温かさが残る救済の物語まで、著者の“怖くて好きなもの”を詰め込んだ多彩な魂の怪異集。

    日常に忍び寄る少しの違和感や背筋の凍る恐怖譚から、温かさが残る救済の物語まで、著者の“怖くて好きなもの”を詰め込んだ多彩な魂の怪異集。


    • 著者 辻村 深月
    • 発売日 2021年10月15日
    • 定価 704円(本体640円+税)
    • (講談社文庫)

    美しい「思い出」として記憶された日々――。
    その裏側に触れたとき、見ていた世界は豹変する。
    無自覚な心の内をあぶりだす「鳥肌」必至の傑作短編集!

    美しい「思い出」として記憶された日々――。
    その裏側に触れたとき、見ていた世界は豹変する。
    無自覚な心の内をあぶりだす「鳥肌」必至の傑作短編集!


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