イカちゃんクマちゃんがおすすめの小説をご紹介!
三木よう子さんが【note】で連載中のマンガ「イカちゃんクマちゃん」。ちょっと(?)強引で感情的なイカちゃんと、たいていのことには動じないしっかり者のクマちゃんのやりとりがクスッとできると大人気です。
実はこのイカちゃん、小説にも詳しいみたいです。イカちゃんの本棚から、特におすすめの文庫をマンガでご紹介!
今回ご紹介するのはこちら!
黒川博行さん著、『悪果』とは?
おまえは極道よりも性根が腐っとる――
大阪府警今里署のマル暴担当刑事・堀内は、相棒の伊達とともに賭博の現場に突入。逮捕者の取調べから明らかになった金の流れをネタに客を強請り始める。かつてなくリアルに描かれる、警察小説の最高傑作!
黒川博行さんの『悪果』は、大阪府警のマル暴担、つまり暴力団に関する事案を扱う刑事2人を主人公とした<堀内・伊達>シリーズの第一弾です。
コワモテが揃うというマル暴担の中でも、長年にわたり暴力団関係者内にネタ元を持ち、関係を維持し続ける堀内は、ある意味で悪よりも”悪い”存在。
黒川博行さんのハードボイルドが結実したリアルな筆致に、震えあがってしまう一方、悪い2人のファンになってしまう読者も多数の大人気作品です。