冲方丁さん、辻村深月さん、森見登美彦さんの三人の選考委員が絶賛し、圧倒的な高評価で野性時代フロンティア文学賞を受賞した『永遠についての証明』。
本書の刊行を記念して、第9回野性時代フロンティア文学賞の選評を公開します。

※こちらの選評は「小説 野性時代」2018年5月号に発表されたものの転載です。

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・受賞作

永遠についての証明 岩井圭也(岩井圭吾改め)

【あらすじ】
特別推薦生として協和大学の数学科にやってきた瞭司と熊沢、そして佐那。眩いばかりの数学的才能を持つ瞭司に惹きつけられるように三人は結びつき、共同研究で画期的な成果を上げる。しかし瞭司の過剰な才能は周囲の人間を巻き込み、関係性を修復不可能なほどに引き裂いてしまう。出会いから17年後、失意のなかで死んだ瞭司の研究ノートを手にした熊沢は、そこに未解決問題「コラッツ予想」の証明と思われる記述を発見する。贖罪の気持ちを抱える熊沢は、ノートに挑むことで再び瞭司と向き合うことを決意するが――。

・奨励賞

親子喧嘩 坂梨福朗

・最終候補作品
永遠についての証明 岩井圭也
嘘つき達のキッチン 小松知佳
親子喧嘩 坂梨福朗

選考委員/冲方 丁・辻村深月・森見登美彦(敬称略/50音順)

書籍

『永遠についての証明』

岩井 圭也

定価 1620円(本体1500円+税)

発売日:2018年08月31日

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    書籍

    「小説 野性時代」第174号 2018年5月号

    小説 野性時代編集部

    定価 860円(本体796円+税)

    発売日:2018年04月12日

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