愛する息子は、殺人犯か、被害者か。それとも――
映画「望み」ついに本日公開です!
原作は、『クローズド・ノート』『検察側の罪人』の雫井脩介が執筆時、最も悩み苦しみ抜いた、渾身のサスペンス小説『望み』(角川文庫)。
読者満足度は驚異の100%(ブクログ調べ)を記録し、累計発行部数は20万部超のベストセラー小説が満を持して映画化されます。
原作者・雫井脩介も「自分の作品の原作映画で、こんなに何度も泣かされるなんて!」とコメント。
家族それぞれへの共感に涙が止まらない、感動のサスペンス・エンタテインメントです。
息子の無実を願う父の石川
本作が初共演のふたりのインタビュー記事を公開中!
https://kadobun.jp/feature/interview/ebjqb2t6z34k.html
行方不明になる高校生の息子・
いま注目を集める若手俳優ふたりのコメントもご紹介します。
■石川規士役 岡田健史さん
この度、映画「望み」で規士役を演じさせて頂きました岡田健史です。実は「望み」に関しては原作から読ませて頂いていてこの作品の大ファンでした。その作品の映画化に関われたことを心から感謝しております。規士を演じた僕が現時点で語れることはかなり限られていますので、皆様にはこれだけ伝えさせて頂きます。是非、劇場で観てください。愛とは、親子とは、人とは、いろんな事を考えさせられる作品です。たとえ、親子であっても子供は親の所有物ではない。人は孤独でしかない。その中で互いを愛し、愛され合うという儚さ、愛おしさを感じて頂けたら幸いです。
■石川雅役 清原果耶さん
自分がどう生きていけるか、今この状況をどう切り抜けるか。私が演じたのは本能的にそれをやってのける女の子です。それがこの家族の中で生きている彼女なりの選択、だと考えれば共感も出来て受け止める事が出来ました。とにかく積み重ねの日々で、堤監督が溢れんばかりの熱量で導いて下さるのがとても有り難かったです。共演させて頂いた堤さん、石田さん、岡田さんとは空き時間に「昨日の晩ご飯何食べた?」なんて他愛もないお話をしたりしたのですが和やかで暖かいその雰囲気が色んな意味で拠り所になっていたようにも思います。それぞれの「望み」の形と、辿り着く先を一緒に迎えて下されば幸いです。
【映画あらすじ】
一級建築士の石川一登とフリー校正者の妻・貴代美は、一登がデザインを手掛けた邸宅で、高一の息子・規士と中三の娘・雅と共に幸せに暮らしていた。規士は怪我でサッカー部を辞めて以来遊び仲間が増え、無断外泊が多くなっていた。高校受験を控えた雅は、一流校合格を目指し、毎日塾通いに励んでいた。冬休みのある晩、規士は家を出たきり帰らず、連絡すら途絶えてしまう。翌日、一登と貴代美が警察に通報すべきか心配していると、同級生が殺害されたというニュースが流れる。警察の調べによると、規士が事件へ関与している可能性が高いという。さらには、もう一人殺されているという噂が広がる。父、母、妹――それぞれの<望み>が交錯する。
■映画情報
出演:堤真一 石田ゆり子 岡田健史 清原果耶 ほか
監督:堤幸彦
原作:雫井脩介『望み』(角川文庫刊)
脚本:奥寺佐渡子
音楽:山内達哉
主題歌:森山直太朗「落日」(UNIVERSAL MUSIC)
© 2020「望み」製作委員会
配給:KADOKAWA
公式サイト nozomi-movie.jp
公開記念スペシャルサイト https://movie.walkerplus.com/special/nozomi/
公式Twitter @nozomimovie
■原作情報
規士を演じた岡田健史さんもファンだと明かす原作。
究極のシチュエーションに置かれた家族それぞれの濃密な心理描写をお楽しみください。
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著者:雫井脩介
定価:748円(本体680円+税)
ISBN:9784041082096
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