主演・杉野遥亮、原作・岩井圭也の話題作「永遠についての証明」がプレミアムドラマ枠で放送決定!
若き数学者たちの友情と葛藤を描いた本作を前編と後編の2週にわたってお届けします。
【前編】BSP4K・BS 同時 10月5日(日)夜10:00~10:45
【後編】BSP4K・BS 同時 10月12日(日)夜10:00~10:45
放送に先立ち、新たなキービジュアルを公開。
そして出演者のみなさんから撮影後のコメントをいただきました!
プレミアムドラマ「永遠についての証明」について
あらすじ
天才的な数学の才能を持つ三ツ矢暸司(杉野遥亮)は、協明大学数学科に特別推薦で入学。熊沢勇一(竜星涼)、斎藤佐那 (関水渚)と出会い、数学の難問に挑む中で、深い友情を育んでいく。しかし、暸司の圧倒的な才能は、次第に周囲に複雑な感情を呼び起こし、3人の関係は少しずつすれ違っていく。そんな彼らを温かく見守る教授(小澤征悦)、厳しく指導する教授(筧利夫)、そして息子を理解しようとする暸司の母親(岸本加世子)、さまざまな視点が交差する中、暸司はただ一人、誰も解いたことがない「コラッツ予想」という難問にのめり込んでいく。「天才と秀才」、「閃きと努力」、「友情と孤独」、交錯する葛藤の果てには、予想だにしない結末が待ち受けていた――。
杉野遥亮さん コメント(三ツ矢瞭司 役)
瞭司は数学だけではなく色んなことが見えていたのかなと演じていて思いました。瞭司という人を演じてみて、演じる前よりも好きになれました。短い時間でしたが楽しかったです。
作品全体としての見どころは、瞭司と熊沢から生まれる化学反応に注目してほしいです。
竜星涼さん コメント(熊沢勇一 役)
人間らしくて熊沢が自分よりも優れてる人に嫉妬したり、またそんな自分に対して嫌悪感を感じたり、それも含めて青春って感じるんだなと思いながら演じさせていただきました。
暸司・佐那・熊沢の三者三様の生き方の選択っていうものに注目しながら自分はどのタイプなのか当てはめながら見ていただけると面白いんじゃないかなと思います。
関水渚さん コメント(斎藤佐那 役)
怖いもの知らずで、明るい未来ばかり想像しながら突き進んでいく佐那を演じていた日々は私も明るく前向きでいられました。共演者の皆様も素晴らしい先輩に恵まれ、撮影期間中はご褒美のような日々でした。
この作品は純粋無垢な大学生が30代の大人になっているシーンから始まります。人が大人になっていく過程が生々しく、だからこそ美しく描かれています。ぜひご覧ください!
筧利夫さん コメント(平賀寿彦 役)
数学者というこれまで経験したことのない役柄と難易度最強の台詞。想像力だけが頼りと丹念に台本を読み込み、小説をオンラインで購入し毎日研究するというかなりの日数をかけ充実した準備をし役に立ち向かいました。巨大な壁に立ち向かう青春真っ只中の若者が織りなす挑戦、諦め、挫折、そして達成。
このドラマを4Kでご覧になれる現在のテクノロジーが必ずや皆様を次なる時代へと連れ去っていくことでしょう。放送日までに覚悟をお決めになられることをお勧め致します。
小澤征悦さん コメント(小沼繁行 役)
「同じ方向を向いてる仲間がいるって、いいでしょ」
これは、自分が演じさせて頂いた小沼教授が、杉野さん演じる三ツ矢暸司に向けて発した言葉です。とても良いセリフ、言葉だなと感じました。この物語では、数学を通しての仲間、という意味ですが、これはどの分野、関係性でも同じです。撮影も同じです。志を持って、同じ目標に向かい、仲間と力を合わせて成し遂げて行く。軋轢や摩擦もあるかも知れないが、それを乗り越えた先に広がる景色が見たくて、頑張る。素敵なことです。でも、そこに馴染めない人も、必ずいます。それが、三ツ矢です。それが三ツ矢の哀しみであり、また、三ツ矢が天才たる由縁です。この作品でそんな空気感を感じて頂けたら、とても幸いです。
ドラマ概要
特集ドラマ「永遠についての証明」
【放送予定】
前編 [BSP4K] [BS] 2025年10月5日(日)夜10時~10時45分
後編 [BSP4K] [BS] 2025年10月12日(日) 夜10時~10時45分
【原作】岩井圭也『永遠についての証明』(角川文庫)
【脚本】山岡潤平
【音楽】青木沙也果
【出演】杉野遥亮 竜星涼 関水渚 筧利夫 岸本加世子 小澤征悦 ほか
【演出】塚本連平
【制作統括】志村彰(The icon) 神林伸太郎(NHKエンタープライズ) 谷口卓敬(NHK)
▼ドラマ「永遠についての証明」番組ホームページ
https://www.nhk.jp/p/ts/EN1P3MW617/
原作小説『永遠についての証明』について
ドラマ化帯で出荷スタート!
2025年9月10日(水)より、ドラマ化帯を巻いた原作小説『永遠についての証明』(角川文庫)の出荷がスタート!
新帯付きの商品は、2025年9月中旬から下旬にかけて順次書店店頭に並び始める予定です。
※展開開始時期・取り扱い状況は書店により異なりますのでご了承ください。
※ネット書店でご注文の際には、ドラマ化帯が付いていない場合がございますのでご注意ください。
書誌情報
書 名:『永遠についての証明』
著 者:岩井 圭也
発売日:2022年01月21日
圧倒的「数覚」に恵まれた瞭司の死後、熊沢はその遺書といえる研究ノートを入手するが――冲方丁、辻村深月、森見登美彦絶賛! 選考委員の圧倒的評価を勝ち取った、第9回野性時代フロンティア文学賞受賞作!
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322108000240/
著者プロフィール
岩井圭也(いわい・けいや)
1987年生まれ。大阪府出身。北海道大学大学院農学院修了。2018年「永遠についての証明」で第9回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。その他の著書に『プリズン・ドクター』『文身』『水よ踊れ』『この夜が明ければ』『竜血の山』『生者のポエトリー』『最後の鑑定人』『付き添うひと 子ども担当弁護士・朧太一』『完全なる白銀』『楽園の犬』『暗い引力』『われは熊楠』『科捜研の砦』『舞台には誰もいない』『夜更けより静かな場所』『いつも駅からだった』『汽水域』『サバイブ!』『追憶の鑑定人』などがある。