2022年12月の刊行以来、圧倒的「奈良売れ」で重版が止まらない〈名作文学×現代奈良パロディ〉小説『今昔奈良物語集』。フォロワー6万超えのTwitterアカウント「卑屈な奈良県民bot」の中の人2号こと「あをにまる」氏による本作は、奈良県民なら絶対笑える地元ネタに加え、誰もが知る名作文学や時事ネタが満載。「笑ってしまうので電車で読むのは危険!」「元ネタの文学作品と合わせ読みしたくなる」と評判を呼び、話題は奈良を飛び出して全国へと広がっています。
大好評を記念してまさかの「奈良コラボ」が実現! 奈良在住の漫画家で『泣きたい夜の甘味処』で知られる中山有香里さんによる、描き下ろし紹介マンガを公開します。
「・・・・・・どういうこと?」と思ったそこのあなた。今すぐ書籍をチェック!
書籍紹介
『今昔奈良物語集』
『今昔奈良物語集』(KADOKAWA)定価1,595円(10%税込)
名作が、現代奈良で生まれ変わる。抱腹絶倒のパロディ小説集
黒須は激怒した。必ず、かの邪知暴虐のぼったくりバーを除かねばならぬと決意した――。大和八木の実家に暮らす独身無職の黒須は、大阪に住む悪友・瀬川を訪ねる。久しぶりの再会を喜ぶ二人は、一晩飲み明かそうと宗右衛門町のキャバクラへ。しかしそこは法外な値段設定のぼったくりバーだった! 手持ちが足らない黒須は、瀬川を人質として店に残し、奈良の実家へ現金を取りに戻るため走り出す。(「走れ黒須」)ほか全11篇。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322207000257/
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プロフィール
あをにまる
1994年生まれ。奈良県出身在住。2021年に小説投稿WEBサイト「カクヨム」に投稿した「ファンキー竹取物語」が、はてなインターネット文学賞大賞を受賞。同作を収録した『今昔奈良物語集』にて作家デビュー。
インタビューはこちら:https://kadobun.jp/feature/interview/8rm11qiir50k.html
『泣きたい夜の甘味処』
『泣きたい夜の甘味処』(KADOKAWA)定価1,210円(10%税込)
第9回料理レシピ本大賞コミック賞受賞
とある町に、ひっそりとたたずむ一軒の甘味処。熊と鮭が営むこのお店は、夜だけしか営業していません。提供するのは温かいお茶と、甘いもの一品だけ。今夜も、疲れて泣きたい人々がこの店に迷い込みます。
夢をあきらめた夜、
愛する人を想う夜、
自分のことが嫌いになった夜。
――そんな夜は、この店で涙を流してもいいんだよ。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322105000627/
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『疲れた人に夜食を届ける出前店』
『疲れた人に夜食を届ける出前店』(KADOKAWA)定価1,210円(10%税込)
「癒しレシピシリーズ」第二弾!
とある町の片隅で、クマがはじめた夜食の出前店。従業員はサケ、ゴリラ、ネコ。
物語が進むにつれ、怖そうだけど心優しき魔王、かわいいけど粗暴な天使、引きこもりの吉村、甘いもの好きな部長などが加わって…。
いつも頑張っているあなたが、温かいごはんを食べてこの1週間を乗り越えられますように。
詳細:https://www.kadokawa.co.jp/product/322205001026/
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プロフィール
中山有香里(なかやま・ゆかり)
奈良県在住の看護師・イラストレーター。著書『ズルいくらいに1年目を乗り切る看護技術』(メディカ出版)が累計20万部のベストセラーに。2022年1月、初の創作漫画『泣きたい夜の甘味処』を刊行し、同年9月、第9回料理レシピ本大賞コミック賞を受賞。