業界の注目を集める新鋭が正面から挑む、サイエンス×ミステリ!
新刊『最後の鑑定人』(岩井圭也・著)好評発売中!
次々に話題作を発表して注目を集める岩井圭也さんの新刊『最後の鑑定人』が、2022年7月29日に刊行されました。
元科捜研のエースと言われた男・土門誠が、鑑定によって不可解な事件の真実を暴くエモーショナルなサイエンス×ミステリです!
科学によって明かされる真実の先にあるものは……。
いち早く全国の書店員さんから届いた、本作への熱いコメントをご紹介します!
あらすじ
「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」
「最後の鑑定人」と呼ばれ、科捜研のエースとして「彼に鑑定できない証拠物なら、他の誰にも鑑定できない」と言わしめた男・土門誠。ある事件をきっかけに科捜研を辞めた土門は、民間の鑑定所を開設する。無駄を嫌い、余計な話は一切しないという奇人ながら、その群を抜いた能力により持ち込まれる不可解な事件を科学の力で解決していく。
感想を寄せてくださった読者からの熱烈な声をお届けします。
※いただいたコメントの一部を抜粋して掲載しています。
好きすぎて冷静にコメントが書けません……。
ストーリーはもちろん「最後の鑑定人」と呼ばれる土門をはじめとするクセの強い登場人物がとにかく魅力的。
犯人の独白という形で真相が語られるのが殊に良くて、この作品の最大の魅力と言える。
岩井先生またしても新境地開拓! 今年必読の1冊です。シリーズ化熱烈に希望!!
(六本松蔦屋書店 峯多美子さん)
お・も・し・ろ・い!!
是非シリーズ化お願いします!
新たな作品を読ませて頂くたびに、「代表作誕生だ!」と思う岩井圭也先生凄すぎる!!
一気読みです!
(文真堂書店ビバモール本庄店 山本智子さん)
めちゃめちゃ面白かったです!!
頭脳明晰でミステリアスな土門誠に夢中になりました!!
警察が取りこぼして見えなかった真実が、土門の手で浮かび上がり真犯人が炙り出される様に惹かれずにはいられない!
章を追うごとに土門の過去や背景が徐々に明らかになりどんどん面白くなっていく!
(ジュンク堂書店名古屋栄店 西田有里さん)
常人には見つけることさえできない“痕跡”から、事件にちりばめられた嘘と真実を鮮やかに浮かび上がらせる土門氏にシビれました!
鑑定方法、着眼点、データの読み取り技術によって、そんなことまでわかるなんて……。
土門氏の意味深な言葉にワクワクしっぱなしで読みました。
ブレない“最後の鑑定人”への信頼は読めば読むほど強くなって、だからこそ、最終話で明かされた過去に納得でした。
(紀伊國屋書店京橋店 坂上麻季さん)
科学的な鑑定の話だけでなく、しっかりとした人間ドラマもあり、さすが岩井圭也!! という作品。
面白かった。読むのが楽しかった。あっというまに読んでしまうのがもったいなかった。
実写化希望です!
(宮脇書店ゆめモール下関店 吉井めぐみさん)
一癖も二癖もあるキャラクターたちが、およそ不可能だと思える事件に矜持を持って立ち向かってゆく姿が本当にかっこいい!
いつでも、身の内に秘めた情熱の滾る音が聞こえてくるような岩井作品が大好きです。
(鹿島ブックセンター 八巻明日香さん)
今までに読んだことのないまったく新しいジャンルのミステリー。
とにもかくにも、面白い! 面白すぎる!!
科学ってすごいんだな~。捜査にこんな風に使われているんだ~。
こんな物から、犯人を見つける手掛かりが、などなど、驚いていたら、読み終わっていました。
専門用語や聞きなれない言葉が出てきますが、わかりやすい説明をしてくれるので、ひっかかって止まることなく、読めました。
(卓示書店河口湖ベル店 匿名)
こんなに興味を惹かれる人達が出てくる小説がおもしろくないわけがない!!
「最後の鑑定人」と呼ばれ無駄を嫌う男、土門。“特製ハーブ水”を勧めてくる技官の高倉。
そこに舞い込む事件。
科学の正確さと、人間の身勝手な嘘を見せつけられる。
彼の過去にあった事件の真相を知りたくてページを捲る手が止まらなかった。
(あおい書店富士店 鈴木裕里さん)
切ない。こんな切ない物語があるだろうか。
犯人の動機が切なすぎる。それが「人間」というものだろうか。
とてもおもしろい作品でした。一気に読んでしまいました。
(紀伊國屋書店エブリイ津高店 髙見晴子さん)
え、こんなわずかな物からこんなことがわかるの……? と始終驚きっぱなしでした。
そして、土門誠が本当にかっこいい……! 聞き込みが下手だったりとスーパーマンじゃないところもいい。
ページを追うごとにどんどん人間味が出てくるのもグッときます。
中高生の頃にこれを読んでいたら、土門誠に憧れて鑑定人を目指していたと思うほど、ノックアウトされました。
(紀伊國屋書店鶴見大学ブックセンター 伊勢川さん)
「科学は嘘をつかない。嘘をつくのは、いつだって人間です」
この言葉は、作品を最後まで読むと深く心に刺さる。
「人間は嘘をつくからダメだ」とは一言も言っていないのだ。むしろ「人間は嘘をつくものだ」と受け入れている。
各エピソードで、嘘をつかざるを得なかった者達の自供を読んだ後だとその言葉の深い意味に気づかされた。
(HMV&BOOKS OKINAWA 中目太郎さん)
▼岩井圭也『最後の鑑定人』の詳細はこちら(KADOKAWAオフィシャルページ)
https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000439/
こちらの記事もおすすめ!
著者の本線となるべき読みどころ満載な一冊。シリーズ化を熱望。――『最後の鑑定人』岩井圭也 レビュー【評者:北上次郎】
https://kadobun.jp/reviews/entry-46323.html