撮影:佐山順丸 取材・文:高関聖子(アンチェイン)
江戸川区角野栄子児童文学館(仮称)パネル展示 inアリオ葛西
東京・江戸川区の葛西エリアにあるなぎさ公園に、江戸川区角野栄子児童文学館(仮称)が令和5年7月にオープン予定。角野栄子さんとは、江戸川区ゆかりの児童文学作家で、あの『魔女の宅急便』の作者としても大変有名です。現在、「角野栄子さんってどんな人?」をキーワードに、角野さんや児童文学館を紹介するパネル展が江戸川区の大型ショッピングセンター「アリオ葛西」で開催中。その様子を少し覗いてみましょう!
葛西駅、葛西臨海公園駅とのアクセスもよく、品揃えも多い、江戸川区の人気ショッピングセンター「アリオ葛西」。この催事場では現在、「江戸川区角野栄子児童文学館(仮称)」のパネル展を開催中。角野さんを知らない人にも楽しく学べる展示を目指して「角野栄子さんの紹介コーナー」、「角野栄子児童文学館(仮称)紹介コーナー」と大きく分けて2つのコーナーを設置。ここでしか見られない貴重な資料が展示されており、角野さんのファンのみならず、お子さん連れのご家族たちも楽しめる空間となっています。
角野栄子さんってどんな人?
角野栄子さんは1935年生まれ。3歳から23歳まで江戸川区・北小岩で過ごし、幼いころは江戸川の土手など豊かな自然の中で育ちました。そこで培った豊かな感性で、『魔女の宅急便』や『おばけのアッチ』シリーズなど、素晴らしい児童文学を多く生み出してきました。その数はなんと250作品以上。今回のパネル展では、角野さんの生い立ちを丁寧に解説したパネルと、小岩時代の貴重な写真が展示されています。
角野さんの本と出会えるファンタジックなブックワゴンも展示
角野栄子さんが生み出した人気作のひとつに、『アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ』シリーズがあります。アッチは、レストランに住む食いしん坊のおばけ。コッチは床屋さんに住むおしゃれなおばけ。ソッチはあめ屋さんに住む歌の好きなおばけ。1979年に『スパゲッティがたべたいよう』でスタートした同シリーズは、子どもたちにたちまち人気となり、世代を超えていまも多くの人に読み継がれています。このおばけのアッチたちをもっと知ってほしいという願いを込めて、ブックワゴン『おばけのアッチのほんだな』が作られ、今回のパネル展に設置されています。
児童文学の素晴らしさを伝える夢のような文学館を目指して
このたび、角野栄子さんの功績を称えて「江戸川区角野栄子児童文学館(仮称)」が南葛西・なぎさ公園に開設されることになりました。なぎさ公園は、子どもから大人まで楽しめる総合レクリエーション公園の一部。スポーツ広場やポニーランドなどもある自然豊かな環境の中で、どのような施設が建てられるのか、今回のパネル展では模型や図解でわかりやすく解説しています。
そして、子どもの想像力を掻き立てるようなデザインの児童文学館の完成予想図を、約200分の1スケールの再現した模型も設置。今回の江戸川区角野栄子児童文学館(仮称)パネル展示、は10月31日まで。ぜひご家族で足を運んでみませんか。
パネル展概要
江戸川区角野栄子児童文学館(仮称)パネル展示
アリオ葛西(10月1日~10月31日)
(東京都江戸川区東葛西9-3-3)
https://kasai.ario.jp
江戸川区角野栄子児童文学館(仮称)とは?
児童文学の傑作で、世界中の子どもに夢を与えた『魔女の宅急便』の作者、角野栄子さん。これまでに250作品以上を生み出し、創作活動に邁進してきた角野さんにとって、ゆかりの地である江戸川区に児童文学館が設立されることになりました。これは、児童文学の素晴らしさを発信するためのベースステーションとして、江戸川区が建設を計画。現在、2023年の開設に向けて準備中です。建設場所は、総合レクリエーション公園「なぎさ公園」の展望の丘。江戸川区の自然に囲まれたこの場所で、新しく生まれる児童文学館にぜひご期待ください!
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e081/kuseijoho/keikaku/bungakukan/index.html