―― ご自宅でお仕事をされているので、お子さんたちと接する時間も長いのでは?
としお:長いですね。夕方子どもたちが学校や保育園から帰ってくると、そのあとはずっと一緒。
あきこ:「帰ってきたら遊ぼうねー!」って言われてますからね(笑)。
としお:忙しいときは夜も仕事することがあるんですが、自宅の2階がアトリエなので、子どもたちも見に来るんですね。特に次女は僕の仕事を見るのが好きで、作業台の上に座ってじーっと見ています。のりを手渡してくれたり、「他の色にしたら?」なんて言い出したりもして。今回の絵本に出てくるウサギを青くしたらと言われて却下したときは、ちょっとしょげてましたけどね(笑)。
あきこ:長女は小さい頃、「私もお仕事しよう!」って言って絵を描いていました。絵を描くことイコール仕事、と認識しているみたいです。
―― お子さんたちに絵本の読み聞かせをすることは?
としお:「読んで」と言って持ってくるので、よく読んでますよ。ただ長いお話の絵本をリクエストされると、ちょっとげんなりしてしまうことも……。そういうお父さんって結構多いと思うので、短い文章で、一緒に遊びながら読み聞かせできるような絵本を作りたいなと前から思っていたんですよね。今回の『そんなに みないで くださいな』はまさにそんな絵本なので、お父さんの読み聞かせにもおすすめです。
あきこ:「そんなに みないで くださいな」「そんなにみてると…」のあと、「こちょこちょしちゃうぞ!」なんてふざけるのも楽しいですしね。絵本をきっかけに、親と子で楽しいひとときを過ごしてもらえたらうれしいです。
accototo(アッコトト)
1971年、大阪府生まれのふくだとしおと、1978年、兵庫県生まれのふくだあきこによるユニット。絵本、絵画、壁画、立体、雑貨など、さまざまな分野で活動している。主な作品に、「うしろにいるのだあれ」シリーズ(幻冬舎)、「ポポくん」シリーズ(PHP研究所)、「ごらん」シリーズ、『あいうえ おりょうり めしあがれ』(イースト・プレス)、『だれのあしあと』『ちがう ちがう』(大日本図書)、『あるこう あるこう あるこうよ』(教育画劇)などがある。
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