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特集

知的興奮、ここに極まれり。「頭脳戦小説5選」

「この人には敵わない」と思わせる人がいます。1を聞いて10を知る人、こちらの気持ちをぴたりと言い当てる人、何もかも先読みして先回りしている人、成功の裏で考え抜いている人。
あの人の頭のなかは、いったいどうなっているのか。どんなところに目を付けて、どんなふうに思いを巡らしているのか。
今回ご紹介するのは、そんな「敵わない人」たちの頭脳のなかに飛び込むような、おすすめの頭脳戦小説5選です。
特殊なルールのゲームに次々と勝利していく女子高生、対戦相手の「0文字解答」で決勝に敗れたクイズプレーヤー、知略を駆使した異能力バトルに、名探偵たちによる推理ゲーム、そして塔の最上階を目指すギャンブルの連戦。
彼らの思考に少し追いついた時、彼らの考察がたどり着く「答え」を理解したとき、彼らの頭脳に打ちのめされたとき、沸き起こる知的興奮は他に代えがたいもの。ページを開いた瞬間にびびっと走るひらめきの気持ちよさに酔いしれてください。

きっとやつらには敵わない。おすすめの「頭脳戦小説5選」

青崎有吾『地雷グリコ』(KADOKAWA刊)



ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説!

射守矢真兎(いもりや・まと)。女子高生。勝負事に、やたらと強い。
平穏を望む彼女が日常の中で巻き込まれる、風変わりなゲームの数々。罠の位置を読み合いながら階段を上ったり(「地雷グリコ」)、百人一首の絵札を用いた神経衰弱に挑んだり(「坊主衰弱」)。次々と強者を打ち破る真兎の、勝負の先に待ち受けるものとは――ミステリ界の旗手が仕掛ける本格頭脳バトル小説、全5篇。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322011000437/

小川哲『君のクイズ』(朝日新聞出版)



第76回 日本推理作家協会賞[長編および連作短編集部門] 受賞

面白すぎる!! 驚くべき謎を解くミステリーとしても最高だし、こんなに興奮する小説に出会ったのも久しぶり。頼まれてもいないのに「推薦コメントを書かせて!」とお願いしてしまいました。小川哲さん、ほんとすごいな。
――伊坂幸太郎氏

一度本を開いたらもう終わりだ。面白すぎてそのまま読み切ってしまった。
熱くて、ワクワクして、予想もつかない感動が襲ってくる。
ミステリーでも、バトルものでも、人生ドラマでもある。
でもそれだけじゃない。ジャンルはたぶん「面白い小説」だ。
――佐久間宣行氏

****
『ゲームの王国』『嘘と正典』『地図と拳』。一作ごとに現代小説の到達点を更新し続ける著者の才気がほとばしる、唯一無二の<クイズ小説>が誕生しました。雑誌掲載時から共同通信や図書新聞の文芸時評等に取り上げられ、またSNSでも盛り上がりを見せる、話題沸騰の一冊です!

ストーリー:生放送のTV番組『Q-1グランプリ』決勝戦に出場したクイズプレーヤーの三島玲央は、対戦相手・本庄絆が、まだ一文字も問題が読まれぬうちに回答し正解し、優勝を果たすという不可解な事態をいぶかしむ。いったい彼はなぜ、正答できたのか? 真相を解明しようと彼について調べ、決勝戦を1問ずつ振り返る三島はやがて、自らの記憶も掘り起こしていくことになり――。
読めば、クイズプレーヤーの思考と世界がまるごと体験できる。人生のある瞬間が鮮やかによみがえる。そして読後、あなたの「知る」は更新される! 
「不可能犯罪」を解く一気読み必至の卓抜したミステリーにして、エモーショナルなのに知的興奮に満ちた超エンターテインメント!

(あらすじ:朝日新聞出版オフィシャルHPより引用)

詠坂雄二『君待秋ラは透きとおる』(角川文庫)



異能力ミステリ、最前線! 知略を駆使した異能力バトルを目撃せよ!

時空操作、鉄筋生成、猫化、空間統御―唯一無二の力「匿技」の持ち主たちを集める「日本特別技能振興会」。自他を透明化する匿技を持つも、ある理由から組織に背を向けて生きようとする君待秋ラだったが、ある「匿技士」の死をきっかけに、終わりなき戦いに巻き込まれてゆく。その背後には戦後「振興会」発足時からの巨大な闇が横たわっていた。

(あらすじ:KADOKAWAオフィシャルHPより引用)
詳細はこちら ⇒ https://www.kadokawa.co.jp/product/322203001803/

似鳥鶏『推理大戦』(講談社文庫)



世界最強の名探偵は、誰だ?

日本のある富豪が発見したという「聖遺物」。
世界的にも貴重なその「聖遺物」を手に入れるため、世界中のカトリックそして正教会は、威信と誇りをかけ「名探偵」を探し始めた。
いったい、なぜ?
それは、「聖遺物争奪」のために行われる、前代未聞の「推理ゲーム」に勝利するため。
アメリカ、ウクライナ、日本、ブラジル――。選ばれた強者たちは、全員が全員、論理という武器だけでなく「特殊能力」を所有する超人的な名探偵ばかりだった。つまり、全員が最強。しかし勝者は、たったひとりだけ。
つまり、真の名探偵も、たったひとり――。

(あらすじ:講談社オフィシャルHPより引用)

宮内悠介『黄色い夜』(集英社文庫)



金の流砂に呑まれる、恐怖と快感。
カバーイラスト担当 「岩元先輩ノ推薦」「ぬらりひょんの孫」の椎橋 寛 推薦!
螺旋の塔で繰り広げられる知能バトルを見届けよ!

東アフリカにあるE国内、荒野の果てに聳え立つ螺旋状の巨大な塔には無数のカジノが存在し、上層階では国家予算規模の金が動いているという。
イタリア人のピアッサと共にその塔に潜入した日本人ギャンブラーのルイは、ニセ神父やテロリストらを相手取り、頭脳戦を繰り広げて賭けに勝ち進み、国王のいる最上階を目指す。
彼の真の目的は国家転覆で――。
スリリングなギャンブル小説、ここに誕生!

(あらすじ:集英社オフィシャルHPより引用)

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