加賀藩出身の二人の若者がたどった対照的な人生を通して、武士の生きざま、死にざまを描いた意欲作『西郷の首』をめぐる対談。榎木さんは西郷隆盛を生んだ鹿児島の出身。古武術を研究し、時代劇復興に精力を傾ける。一方、意欲的に歴史・時代小説を発表している伊東さんは、『武士の<(いしぶみ)』『走狗(そうく)』に続く幕末維新三部作の完結編として『西郷の首』を構想したという。幕末維新について、時代小説について、時代劇についてお二人に存分に語っていただいた。
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西郷隆盛を描く幕末維新三部作

ーー以前、お二人はテレビ番組(尾上松也(おのえまつや)の謎解き歴史ミステリー「桜田門外の変 日本を変えた暗殺事件の謎」BS11)で共演されたそうですね。

伊東:あの回は、私はビデオ出演だったので厳密には共演とは言えませんが、楽屋で挨拶させていただきました。そのとき、後日ゆっくりお話ししたいな、と思ったんですよ。

榎木:廊下で立ち話をさせていただきましたね。私のほうこそ、いつかちゃんとお話ししたいなと思っていたので、こんなに早く実現して嬉しいです。対談のお話をいただいたとき、ちょうど『武士の碑』と『走狗』を読ませていただいたばかりだったんですよ。

書籍

『西郷の首』

伊東 潤

定価 1944円(本体1800円+税)

発売日:2017年09月29日

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    書籍

    『本の旅人2017年10月号』

    角川書店編集部

    定価 100円(本体93円+税)

    発売日:2017年09月27日

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