いよいよ5月12日(土)に公開となる映画「孤狼の血」。カドブンでは、<映画「孤狼の血」公開カウントダウン短期集中連載>として、映画公開まで「孤狼の血」情報をお届けします!
原作は、第69回日本推理作家協会賞を受賞した柚月裕子のベストセラー『孤狼の血』(角川文庫刊)。「警察小説×『仁義なき戦い』」と評された小説を「凶悪」('13年)や「日本で一番悪い奴ら」('16年)の白石和彌監督が映画化。暴力団対策法が成立する以前の広島を舞台に、組織間の激しい抗争を描く。
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暴対法成立以前の昭和63年の広島。捜査二課の新人・日岡秀一(松坂桃李)は、ヤクザとの癒着が噂される刑事・大上章吾(役所広司)とともに、金融会社社員失踪事件の捜査を担当する。違法捜査も辞さない大上に戸惑いながらも、日岡は経験を積んでいくが、失踪事件を機に対立する暴力団組同士の抗争が激化していくーー。
原作も映画もオススメ! 『孤狼の血』感想コメントをお届けします!!
※一部書籍特設サイトより引用しています。
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【原作】
緻密な構成、卓抜したリアリティ、予期せぬ結末。
いやぁ、おもしろい。正統派ハードボイルドに圧倒された。―――黒川博行氏(作家)
>>【『孤狼の血』対談 柚月裕子×黒川博行】書きたかった「裏の正義」
日本ミステリ史に残る、今世紀最高の悪徳警官小説だ。―――茶木則雄氏(書評家)
>>【レビュアー:茶木則夫】文庫解説『孤狼の血』
血塗られた仁義なき抗争と、孤独を癒す温かな人間の情……
相反する要素が見事に融合し、後半からラストにかけての高揚を伴う躍動感は特筆もの。
圧倒的な読後を約束する壮絶な一冊だ。―――三省堂書店 神保町本店 内田剛さん
圧巻のスピード感とワクワク感。これぞエンタメ小説!
読み終えるのがもったいなかった。―――廣文館 営業本部 山中潤一さん
【映画】
息もつかせぬテンポの良さに、久々に見終わるのがもったいない!と思わされた映画でした。たんなる警察・任侠モノに留まらない見ごたえで、本当に面白かったです。
―――ジュンク堂書店池袋本店 女性
『孤狼の血』は、「正義とは何か」を我々に訴えかけてくる、道徳映画としての側面を持っている。―――会社員 女性
原作を読んでから映画を観ても先が読めず「この後一体どうなる!?」という興奮が上映中、それこそ最後まで続く稀有な作品。大上と日岡の、映画と小説それぞれの異なる生き様にグッときた。―――紀伊國屋書店ららぽーと豊洲店 女性
こんな上司は絶対に嫌だけど、どこかにいて欲しいと、強く、強く思った。
―――啓文堂書店八幡山店 森田寿さん
目を背けたくなる描写もありましたが、
最後まで熱量を保ったまま突き抜ける物語は見ごたえがあり、最後まで骨太な映画でした。
―――会社員 男性
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映画を観てから原作を読むか、原作を読んでから映画を観るか、どちらでも楽しめる作品です! 映画「孤狼の血」は5月12日(土)より全国公開です。
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『孤狼の血』
著:柚月裕子
角川文庫
発売日:2017年8月25日
本体760円(税別)
https://promo.kadokawa.co.jp/korou/
「孤狼の血」2018年5月12日(土)全国公開
出演:役所広司 松坂桃李 真木よう子 音尾琢真 駿河太郎 中村倫也 阿部純子 /中村獅童 竹野内豊/滝藤賢一 矢島健一 田口トモロヲ ピエール 瀧 石橋蓮司 ・ 江口洋介
原作:柚月裕子(『孤狼の血』角川文庫 刊)
監督:白石和彌 脚本:池上純哉 音楽:安川午朗
撮影:灰原隆裕 照明:川井稔 録音:浦田和治 美術:今村力
企画協力:株式会社KADOKAWA
製作:「孤狼の血」製作委員会 配給:東映 126分
http://www.korou.jp/
©2018「孤狼の血」製作委員会