いよいよ今週末5月12日(土)に公開となる映画「孤狼の血」。カドブンでは、<映画「孤狼の血」公開カウントダウン短期集中連載>として、「孤狼の血」情報をお届けします!
>>短期集中連載① 観てから読むか?読んでから観るか? 感想コメント到着!
昭和63年の広島を舞台に、警察と暴力団を巻き込んだ凄惨な抗争劇を描いた柚月裕子原作の『孤狼の血』。白石和彌監督による映画の公開に先駆けて紀伊國屋ホールで映画「孤狼の血」公開記念のトークイベントが開催され、主人公の大上章吾役を演じた役所広司、原作者の柚月裕子、監督の白石和彌らが登壇した。
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2018年は、原作の角川文庫が創刊70周年という節目の年であることから、角川文庫の歴史についても触れながらイベントがスタート。
司会は、本作に署長役で出演もしている映画コメンテーター・赤ペン瀧川で、本作について自作のパワポで紹介。原作者の柚月、監督の白石、役所が順に登壇し、映画の魅力を語った。
劇中で印象的だったタバコの話になると、役所は、「実は禁煙をしたばかりのときにこの役が来まして……」と告白し、会場の笑いを誘った。
原作の続編『凶犬の眼』も既に刊行されており、白石は、映画での続編についても「ヒットして、みんなが行きたい、となったら行きたい。」と意欲を見せる。
最後に、柚月は「観終わったら、じっとしていられないような熱量のある映画。必ず誰かに惚れる映画なので、推しを見つけにぜひ劇場に足を運んでいただけたら」と観客にアピール、役所は「今、なかなかこういう映画の企画は通らない。きっと『正義とはなんじゃ?』と考えてもらえる映画になっています」とイベントを締めくくった。
映画「孤狼の血」は5月12日(土)より全国公開。
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『孤狼の血』
柚月 裕子
角川文庫
定価 821円(本体760円+税)
発売日:2017年08月25日
https://promo.kadokawa.co.jp/korou/
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『凶犬の眼』
柚月 裕子
KADOKAWA
定価 1728円(本体1600円+税)
発売日:2018年03月30日
https://promo.kadokawa.co.jp/korou/
「孤狼の血」2018年5月12日(土)全国公開
出演:役所広司 松坂桃李 真木よう子 音尾琢真 駿河太郎 中村倫也 阿部純子 /中村獅童 竹野内豊/滝藤賢一 矢島健一 田口トモロヲ ピエール 瀧 石橋蓮司 ・ 江口洋介
原作:柚月裕子(『孤狼の血』角川文庫 刊)
監督:白石和彌 脚本:池上純哉 音楽:安川午朗
撮影:灰原隆裕 照明:川井稔 録音:浦田和治 美術:今村力
企画協力:株式会社KADOKAWA
製作:「孤狼の血」製作委員会 配給:東映 126分
http://www.korou.jp/
©2018「孤狼の血」製作委員会
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